の、ハンディキャップマッチを思わせるサイズ感です。
ある特定作業用のために作られた極小導突き鋸です。既存のものに比べてさらに小さくなっています。
刃渡り約50mm、刃厚は実測0.2mmくらい、こんなサイズでも恐ろしく切れます。
大手刃物メーカーのホビー・クラフト用が、安全玩具に思えるほどです。
楽器用フレットソーとしては小さすぎますが、リペアや細かい部分の作業に使えるかもです。
ご興味ありましたらお問い合わせください。
端材整理を兼ねてペンブランクを作ってみました。
コアの場合、プレーン材を長年継続的に買えば、少しよさげなカーリー材の順番が回ってくるという感じです。
いつでも、お金を出せば買えるものではないのが悩ましいところです。
アンボイナは瘤と心材の中間部分(6:4くらい?)といった感じです。
地色とサップ、アオ部分のコントラストと木目の流れがウリです。
お気に召したものがあれば、こちらでポチってください。
発送は年明けからボチボチということで。
ネットでそれを検索すると、
キューバン(小葉) 、ホンジュラス(大葉)、そしてメキシカンの三種が出てきます。
最初の2つは当店でもお馴染みですが、メキシカン種だけは商材として扱ったことがありません。
メキシカン種について、恐らく国内では唯一触れられている考察記述がありまして、それは昭和の東大名誉教授が記した木の事典第19巻(全24巻)の中にあります。
「メキシコからコスタリカまでの太平洋側に分布し木材としては重要でない。」
要約したわけではなく、本当にこれだけしか触れられていません。
他の種のような立木、電子顕微鏡写真もなく、イラストさえありません。
1917年アメリカ農務省発行のマホガニー年鑑的な資料によりますと、メキシコからニューヨークへのトゥルーマホガニーの輸入は1893年は約11,000K.f、1910年でも約8000K.fあったとされています。他の中南米国からの入荷に対して1910年は約4倍の数値です。メキシコからの入荷材すべてがメキシカン種であったとは限りませんが、当時はそれ相応の物量が流通していたことが想像されます。
商材として扱ったことはないと言いましたが、一度だけメキシカン・マホを入手したことがあります。
米南部木材会社の爺様が収集した材の中に入っていたのです。
事業を引き継いだ孫ちゃんから処分するけどいる?と聞かれて二つ返事で譲ってもらいました。約20年前のことです。
収集材の中には、赤黒いキューバンマホや、いくら軍艦巻きよろしく眼玉がこぼれそうに入ったバーズアイ、
流木の変杢ウォルナットなど、サイズは小さいのですが、それはそれは木フェチな逸材がぎっしり入っていました。
前置きが長くなりましたが、その時のメキシカンマホガニーがこれです。
昨日書いたソプラノウクレレのサウンドボードに生まれ変わっています。
これが本当にメキシカン種なのかどうか同定するすべがないため、先達からの伝聞を尊重するしかありません。
木材としては非常に軽く、針葉樹と思ったくらいでした。
突然、メキシカン種が戻ってきて嬉しさのあまり、情報を整理してみました。
なるべく早く、メキシカンマホガニーの名誉を回復すべく追加リサーチしたいと考えています。
久々の入荷です、中島馨さん作。
当店のオーダー品というわけでなく、制作者発信のカスタム仕様になります。
これまで当方から供給した各種マホガニーやブラジリアンの”残り”を使った”かすタム”とも言えます。
よって、銘は”PATCHY”。なんともSDGsな作品です。
パッチーくん、見た目はいたってシンプル、ミニマリズムを貫いています。
肝心なサウンドは・・・完成直後なのにヴィンテージ・ウクレレの芳醇感を醸し出しています。
材自体が古いのも多少は貢献しているかもです。
ご興味ありましたらお問い合わせください。
うちでは珍しく柿の木が入荷しました。解体料亭の床柱、下半身です。
実際に使用されていたものですから相応な年数を経ていると思われます。もしかしてプリウォー?
