ワシントン条約

日本を含めて世界182ヶ国が批准しているワシントン条約。

世界の貴重な動植物を密猟や違法伐採、違法取引から守るための国際的お約束です。

先月開催された第17回会議で新たにその対象樹種が増えたと教えてもらいました。

 

 

Dalbergia のお山。

トーンウッド関連では

Dalbergia種(ローズウッド)全種、そしてブビンガが附属書Ⅱに新登録。

これまでもローズウッドの一部は登録されていましたが、見分けがつかないものも多く、その判別手間を軽減させる意味合いが強いようです。

今までセーフだったチューリップウッドやキングウッドももちろん含まれます。

しかしブビンガまでもですか・・・

 

といっても、直ちに輸出入や販売ができないわけではありません。

あくまで、将来にわたって資源を守りつつ継続的に取引ができるよう、ここで少しブレーキを踏もうというのが附属書Ⅱの定義ですからね。

ただし国際間の取引時には輸出国証明や原産地証明などの書類が必要となりますので、流通は間違いなく滞りそうです。

本日のThe Ⅱ のみなさん。
本日のThe Ⅱ のみなさん。

次々世代までには自給自足実現を。

もう少し大きくなったら虹の豆で育ててもらおう!

 

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コメント: 2
  • #1

    おやぴん (金曜日, 28 10月 2016 20:07)

    Dalbergia nigraのお山、大好物です。
    ここ最近は、もう海外勢では期待できなくなってしまいましたしね。
    本当に日本国内のカスタムギターで注文しない限りは所有することもできません。
    日本には、ある所にはちゃんとあるのが大したものだと感心します。偉い!!
    でもね、相変わらずG様では、「おかわり」出さないみたいな。。忘れた頃にかな。
    しかし、店舗巡りをしていますが、高級ギターが売れてないですねえ・・・。
    日本に渦巻くデフレマインドを吹き飛ばし、もっと皆ギターを弾きましょう。
    希少木仕様のギターはいつ見てもすばらしいものですけどね。

  • #2

    FINEWOOD (土曜日, 29 10月 2016 08:31)

    おやぴんさん、お久しねぶりです。
    2年に一度の楽器フェアが迫ってきました。
    いち楽器好きとして、店頭ほどプレッシャーなくおさわりできるので楽しみです。
    どうしても変な木に目がいってしまいますけどね。
    行かれますよね?