マダガスカル島

といえば、動植物問わず固有種が多く分布していることで知られていますが、ローズウッドもたくさんの種類が存在します。

一説によると亜種まで含めると30種かそれ以上確認されているようです。

こちらは楽器材としてよく見かけるDalbergia balonii種。

比重はローズとして並~やや高め、黒っぽいラインが入った個体は見た目もクールで人気があります。

こちらは鮮やかな紫色が特徴のDalbergia maritima種。

比重は1.00を超えます。昭和時代には床柱など建材として輸入されていたようです。

 

この種をブラジリアンローズと称して売っているところがあり、現物を見に行ったことがあるのですが、色、香り、比重どれをとっても明らかにこいつでした。どうしてそんな勘違いが起こるのかと思い、私が持参したブラジリアンをお見せしたら、店主曰くこんな材は初めてみたとおっしゃいました。悪気は一切ないのでしょうが、ビジネスでは知らないことは罪でもあると思いました。

最後はDalbergia madagascarensis。紫がかったこげ茶が特徴です。

比重はmaritimaほどではありませんが、相当高い方です。

madagascarensisのフィギャードタイプです。

名前どおり、現地では最もポピュラーな種で、国内へはmaritima同様、建材として輸入されていたようです。

当店でもドロップトップ材として少量扱っております。

ちなみにその個体はブラジリアンローズ!として入手したものでした。

 

色々なものに化けるマダガスカルローズウッド、お求めの際は、学名を確認されることをお勧めします。