昨日は楽器の町・浜松の木材乾燥場とトレーサビリティ管理の現場におじゃましました。
SAKUWOOD業務の一環です。楽器の町は木材の町でもありました。
乾燥工場には大きさの違う窯が10窯以上あり、みな気持ちよくドライされていました。
楽器材は主に低温(45度~)、中温(60度~)でじっくり乾かします。
いつ、どこで(経度、緯度、高度)、だれが伐ったかまでピピッとわかります。
こんなことをすると業界では大変嫌われるそうです。
青森産ヒバを天然乾燥の上物木曽桧と偽って納めようとする下町の材木商がいるほど
いい加減な業界ですから。(とと姉ちゃん本日放映分より)
この製材場で加工される木は月齢伐採、葉枯らし、天然乾燥を施してから、必要なサイズ、形状で出荷されています。
で、今回のFW的収穫は、
極上広幅厚板。100mm厚で丸太一本分あっただに。
このサイズのカエデ、探してもまず見つからないのですが、あるところにはあります。
ご興味ありましたら電子手紙ください。
コメントをお書きください
おやぴん (金曜日, 22 4月 2016 14:13)
うーん、すばらしいです。
世界的にみても、材料が枯渇し、良材が取れないとはよく聞く話ですけど、
あるところにはある!!
こういうところが、日本のいいところです。実に小さな工房のような木材屋さんの倉庫に野積みでほかってたりしますからね。
よーく探さないといけませんね。
私は今、欧州や日本で、貴族や古民家の解体情報に敏感になっています。
スプルースの300年物なんて聞いた日には・・・・、即、飛んでいきますよ。
FINEWOOD (土曜日, 23 4月 2016 09:18)
古い木はいいですね~
木は死してなお成長しますので、そこが石とか金属とかガラスと違うところかと。
何か古材発掘されたら見せてください!
おやぴん (土曜日, 23 4月 2016 19:16)
承知しました。実は、拙宅からも貴店まで近い所に住んでいます!!ので、貴重な古材を発掘しましたら、即、見ていただきたいと思います。その節はよろしくお願いします!
FINEWOOD (日曜日, 24 4月 2016 09:32)
おやぴんさん、そうでしたか!
お使いになる言語から中部圏の業界の方と拝察しておりました。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。