沖縄の木

時はバブル期真っ只中、FW18歳の頃、当時人気の与論島に船旅したのですが、

現地郵便局から絵葉書をだす際、消印に″鹿児島”と入っていることに気づきました。

周りには沖縄に遊びに行ってくると伝えた手前、非常にバツの悪い思いでした。

そんなわけで、未だに沖縄は未踏の地であります。

 

代わりに沖縄のレア木、琉球黒檀をご紹介。

別名八重山黒木、方言でクルチとも呼ばれています。

真っ黒からツートン、スポルティッド調まで
真っ黒からツートン、スポルティッド調まで
黒くても白くても重い。黒柿の数倍感覚です。
黒くても白くても重い。黒柿の数倍感覚です。
貴重な黒ちゃん部分。
貴重な黒ちゃん部分。

沖縄では家を新築した時にこの木を植えるそうです。お金持ちになるからとか。

黒檀と名がつく以上、黒くあってほしいのですが、黒々しい心材を得るには相当な年月が必要になります。

三線の棹に使えるような資源はほぼ枯渇。今や残った端材を有効に使うしかありません。

 

写真の材はとある木工家さんの所蔵品。貴重なものを見せていただ有難うございました。