ケボニーメイプル

前回の木材連載でも取り上げたケボニーウッド。

反響が大きかったおかげ?で、サンプルウッドをいただくことができました。

「針葉樹を広葉樹に変える」という技術ですが、広葉樹に対しても検証が進んでいます。

ノーマルメイプルとの比較
ノーマルメイプルとの比較
木口アップクロース 完全浸透
木口アップクロース 完全浸透

その優れた堅牢性からエクステリア材としてのイメージと実績が先行しているのですが、ケボニー技術の可能性はそれだけにとどまらない気がします。

トーンウッドとしては南洋ハードウッドの代替材として期待が持たれますが、単なる代替材ではなく、音響・物性ともに優れた加工材である可能性を追求してみます。

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コメント: 2
  • #1

    サカモト (月曜日, 26 6月 2017 14:37)

    新潟の貫木産業さんも 木材に樹脂を完全に含浸した木を何年か前から作られています。訪問した際に、楽器メーカーにもボリュームノブ用などで納めてるって言ってましたが。。。
    http://www.shinsyoren.or.jp/shisyo/syokounews/news22-11.html

  • #2

    FINEWOOD (月曜日, 26 6月 2017 19:50)

    色々と工夫されている企業がありますね!
    樹脂含侵でカチコチになったら、色々な用途に使えますね。
    楽器パーツも見てみたいです。