ブラジルはミナスジェライス州の小さな町の名前です。
この町から近日やってくるのは、ギター指板サイズになったブラジリアン・ローズウッド。
取り壊された教会のビーム(梁)4本分からリクレイムしたもので、木自体は伐採から推定100年以上経過していると思われます。
ミナスジェライス州はお隣のバイーア州と並んで同材の主産地で、かつては建材としてもたくさん消費(いわゆる地産地消)されてきました。時代を経て運良くリクレイムされる場合もあれば、そのまま産廃状態で消えた資源も多くあったと思われます。いつまでこのリクレイム作業が続けられるのかわかりませんが、地球の反対側から朗報が届く限り付き合っていくつもりです。

ここ数年、トーンウッド界隈ではアイキャッチ的な木柄、派手杢よりトラッドな柾目、ストレートグレイン、ソリッドカラーなどが好まれている気がします。つまりは保守的な嗜好ということでしょうか、経済全体の好況感の低さもその一因かもしれません。
今回は、そんな傾向と対策を踏まえてバイイングしました。
入荷後(10月中旬予定)は、ご予約順になりますが、現品確認販売します。
お気軽にお問い合わせください。
コメントをお書きください