早速、御利益に与りました。
信州で見っけたリアル シャム柿です。(ただし確証なし)
ペイルムーンエボニー(B&W)の地色を薄紫にしたような感じです。
今ではジリコテがシャム柿として流通していますが、こちらがご本家とのこと。
黒柿の代替として輸入されたものの、直ぐに枯渇したようです。
厚みを活かしてターニング材料などにいかがでしょうか?
幅もあるので、エレキのトップ材も作ってみます。
あっ、こんなのもありました。
東京ビッグサイトで6月7(水)~9(金)に開催されるグリーンビルド展に出展します。
FWでは、以前紹介した小笠原のアカギを使ったウクレレを展示します。
「侵略的外来種」アカギの有効活用が大命題です。
完成したプロトタイプは、思いのほか柔らかい音色でマホガニーにも負けていません。
ぜひ、試奏してください。
YGKでお馴染みの山崎ギター工房作。
出張中、時間ができたので懐かしいパワースポットを訪れました。
FWが青春時代(古っ)を過ごした京都の北野天満宮です。
本殿は修学旅行生に占拠されていたのですが、裏手にはこんな末社もありました。
中島馨さんの手による新作ギター情報です。
オリジナルは、ギブソンJ-185をベースとして製造されたエヴァリーブラザーズのアーティストモデル。
ポール・マッカートニーやミスチル桜井氏も後年モデルの愛用者として知られています。
今回は2本同一仕様によるオーダー品とのことです。
オリジナルのB&Sがベタ黒に対して、こちらはシースルーブラックとなっています。
「音に関しては、ギブソンっぽくザクッとバサッとした音になり、あのメイプルの質のおかげで変に丸っこい音になることもなく、ジャリッとしたギブソン感を再現できたと思います。」(ご本人談)
共木のメイプル(ハード)はストックありとのこと。
そのうちFW向けにも順番が回ってくるかもしれません。
催促ナシ条件で待っていただけるなら、FW経由でのオーダーも可能です。
詳しくはお問い合わせください。
こちらがオリジナルのエヴァリー兄弟、ドンとフィル。
Before(1957)
After(2004)
大型連休(NHK風に)、いかがお過ごしですか?
明日になってもサザエさん症候群には無縁のFWです。
先日、お手伝いした工房 楔さんからカスタムグリップ付きのペンをいただきました。
ジェットストリーム4色+シャーペンがベースです。
人気のフリクション(消しゴムで消えるやつね)にも金具を変えたら使えるそうです。
イベントでも大変人気のあった商品でした。
無機質な文房具も木とのコンビでぐっと優しい存在になります。
さまざまな樹種がラインナップされており、軸色とのコーデも楽しめます。
お求めは工房 楔 正規取扱店もしくは非正規取扱店FWまで。
もちろん各地で開催されるイベント会場でもお求めいただけます。
先日ご紹介した小豆ちゃんをアコギセットに木取ってみました。
もはやインドローズの類には見えません。
これ1セットしか取れませんでした。
お求めはこちらでどうぞ。
※お買い上げいただきました。
OZONクラフトマーケット始まりました。
工房 楔さんブースは開店と同時に人だかり。噂には聞いていましたが・・・・スゴい。
FW一押しは
工房 楔ブースは本日19時まで営業中。
オレンジマイスター永田氏がお待ちしております。(見習いFWはお役御免)
本日は珍木との出会いを求めて、とある場所を訪問。
まずはインドローズの変杢から。
色、大きさ、形状からして、まさに小豆杢と呼ばれるにふさわしい小紋です。
他には・・・
ご厚意でいくつかの珍木を譲っていただきました。
他にも色々と欲しい木があったのですが、欲張らず、少しづつ交渉してみます。
いやぁ、木フェチに生まれてよかった~ の気分です。
ゴールデンウイークの新宿名物、OZONEクラフトマーケットのご案内です。
5月3日~7日まで、2期にわたって新宿パークタワーで開催されます。
FWは3日、6F・工房 楔(せつ)さんブースに出没予定です。
いちおう販売応援ということですので、見かけたら何か買ってくださいね。
ブラジリアンやらホンデュランやらコアなど、FWお馴染みウッドも見れそうです。
西インド諸島産のキューバンマホガニーが再入荷しました。
近年のハイブリッド系、細かいカーリーの入った個体です。
しばし、エアドライですっきりしてもらいます。
来月の展示会で販売予定ですが、先行予約も受け付けます。
詳しくはお問い合わせを。
世間様は今週末からゴールデンウイークのようで何よりです。
念のため、FWウェアハウスショップの営業予定をお知らせします。
4/29~5/7 休みません。(5/3のみ午後から営業)
とはいえ、お客様の来店予定がない日は出かけるかもしれません。
事前のご予約をお願いいたします。
北米西海岸からやってきましたカーリーレッドウッド。
長きにわたって水中に沈んでいた木をサルベージしたものです。
根元に近い太重い木の一部が、ダム底に沈んだといわれています。
限定2セットだけです。
お求めはこちらでどうぞ。
いつでも人気のホンジュラスローズ・バール材。
木柄は昔の本花梨とよく似ていますが、色が超ディープパープルです。
ココボロにもバールができると聞きますが、それらしきものは見たことありません。
薄板ですが、For Sale します。
の、魅力について、とあるWeb媒体さんから取材依頼をいただきました!