外観にはそれっぽい杢が出ていますが、果たして中はどうなっていることやらです。
こういう木って、製材の仕方次第で銘木にも駄木にもなるのでチョー怖いですね。
鋸刃を入れる角度によって、杢の顔が全く異なりますから。
経験と眼力、鋭いカンをお持ちの方、ぜひトライしてみてください。
このままでも売ります。1050×φ末150~元240mm 恨みっこなし条件にて。
まったく大した事ではないのですが、自宅のガス給湯器交換をしようと思ったら、納期来年の6月以降と回答されました。
(半導体不足&コロナ禍影響で供給寸断、すでにウェイティング多数のようです)
今のところ、壊れたわけではなく、普通に使えていますが、何せ勤続24年(通常10~15年が交換目安らしい)ゆえ
いつ、イかれても不思議でない状態です。
このブログ読者の方で、どなたかそちら方面に太いパイプお持ちの方いらっしゃいませんでしょうか?
方々に声をかけているものの芳しい情報が集まりません。
ひとつよろしくお願いします。
モノがないと気づいてから慌てる極小心FWでした。
ちょっとよさげなマダガスカルです。
赤紫ベースにオレンジの閃光が走っています。
これでギターサイズならウハウハだったのですが、ウクレレでした。
爆鳴りウクレレ作ってください。
お求めはこちらでどうぞ。
知人木工家が発掘した15mm前後の柾目材を厚み半分に挽割ってみました。
厚みからして突板の加工残(突き尻)でしょうね。木端にスライス固定時の爪痕が残っています。
おかげで、ザ・シマコクとも言える見事なストライプが味わえます。
突板業界では一二を争う人気材、高級材と聞きました。
いわゆる”縞”黒檀ですが、その縞にも色々なパターンがあって興味深いです。
今回はエレキ材を想定しましたが、お好きな用途使ってください。
お求めはこちらでどうぞ。
フランス国旗に代表される3色のナニかしらを意味します。
そんなトリコの本花梨フィギャード材を挽き割ってみました。
甘い香りのするタイプです。
サップ部の”アオ”(カビですね)がチャームポイントです。
メイプルやトチでは嫌われますが、花梨に入ると大歓迎されます。
ただし、このカビも度が過ぎると黒くなってしまい残念賞です。
早くも連載3回目を迎えました、まほガニのマホちゃん(JKらしい)と巡る木材探訪!
他にも?ペダル特集に加えてパット・マルティーノ追悼記事などなど、相変わらずマニアックです。
詳しくはこちらでどうぞ。
来年も連載が続きますように、目標5年60回です。
FW物理課外実験第2弾です。
う~む、特徴をとらえているような、そうでもないような・・・。
最終的にはタップトーンや硬性、見た目で選び、迷ったらデータを確認してみるといった感じでしょうか。
波形に見られるディップやピークは、厚み、バー、ブレース、塗装等の調整で補正できるそうですから。
さらにご興味ありましたらお問い合わせください。
FFT(高速周波数変換)ソフトを使ってトーンウッドの周波数スぺクトルを解析してもらいました。
こんな☟感じで直接ボードに信号を送り測定します。
タテ軸が音の大きさ、ヨコ軸が周波数です。
このスペクトルで完成楽器の出音良しあしが分かれば良いのですが、あいにく材の段階での振動特性を見るだけです。
しかし、その差異が目で見えると何だか気になりますね。
当店の材には、このデータを付けて販売する日が来るかもしれません。
K様、試験実施いただき有難うございました。
チュィーーーーーーーーーーーーーーーーン
ご予約の方、超大変お待たせしました。
お待たせした分、大変上質なボディ材に仕上がっております。
紹介するのにナンですが、今回はご予約分だけでほぼ完売してしまいました。
3P塗りつぶし仕様のみ少々在庫ございます。
柾目だけで剥いでいただければ、塗りつぶさなくてもさほど違和感ないような気もします。
ご興味ありましたら、早めに御一報ください。
「旅してゴメン」というテレビ番組にアマチュアウクレレ製作家の杉浦浩二さんが出演されます。
これまでに製作された数々のオリジナルウクレレ紹介と、ウドちゃんと杉浦さんの絡みが見ものです。
放送予定は12月5日(日)16:55~ メ~テレ他7局で。
先の話でナンですが、来年は新たな方向に向かって漕ぎ出そうと思っています。
求む!職人。
