一人親方

木フェチブログ一学期最後のテーマを考えていたのですが、

夢が叶わなかった、途中で頓挫してしまった仕事の報告をしておきます。

数年前から、ブラジル・マナウスのマホガニー原木輸入を計画していたのですが、その言い出しっぺ、コマンダーが亡くなってしまいました。

それも、去年の年明け直後に。

いつ頃からか音信が途切れたことを気にしつつ、コロナ禍ということもあり、そのままにしていたのですが、

先日、思い切ってこの仕事の紹介者に動静を尋ねたら、そういったことで、その方も月日がだいぶ経ってから偶然知ったとのことでした。

企業勤務時代にブラジル工場に赴任されたことをきっかけに、定年後、現地農産物の貿易をされており、その一環でマホガニーに巡り会ったと

聞かされていました。志半ばで今生の最後を迎えられ、一番残念に思っているのはご本人に違いありません。

マナウス(アマゾンの奥地)の農園に行こうと誘われていましたが、現地まで丸2日以上かかる旅ゆえ固辞していたことが今となっては悔やまれます。

どうされているのでしょうか、日系の農園主さん、そしてまだまだスリムだった2万本のオオバマホたち。

残されたサンプルボードと輪切りをながめつつ、Mさんのご冥福をお祈りします。合掌。

次回からは2023Ⅱ木フェチブログでお会いしましょう。