以前、このブログや連載コラムで取り上げたことのある小笠原桑。
島固有種は、本土や御蔵島のそれとはずいぶん趣が異なります。
もはや入手できないものと観念しておりましたが、島の方から吉報をいただきました。
芯までびっしり身がつまっているそう。
根っこ部分は根杢とも呼ばれる複雑怪奇な様相を呈することが多く、工芸家だけでなく
幅広い木フェチさんに見ていただきたい超絶レア材です。
![約20kgの根っ子部分](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=560x10000:format=jpg/path/s9995171101aef725/image/i5cab3d266110b82e/version/1441445752/image.jpg)
![こちらも根っ子](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=560x10000:format=jpg/path/s9995171101aef725/image/ibf4ec6308b3f97fb/version/1441445816/image.jpg)
島にはわずかに立ち木が残るものの、もちろん伐採禁止、厳しく管理されています。
バブル期には鑑賞用として相当な高値で取引されたそうです。
今般、有効利用することを条件に、FOR SALE ご希望です。
資源として貴重であるだけでなく、ここまで磨きあげた思い入れも相当おありのようでしたが、快く放出いただけそうです。
ご興味ありましたらお早めに連絡ください。
現物は父島にありますのでお近くの方はぜひお立ち寄りください。
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