「好きがもっと好きになる、好きが広がる」がテーマの大人向けメディアだそうです。
早速、企画書を拝見すると
ギターをつくるための木材や材料を販売している、FINEWOOD。 (イエ~す)
ボディ、ネック、飾りまで、ギターのすべてを自分で作ってしまうオーナー・
森さんに手間のかかるギターやウクレレを手作りする楽しさについて伺い、その
極意を教えていただきたいです。 (あのー、えっ~と・・・・)
どこで当方をお調べになったのかわかりませんが、あまりの発想の飛躍ぶりに困惑です。
そんな能力を持ち合わせていればよかったのですが、誠にあいすみません。
真実をお話しし、ご依頼を丁重にお断りし、ふさわしい方を紹介したいと返答しました。(その後の返信はありません)
もし我こそはと思う方、いらっしゃいましたらお知らせください!
とぼけたライターさんですが、話つないでみます。
先月オープンしたばかりのMusic Cafe & Bar「CHACO」におじゃましました。
場所は小田急線玉川学園前駅下車 徒歩10秒の超好立地。(バス停前)
オーナーはクラシックギターやヴァイオリン製作の老舗「茶位ギター工房」の茶位社長。
手持ちの銘木を惜しげもなく内装に使われています。
今後はジャンルにこだわらない店内イベントも充実させたいとのこと。
スケジュールなどニュースはFBページでご覧いただけます。
「木フェチの皆さん、ぜひお越しください!楽器&銘木談義しましょう!」
とのメッセージを茶位さんから預かりました。
木フェチブログで見たと言っていただければ、何かいいことあるかもしれません。
知り合いから、ヤフオクで違うIDで出品している?と聞かれたので、教えてもらったブツを見てみたら・・・見覚えのある材オンパレードでした。
再販するのは自由ですが、何だか説明文が・・・・
ちなみにこの材でウクレレを作っても、古いマーティンとは全く異なる音になると思います。匹敵するかしないかは腕次第ですが。
高値売却祈ります!
初めてのP.M.ライブ。後出しで武道館が追加された時はショックでした。
しかし、そのお代は最低でも4万、SS席10万だそうです。
それにはディナー&握手会でも付いているのでしょうか?
ということで、貧民はおとなしくドームのスタンド席から応援?します。
もう、成田でUターンしないでね。
久々のご紹介です。
ただ、これだけ木取るのにどれだけの木っ端が出たか思い出したくありません。
焼肉でいうところのみすじ、三角、いちぼ、ざぶとん、シャトーブリアンなどです。
数あるローズ類の中でも、こんなバールが得られるのは、このホンジュラスローズだけ。
紫がかった濃いブラウン地に激しくエキゾチックバールが渦巻いています。
ペンブランクサイズが主ですが、ナイフハンドルなどにも使えそうです。
詳しくはお問い合わせください。
たまに水をあげる以外は、ほぼひと冬放置(室内)していたのに物凄い生命力です。
この調子でいけば、2100年頃にはマホガニーあたりから伐採できそうです。
ムサシアンマホガニー、ご期待ください。
夜、テレビをつけたら、「木材販売会社経営」なんてキャプションとともに、20代の
若者と大きな丸太や一枚板が目に飛び込んできました。
U-29人生デザイン「都会で仕事に疲れた男を心から癒してくれたのは木でした」の巻。
再放送も15日にあるでよ。
FW自身の20代と比べると、全く成熟した大人の彼でした。
木の生命に匹敵する200年、300年と続く企業にしたいなんてくだりは感涙ものです。
カテゴリーは違えど木フェチ同志として、どこかでお会いしたいですね。
それまでにFWもビジョンらしきものを策定しておかないと・・・
常夏の島ハワイからマンゴー(非実)が届きました。
世界中の熱帯地域で栽培されるマンゴーですが、FWではハワイもしくは中米コスタリカ産をメインで扱っております。とにかく安いのちょうだいと言われれば、アジア産という手もあります。見た目はラワンみたいですが。
ギターサイズのよさげなセットができました。
ぎリぎり4Aと呼ばせていただきます。
一般的に木素材のグレーディングはほぼ見た目なのですが、本当は色、比重、目通り、
硬度、香り、乾燥状態、欠点数など様々な観点から判断したいところです。
特に楽器用は、ハイグレード材=高音質?であるはずがなく、用途や好みによっては
杢っ気の少ない方が適している場合もあるかと思うのです。(ウクレレとかね)
※即日お買い上げいただきました。
FWオークションの中でオススメ品をご紹介
先ずは、PT(プランテーション)キューバンマホ。
見た目の派手さは皆無ですが、マホガニー色に着色すればぐっと高級感が出ます。
加えて音の良さは間違いなし。ただし、この手を幻とか希少と謳うのはNGです。