かなり趣味性が高いと思っていた万年筆市場ですが、昨今のインクブームもあり幅広い世代に人気があるようです。
先日開催されたインターナショナルペンショーで見かけたこれ☟、FWも欲しかったです。
カスタムカットになりますが、ハワイアンコアやブラジリアン、ココボロ、マダガスカル各種などブランク材オーダー可能です。
詳しくはお問い合わせください。
古いマカッサルです。
黒檀類の中ではダントツにでかい木で柾目だけで400mmなんてのも見たことあります。
今回の入荷は柾目幅約200~320mm、t15mm、色々な用途に使えそうです。
秋の夜長は製材に限ります。
先ずは別注のオール・キューバンマホギター材から。
原材はいつものテーブルトップ、残った釘やネジの類で鋸刃を傷めないよう、疑わしき箇所は亡き者にします。
ここ以外にもパテで埋められていたり、板の中に沈んでいる(隠してある)こともあるので油断なりません。
念のためネオジウム磁石によるこっくりさん業務も必須です。
スモール用とはいえ、結局ドレッドノートまで余裕でとれそうです。
余った部分はウクレレなどに使ってくださいまし。
他にはウクレレ用のグラフテッドウォルナットやらマダガスカルローズ(重くて硬くて紫なタイプね)たち
ついでに、これまた別注のローズ・バールもペンブランクに。
何らかの理由で水中に沈んだ木は、圧倒的に古い木が多く、トーンウッドとしても珍重されます。
中米ならマホガニー、北米ならウォルナットやメイプル、そして、このレッドウッドなどが有名です。
特有の沈香があったり、色がタンニン成分由来で変化しています。
沈まずとも川に流れて下流の岸に引っかかったような木はドリフトウッドと呼ばれます。
通常の伐採材と変わらないように見えますが、しっかりと水中乾燥しているのか、とても軽いのが特徴です。
※豆情報
レッドウッドはセコイアとも呼びますが、メタセコイアとは別種です。ジャイアントセコイアとも異なります。
来週13日㈯~14日㈰は取引先イベント手伝いのためウェアハウスショップをお休みします。
ウェブショップの発送も15日から順次対応させていただきます。
ご不便をおかけしますが、よろしく哀愁です。
10年以上前になりますが、一時期オセアニア方面の木にはまりまして、ヒューオンパインを中心に集めていました。
他にはキングビリーパインとか、ニュージーランドのエンシェントカウリとか。
ヒューオンパインの特徴は老眼泣かせの超タイトグレイン、特有の精油香などです。
whitebait (シラス)と称される細かい流線杢が現れる板目も見どころです。
柾目の木口を見てみると、
拡大すると、
1cm間に多いところで約18本の年輪があります。直径に換算すると約9年で1cm大きくなるということでしょうか。
パタゴニアンサイプレス(アレルセ)や屋久杉同様、気が遠くなりそうな木のライフサイクルです。
を見るなら、聴くならLATTEST SPORTSに限ります。
634mの麓で堪能しました。
明日まで開催中です。
素晴らしいギターに会えて、ソロライブも楽しめます。(しかもチャージフリー)
ぜひミズマチで会いましょう。
詳しくはフライヤーをご覧ください。
「That one will not another will.」(甲が欲しくないことでも、乙が欲する)
はい、ド乙のFWです。
下写真のブラックインクが流れたトチと揺らぎ強めのタモは、引き違い戸の鴨居跡がチャームポイントになります。
BRWのビーム(梁)やキューバンマホガニーのテーブルトップに負けず劣らず、
和のアンティーク材にも独特なパティナ(古色)感があって好きです。
ご興味ありましたら、お問い合わせください。
の、フィンガーボード・ブランク材が入荷しました。
ベースサイズ、ギターサイズがごじゃいます。
某所に長年パレット積みされていたデッドストックの一部を分けてもらった次第です。
指板に成るべくカットされた素晴らしいクオリティです。しかも価格がお手頃ときたら見逃せません。
現在、業務用バルクオーダー受付中、単品販売も追って始めます。
詳しくはお問い合わせください。
例年、真冬に開催されていたアマチュアウクレレ製作家の展示会が次の土日に開催されます。
FWは、年一開店の木フェチカフェと格安端材・ウクレレ部材販売担当です。
