を、知っている人はそれ相応のお年頃かと拝察します。
芥川賞作家でありながら、雀士で、観相術の大家でもあることは有名ですが、
戦前からクラシック音楽に造詣が深く、同時にオーディオにも血道をあげてこられたことはあまり知られていません。
本日は、実際に愛用された機器類でレコードコンサートが開催されると知り、隣町のふるさと文化館に自転車で行ってきました。
![タンノイ・オートグラフ 1964年製](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s9995171101aef725/image/i4c70c9e04c739130/version/1632567182/image.jpg)
![マッキントッシュ](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s9995171101aef725/image/i6d93d9015d228647/version/1632565648/image.jpg)
FWが高校生のころ、氏のオーディオ著作(下写真)で見た憧れの名機がそっくりそのまま寄贈され稼働していました。
イギリス製のスピーカー、アメリカ製の真空管アンプ、ドイツ製のアナログプレーヤー&カートリッジなどなど。
![昭和57年の文庫本270円](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s9995171101aef725/image/iff1acf2a1a2fdba2/version/1632567381/image.jpg)
![当時の最新かつ最高級機たち](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s9995171101aef725/image/i276cbb322815e54d/version/1632566926/image.jpg)
今回はブラームスを聴く回です。クラシック音楽は長くて苦手です。
お嬢さんは父上の留守中にレッドツェッペリンやフリーをボーイフレンドと聴いていたそうですが、
さすがにそれをリクエストするのは無理そうでした。
氏は著作の中で、一般家庭でレコード音楽を聴くには最高のシステムと自負されていました。
とはいえ没後40年が過ぎ(今年は生誕100年!)、主なき機器の状態が気になりましたが、しっかりメンテナンスされていました。
往年の音は、こんなものではないだろうとも思いましたが、先ずは現存していることに大感謝です。
FWのオーディオ備忘録にお付き合いいただき有難うございました。
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