第三の人生

FWの大好物、元テーブルのマホガニー材です。

アンティークのテーブルトップに第二、いや第三の人生を吹き込む目的で

薄切りにしております。

立ち木として数百年、家具として百年以上、そして楽器として・・・

壮大なプロジェクトの一環です。(カッケー)

 

やっぱアフリカンかな。右は家具塗装の名残、
やっぱアフリカンかな。右は家具塗装の名残、

 

アンティーク家具屋さんに行くと、いつもマホガニーものを探してしまいます。

普通のお客さんはデザイン、キズの有無、パーツがオリジナルか否かなどといった点を見るのでしょうが、私は材の厚みばかりが気になります。(銭勘定です)

 

1900年代以降のテーブル材にはアフリカンマホガニーが多用されています。

天板は大きな面積ですので、そうせざるを得なかったのだと思います。

素晴らしい木材の一つだと思いますが、本物のマホガニー材を知ってしまうと、どうしても切なく見えてしまいます。

 

長年テーブルとして色々な生活の中で使われてきたそれらをバラすのに、後ろめたさがないわけではありません。

もちろん、まだまだ現役で使えそうなものや、史料的に価値の高い家具には一切手を出しません。(いや、高くて手も足も出ません)

倉庫の片隅でくすぶっているジャンク風往年のスターに、もう一度スポットライトを当ててやりたいと思うFWなのでした。

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コメント: 2
  • #1

    AGM渡辺 (木曜日, 26 9月 2013 16:52)

    浪漫がありますね。グッときます。
    キューバ産に出会う確立はやはり低いのでしょうか?
    素朴な疑問でございます。。

  • #2

    finewood1 (木曜日, 26 9月 2013 17:54)

    渡辺さん、やっぱり出会いは少ないです。
    にもかかわらず、見つけた時は脚のぐらつきを指摘して値切る腹黒FWです。

    あぁ、近所のトレジャーファクトリーとかで3000円くらいでころがっていませんかね~