一気に秋らしさが深まりそうな西荻「みずのそら」にどうぞ遊びに来てください。
先月、久々に売り出したローズバール、全部でペンブランク100本以上はあったのですがほぼ完売、
気を良くしてもう少し追加します。
ただし、今回も小トロないし赤身グレードがほとんどです。
ローズバールで中トロ以上は全体の10%以下(FW基準、ほぼ業務用向け)ですのでお許しください。
というのも、瘤のサイズ自体が小さく直径50cmで最大級、ほとんどは30cm以下です。
で、その中に皆さんお好きなアイバールがひしめき合い、クラスターが連なる部分というのは、
ほんのわずか、上述の10%かそれ以下といった分量なのです。(0%個体もあります)
最近のそれは、食べる直前にマロンクリームをウニウニ絞りだすそうです。
そのための器具を固定する木枠用材他をお取引先が納入されました、2年前の話ですが。
ソノケリンの板を納入されたとのことでしたが、これは別個体みたいです。
下の一枚板はモンキーポッド、右端のカップ置き?はオリーブのようです。
ラーメン+餃子+チャーハン+生ビール+杏仁豆腐にするか、丹波栗のモンブランにするか。
ほぼ同価格なので悩みます。
木フェチ飲食店、情報ありましたらお知らせください。
色々なことが動き出しましたね。当家の社会人一年生も久々に出社しました。
とはいえ、来るべき6回表の攻撃に備えて用心を怠らないようにせねばです。
そんな折、楽しそうなイベント「Boutique Guitar Lounge」が開催されます。
ブティークギター製作家の展示会とユーザーミュージシャンによるライブです。
会場は今いちばんヤングにホットなスポットです。
秋はミズマチでフィーバーしましょう。
来月から某ギター雑誌で木材紹介の連載始めます。偶然ですが、第一回目のお題はマホガニー。
スペースはわずかですが、そのうち見開きいただけるよう精進します。
を、知っている人はそれ相応のお年頃かと拝察します。
芥川賞作家でありながら、雀士で、観相術の大家でもあることは有名ですが、
戦前からクラシック音楽に造詣が深く、同時にオーディオにも血道をあげてこられたことはあまり知られていません。
本日は、実際に愛用された機器類でレコードコンサートが開催されると知り、隣町のふるさと文化館に自転車で行ってきました。
FWが高校生のころ、氏のオーディオ著作(下写真)で見た憧れの名機がそっくりそのまま寄贈され稼働していました。
イギリス製のスピーカー、アメリカ製の真空管アンプ、ドイツ製のアナログプレーヤー&カートリッジなどなど。
今回はブラームスを聴く回です。クラシック音楽は長くて苦手です。
お嬢さんは父上の留守中にレッドツェッペリンやフリーをボーイフレンドと聴いていたそうですが、
さすがにそれをリクエストするのは無理そうでした。
氏は著作の中で、一般家庭でレコード音楽を聴くには最高のシステムと自負されていました。
とはいえ没後40年が過ぎ(今年は生誕100年!)、主なき機器の状態が気になりましたが、しっかりメンテナンスされていました。
往年の音は、こんなものではないだろうとも思いましたが、先ずは現存していることに大感謝です。
FWのオーディオ備忘録にお付き合いいただき有難うございました。
の、ペンブランク材を作りました。
トップグレードではありませんが、ローズバールらしい色や木目の流れが楽しめます。
旧英領ホンジュラス産のスペシャリティウッドです。
見た目のバリエーションが豊富ですので、売り切れる前にじっくりお選びください。
こちらでどうぞ。
当店在庫色々あれど、
今後、まず同等ブツの再入荷はないであろうと思えるのが、このBRWの分厚い突板(略して厚突き)です。
厚いといっても0.6mmほどですから、6万円(の厚み)分くらいです。6千円でも同じです。
色、杢、オイニ、サイズ、いずれをとってもFWがこの時代に売り物として持っていること自体が奇跡だと思います。
なぁ~んだ突板かと思われるかもしれませんが、この薄シートのポテンシャルは計り知れないものがあります。
幅、長さ、木柄により数パターン在庫あります。
ミニマムロットはありますが、3’×6’合板やMDFなどへの貼付も可能です。
詳しくはお問い合わせください。
が、久々に入荷しました。2年ぶりくらいです。
目が良く詰んだAAAプレーンと写真のベアクローがあります。
