新聞の週末別刷り版に「今さら聞けない+」というコーナーがありまして、
少し前に楽器の倍音について書かれていました。
よくご存知の方はスルーしてください。
楽器は複数の音が重なってひとつの音色に聞こえており、その倍音の組み合わせで音色の印象が決まるそうです。
基本の音の周波数が261ヘルツ(ド)とすると、1オクターブ上のドが523ヘルツで2倍音、3倍の785ヘルツはさらに1オクターブ上のソです。
整数の倍音が多いとハッキリした音色(チャルメラなど)、奇数の倍音が多いと暗く、渋みのある音色(クラリネットなど)、奇数と偶数の倍音がそろっていると明るい音色(フルート、オーボエなど)に聞こえるそうです。
あと、整数の倍音以外の雑音が多いとザラつきのある音色(尺八、琵琶、打楽器など)になるそうです。
楽器の特徴を表すときに"倍音が豊か”とか、"倍音が多い”とかいいますが、
同じ楽器であっても演奏の仕方で倍音の質が変わってくる、下手の人は本来出せるはずの倍音がうまく引き出せていないとあります。
楽器が上手な方は上手に音を引き出せる人でもあるわけですね。
FWは倍音を出す前に基本の音がちゃんと出せるようにしなければなりません。
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