マホたちの沈木

貴重な木資源は水中にもあります。

せ~の、
せ~の、

 

この丸太は中米ベリーズ(旧英領ホンジュラス)の河から引き揚げられました。

推定100年以上前に伐採されたものの、そのまま水中に沈んでしまい

そしてその後、ほぼ忘れ去られた状態になっていたようです。

 

ベリーズは国旗にマホガニーの木が描かれているくらいの木フェチ国家?であり

隣国グアテマラと並んで最も優良なホンジュラスマホガニーの産出国でした。

ももちがリーダーを努める工房とは無関係です。

 

 

マホガニーだけでなく、ウォルナット、メイプル等々、色々な樹種で沈木は存在します。

水中に沈んでいる間にバクテリアの活動によって木質が変化し、トーンウッドとして優良なものなる、という意見もあります。

FWとしては、それ以前に木自体のポテンシャルの高さの方に目が奪われます。

ジャングルの厳しい環境の中で、種から発芽し大木まで育ったであろう実生木には、独特の木味が存在します。

 

 

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コメント: 4
  • #1

    i (月曜日, 07 10月 2013 00:22)

    いつもいいのですが、今日のブログは堪らないです!
    大好きです♪

    今後とも宜しくお願い致しますm(__)m

  • #2

    finewood1 (月曜日, 07 10月 2013 07:51)

    Iさん、有難うございます。
    おバカなFWは"堪らない”とおっしゃっていただいたのが、
    つまらないのか、くだらないのか読めましぇんでした。

    やっぱ、ベリーズ国とベリーズ工房をかける、このあたりのギャグのセンスは超一流なのです。ゆるしてニャン。。

  • #3

    i (月曜日, 07 10月 2013 08:14)

    おはようございます。
    ももちも面白いですし、内容がすごく木フェチにはたまらなく好きな内容でした。実生のお話も挿し木と比べると断然たくましくて、強い感じが自分もしてます。ブルーベリーの話を引いてます(笑)。

    今後も楽器になる前の木の生い立ちなど記載楽しみにしております。

  • #4

    finewood1 (月曜日, 07 10月 2013 08:39)

    「実生」というワードに萌えていただいたIさん、さすが日本有数のベリーズ工房!です。

    今後は、FW家の献立やウエスト東京の天気などを中心に、より中身が充実したブログを目指したいと思います。