ベアクローは本場ではHazelficte・通称ハーゼルと呼ばれ、H印がスタンプされていたりします。
木繊維の捻じれにより生じる杢ですので、ブックマッチといっても爪痕は微妙にズレます。
AAAグレードはひたすら美しいです。
お求めはこちらでどうぞ。
めらめらフレイム系のアーチドトップ材が出来ました。ジャパニーズハードメイプル・板屋 楓さんです。
@t20mm以上ありますので、余裕のアーチが削れます。
ウェアハウスで扱っております。追ってウェブショップにも掲出予定です。
太角材完売につき、残りはこの5Pラミネート平角のみとなりました。
基材は推定1970~80年代のデッドストック材(現地挽き)を使っています。
色、目通り、香り、いずれも申し分ありません。
この平角を作るには、L750の30mm角が3本必要ですが、こちらも残り少ないです。
売り切れれば、それで自動的に終売となります。
お好きな具(角材の中間材)をご指定いただけます。具は装飾的な意味合いだけでなく、接着性を高めるためです。
オーダーは一本から可能です。
への字角度付きローズネックが取れる材としましては、これまたそれなりに古いイーストインディアンがご用意できます。
詳しくはお問い合わせください。
昨日の工場におじゃまする前、情報としてこんな写真をいただいていました。
やはり、極厚オオバマホの座卓です。
サンプルとしてお作りになったようですが、あいにく陽の目を見なかったような・・・。
脚と同じ厚み、100mmはありそうです。
ご興味ありましたらお知らせください。仲介できるかもです。
とある木材会社倉庫におじゃましました。
早朝から出かけたので、今や入手困難サイズのオオバマホガニーを見ることができました。
近年のものではなく、輸入後数十年(推定30~40年)経過のオールドストック材です。
ちょっとした丸木舟が作れそうなサイズです。推定600kgはありそう。
厚み4インチ強の板材も発掘、幅広は900mmくらいあるかも。
全てというわけにはいきませんが、いくつかロックオンしました。
弾切れ、空砲が懸念されますので、どなたか早めに実弾補給願います。
詳しくはお問い合わせください。
2回目のアレを打ったら、年甲斐もなくがっつり副反応してしまったFWです。(現在7割方復活)
オヤジは反応しにくいと聞いていたのですが、意外と若いのかも、ぼくチン。
お客様と潜在的お客様?からバールの色について立て続けにご質問がありました。
「同じ木のバールと心材で色が違うことはあるのでしょうか?」
個体差あれどバールと心材は、ほぼ同色ないし同系色というのが一般論だと思います。
もし全く違うとすれば、それはこんな感じでしょうか。
少し変ですよね。いや、こんな人、会ったことないです。
バールができる木は限られているとはいえ、色だけで樹種同定することは難しいです。
バール全体の大きさ、杢の大きさ細かさ、アイバール(粒)のはじけ具合、白太の分量、香り等々、総合的に判断する必要があります。
が、入荷しました。
丸太で輸入されていた時代(90年代以前?)の遺物です。
ホワイトラベル期のカマカウクレレのようなプレーンな色、縞が得られそうです。
の、輪切りスラブ(厚板)です。クロッチのぐちゃぐちゃ部分が最高の見せ場になりそうです。
しかし、これをトップ材にした場合、接着できるのでしょうか?
エポキシ?ゴリラ?ロックタイト? どなたかお導きを、なにとぞ。
下写真は同じくホンローズのバール材、某ショップの売り物でUS$2,100(約23万円!)
アイバールもクラスターもありませんが、バール塊を構成している一部に違いありません。
ローズバールとしては最大級になります。
を、切り分けました。
杢が揉めている部分はエレキトップ材に。その他オーダーの1Pボディ材、ボウルブランク材などなど。
クラロは塗装前後でその表情が大きく変わる材です。
濡らしただけでもこんな感じ。
お求めはこちらでどうぞ。
※新着入荷の更新が滞っております。
ココボロ厚板、インドローズ厚板、マダガスカルローズ厚板、マホ1Pボディ&ネック用角材、BRW角材,ウクレレ材各種etc.
気になるものありましたらお気軽にお問い合わせください。
昨晩、ホームページが繋がらなくて申し訳ありませんでした。(誰も見てない?)