同じ名前で呼ぶからいけないのでしょうが・・・
こちらはポプラのバール、ベース用ドロップトップ材。
バール材の中では比較的入手しやすいポプラですが、綺麗な部分だけ木取りされたものは多くありません。入り皮や穴だらけだと加工が大変ですからね。
ナチュラルでも木地着色でも使えます。
最後はセドロのへの字ネック材
香りがシダーに似ているだけで、センダン科の広葉樹です。ワシントン条約Ⅲ類所属。
まともなシガーボックスにはこの木が使われます。
残り約12時間を切って、3点まとめて650円!
God bless me!
しっかし、よくここまで筋張ったものです。
マイクロカールのハワイアンコア、和風にいうと糸縮みってやつです。
角度の浅い追い柾で、ほぼ4面チリチリです。
パトリオットタイプのペンなら20本!はとれそうです。
数年に一度の出会い、お見逃しなく。
よろしければオマケ奮発予定の即決価格でどうぞ。
※即時場外にてお買い上げいただきました。有難うございました。
35億 ウソ、1兆以上。(らしい)
ということで、やっとブルゾンちえみが分かってきたFWです。
ネタとはまったく関係なく、本日の木はボリビアンローズの柾子さまです。
言われなければ何の木か全くわからないのが特徴です。
いつもの競売でどうぞ。
1980年代、白黒ファッションが流行していました。
コムデギャルソン風素材、2種をオークションアップします。
いずれも重くて堅くて扱いの難しい素材です。
おまけに、写真では分かりづらいのですがタイトクラック満載。
修整しながら使っていただくことが条件ですが、その価値はある材かと思います。
価格交渉お待ちしています。
ある時はパーフェロ、陰ではモラド、売りやすくするためにはサントスローズウッドとかボリビアンローズウッドと名乗ります。楽器では指板やネック材に使われることが多いですが、あいにくローズウッドではありません。
なので、CITESフリー!代替材候補の筆頭格です。
「フィドルのバックみたいな杢」という意味で使われています。
フィドルというのはご存知のとおりヴァイオリンの俗語ですが、ヴァイオリニストとフィドラーには大きな違いがあるようです。
ドレッドノートサイズで入荷しました。6Pフルセットも1点だけありまふ。
お早めにウェブショップでどうぞ。
一番ブツブツなのちょうだいと言ったらこれが来ました。
東ヨーロッパ産のマスターグレード材です。
小粒ながらしっかり眼は見開かれています。
とりあえずサンプルがわりに調達してみたのでこれ1セットだけです。
お求めはこちらでどうぞ。
※即日お買い上げいただきました。おおきに。
5年くらい前からでしょうか、G社やM社の指板として使われ始めたリッチライト。
今さらながら、素材として初めて手にしました。
「天然木の繊維と樹脂を合成した非多孔性の素材」、リッチライト。
出始めの頃は再生”紙”を圧縮し樹脂で固めたものと言われていましたが、少しでも聞こえが良いように言い回しが微妙に変化してきました。
まっ、主たる原材料は木であることに変わりなく、楽器業界としてはエボニーなどハードウッドの代替になれば、こんな素晴らしいことはありません。
職業柄、ついボードを片手でつまみ、耳元まで掲げコツいてみます。
厚み約6.5mm、ドンドコドンと鈍く低い音がします。関根勤(カンコンキン)的な写真左側マダガスカルエボニーとはずいぶん響きが異なります。
比重としてはエボニーにとても近い印象です。
楽器用指板に使われているものと、これ(写真右カッティングボード)が同じ組成かどうかわかりませんが、同じものだとするといささか不安を覚えます。
というか、最近使われていますかね? あまり聞かないような・・・
どなたか詳しい方、リッチライト情報お寄せください。
エボニーではなく”ケボニー”といいます。
ノルウェイで開発されたソフトウッドをハードウッドに変える技術。
植物由来成分を木に加圧注入することで、その劇的な変化が得られます。
加工後はパインがまるでチークかマホガニーのように見えます。
見た目だけでなく、硬度、物性、比重などもハードウッド化するようです。
今秋には日本の杉や桧をケボナイズした木材も販売開始予定だそう。
この技術が浸透すれば、消滅危機に直面している熱帯産ハードウッドを無理して使う必要がなくなるかもしれません。
革命的な加工技術と国産針葉樹との出会い、楽しみです。
詳しくは国内問い合わせ窓口まで。
カリブ海からやってきました。
別名カリビアンローズウッド、ホンジュラスウォルナット、ブラックポイズンウッド、チェチェンニグロと、時と相手によってその名を使い分ける木材界のFK田和子。
ウルシ科の木なので樹皮や樹液は有害だそうです。あぶない、あぶない!
