ブラジリアンを除くローズウッド類において、その楽器完成品やパーツがCITES手続きの対象外になることが決まりましたね。素材自体の規制が緩和されたわけではありませんが、演奏家や楽器メーカーさんにとっては素晴らしい報せだったでしょう。
一方、国内ではヤフーがオークションやショッピングモール上で象牙やその製品を取引禁止することにしました。(11月1日より)
あくまで特定eコマース上の自主規制ですので、国内の象牙市場が閉鎖されたわけではありませんが、少しづつ包囲網が狭まりつつあるのは間違いありません。
近い将来、こんなスペックのギターは幻となりそうですね。
■バック&サイド:ブラジリアンローズウッド
■サウンドボード:アレルセ
■ナット&サドル:象牙
■ピックガード:べっ甲
■ヘッドインレイ:コツメカワウソ
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おやぴん (火曜日, 03 9月 2019 09:29)
こんにちは。まったく同感です。
ローズの今回の措置はひとまず安心で良かったです。
でも・・・・、やはりブラジリアンは対象外でした・・。
海外楽器店サイトを見ると、バンバンBRW指板のギターが販売されていて、ポチとしたいですが、個人輸入は不可能ですし。眺めては溜息が出ます。日本の一部の楽器店でも、LPモデルのBRW指板仕様の海外注文を断念したようでした。
さらに、現在益々真っ黒の奴が少なくなっているとも。
国内で見つけたが勝ち! それを使って特注で制作するのがいいのかなあと思い始めております。
FINEWOOD (火曜日, 03 9月 2019 15:02)
ローズはセーフでもネックがマホガニーだったらアウト?
オールローズ以外は気が抜けませんね。