お客様から今でもBRWの家具を作っている会社があるよと教えてもらいました。
昭和黄金期の突板パネルをしっかり保管されていたようですね。美しい杢目が目を引きます。
大変僭越ながら一点だけ突っ込むとすれば、
サイト内説明文中の「ブラジリアンローズウッドとは人跡未踏の秘境アマゾン川流域に繁殖する希少神秘の広葉樹」というくだり。
赤ラインがざっくりアマゾン川本流で周辺には無数の支流が存在します。
で、BRWは主に水色で囲んだ南東部の大西洋側地域に生育しています。(バイーア・ミナスジェライス・エスピリトサント・リオデジャネイロ州あたり)
ご覧のとおり、全くエリアが異なります。
以前、紹介したアマゾン川流域先住民の椅子展でも、BRWは一点もありませんでした。
あまりにエキゾチックな見た目から、BRW=秘境アマゾン川流域産という発想になってしまうのはやむを得ないのかもしれません。
街路樹のジャカランダ同様、勘違いされているケースは意外に多いのではないでしょうか。
偶然ですが、FWにも家具ディーラーさんから誘惑が届きました。
こちらはソリッドのBRWになります。推定1920~30年代です。
栃木くらいまでなら直ぐに取りにいくのですが・・・
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