FWが料金を支払い忘れて止められたわけではなく、ジンドゥーサイト全部がダメだったようです。
記憶にある限り、初めてのことで驚きましたが、その日のうちに復旧できたようで助かりました。
寸断中の営業損失額は計り知れませんが、本日も張り切って営業します。
楽器工房で作られたペンが届きました。
一般的なハンドメイド木軸ペンはオイルやワックスなど簡易的な保護仕上げで済ますことが多いですが、
こちらは楽器製作工程などに使われる秘剤を使ったセミグロス仕上げになっています。
導管をある程度埋めてからコーティングすることで、木軸が乾燥や汗汚れなどから劣化することを防ぐとともに、
杢の強い材は、杢の輪郭をさらに鮮明に浮き出たせることができるそうです。
ハワイアンコア、マダガスカルローズ(D.maritima)ブラジリアンローズ・ネロ。
秋からイベントなどで販売予定とのことです。
当店にもブランク材が売りたいほどあるので、とっておきの材で別注してみます。
リクエストありましたらお聞かせください。
に、よさげなアンティーク・キューバンマホガニー(推定1800年代初期)です。
ジョージアン家具のようなギターができますよ、だんな。
色を付けなくてもマホガニー色のキューバンマホガニー。(当たり前ですが)
化粧板的な使い方になりますが、主張の強さは半端ないです。
この時代の材なら”幻の”なんて修辞語を使っても差し支えないでしょう。
お求めはこちらでどうぞ。
=ホンジュラス種になります。
ホンジュラスというのは現共和国の方ではなく、旧英領ホンジュラス(現ベリーズ)を指します。
他のローズ種でもバールがないかと思うのですが、芽ブシのようなもの以外見たことありません。
ローズバールは外形自体が小さいうえに、バールの粒々(アイバール)部分が少ないので木取りに苦労します。
さいわい、アイバールがなくても色の深みや杢の流れは特徴的で、グロス仕上げをすればさらにその凄みを増します。
紹介しておいてナンですが、販売用の在庫はなく、お待ちいただいている方向けのブツが
どこかで放出されるのを待つのみです。間違っても座卓や衝立で出てくることはありません。
の、2インチ厚サンプルが届きました。
コアの木は、ハワイ諸島各島に分布していると聞きますが、マウイ産が入手できたのは15年ぶりくらいです。
流通材のほとんどはハワイ島産ですので、少しは珍しいかもしれません。
今回の個体は、カールのピッチが細かく整っており、蜂蜜のように金色が鮮やかです。
詳しくはお問い合わせください。
ホームページをリニューアルしました。
2013年ごろ立ち上げてから、材木屋のサイトは、少しだらしない方が安心感があるだろう?との
妙なスタンスで放置してきましたが、オリンピック開催を記念して新装してみました。
パソコンでもスマホでも見やすいページにすることを第一義としましたが、いかがでしょうか?
特に新装開店セールとか企画していませんが、何かサービスしなきゃいけませんね。
期待せずご注文いただければ、何か良いことあるかもしれません。
ご祝儀買い、お待ち申し上げております。
今回のリニューアルにつきましては、当店のお客様かつ、この手の作業スペシャリストT様に
大変お世話になりました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
納品先でリペア中のベースを拝見しました。向学のために持たせていただいたら、軽いのなんの、経年変化だけではなく元から軽かったんだろうなと思える質感でした。
メイプルネックwスカンクも渋かったぁ
余談ですが、ウェアハウスまでの通勤途中に新道本日11時開通!
真っ青な自転車レーンがまぶしいです。
写真は昨日の夕方撮影、こっそり9.83で走ってやろうかなと思いましたが自粛しました。(50mを)
後で通ってきます。
良質スワンプアッシュの入手が難しくなった昨今、FWではこいつを秋から投入します。
知る人ぞ知る、’54エリックジョンソンモデルに代表される素材です。
国内でも事情通ビルダーにより採用されたのは既報のとおり。あらためてそのサウンドをチェックしますと・・・
初回入荷は、ボディ材換算約50枚分しかないので事前予約→写真選別を先行して、ウェブおよびウェアハウスでも単品販売する予定です。
予約詳細は、追ってお知らせします。
よろしく哀愁です。
オリンピック中継中の某公共放送ベテランアナウンサーさんを、途中までさだまさしと勘違いしていたFWです。
お待たせしていたお客様の別注材ですが、そのまま発送するにはもったいないクオリティですので、注文主にお許しいただき紹介します。
先ずは、キューバのキューちゃん、1Pソプラノ・ウクレレサイズです。
ド柾のアンティーク材は、見た目これ以上ないくらいシックです。
写真に撮ると色がよくわからないので、ホンジュラスと比較します。
続いては樹界の妖精ことアメリカンホリー。これをわざわざ黒染めにして使います。それがヴィンテージレプリカHSVのお約束なので。
最後は当店在庫分の超タイトグレイン・レッドウッド。もう少し幅があればギター材に最高なのですが・・・
数量をまとめていただければ、もろもろ別注対応します。ご予算にあわせてグレード提案もできますので先ずはご相談ください。