堅く質量があり、木肌は艶やかで美しいので、これからはもう少し丁寧に扱ってやらないと直ぐに消えてしまうかもしれません。
柾目は楽器指板など、フィギャードやバールはクラフト材にばっちグーです。
木材のグレーディングはほぼ見た目、ただし基準は人それぞれ、ゆえに同じ格付け表示でも現物はまったく異なることがよくあります。
これらは5Aと呼ばせていただきたいグレードのハワイアンコアです。
以前、ある方から手持ちのコアを見せられ、グレード付けするとしたら何A?と聞かれたので、見たままにギリギリ3Aくらいと答えたら、その方曰く、5Aと言われて買ったのにと泣き言が・・・正直に答えてしまいすみませんでした。
10段階なら確かに5Aドンピシャなのですが・・・
ということで、自身への戒めをこめてお届けします。
甘いっ!
YEWと書いてユーと申します。英国では家具やら弓の材料として使われています。
細い針葉樹ですが、脂分が多く心材の赤さが際立っています。
日本のイチイと近縁ですが、この個体はさらに堅く締まった質感を持っています。
こちらは木地師 河村寿昌氏の作品。「MONAKA」と銘打たれた近作(FW私物)です。
同氏の作品は22日から横浜高島屋でも展示即売されます。
お近くの方、そうでない方、ぜひお立ち寄りください。(たぶん7F和食器売り場)
FWのブログで見たと言っていただければ、店頭にないものが出てくるかもしれません。
モノを再生利用する意味で用いられる言葉です。
リクレイムド ウッドにはヴァージン材にない魅力が詰まっています。
とうとう、こんなブランドまで使い始めたようです。
通販ビジネスで最も重要なファクターが商品画像。
どんなに素晴らしいセールスコピーより見た目が肝心です。
ということで、FW商品企画部では大枚はたいて箱型の撮影スタジオキットLを調達。
4面にLED(光量調節可能)があり、前面もしくは上部から撮影できます。
そもそもカメラのイロハを知らないので、すべてはオート機能まかせですが。
補助LEDも3色(青・緑・白)ついているのですが、光量が弱く日光手前の印象です。
そもそも、撮影キットなのにフラッシュをたかないとまったく暗いです。
あ~よくわからないけど元取るまでは試行錯誤してみますです。
どなたかカメラに詳しい方、ご教示を!
築地からイキのいいのが届いたとのことで、早速会場におじゃましました。
あいにく、中身はすでに完売、食欲を満たすことはできませんでしたが、違った欲がふつふつと湧いてきました。目黒駅徒歩15分、shop maruseでご覧いただけます。
詳しくはこちらのフェイスブックページで。
これまで用済み後は、ほぼスクラップされていた木製魚箱。
実は本物魚箱はトップ、サイド、バックすべてにトドマツ単板を使っています。
貴重な道産木材を使い捨てするとは何事かと立ち上がったのは、やはり地元の方でした。
魚箱は見事にリクレイムされ、様々なアイテムに生まれ変わっています。
楽器担当は当方ブログでも何度か登場の鹿川さん。ウクレレサイズを基本としてギター、ベース、アンプキャビネットまで網羅!もちろんすべて本格的な楽器としてです。
ベテランギター製作家さんからトレードでやってきたベース用フィンガーボード。
25年くらい前に買ったそう。今さら買えない超絶クオリティです。
材を買ってもらうはずが、お客さんのストックを見せてもらううちに、どうしても我慢できず、最後には交換トレードをお願いしてしまうこと、多々あります。
病木だからしょうがないですね。
こちらのトレード要員が不足して追い金なんてこともあります。
せっかくうちに来たのですから、躊躇なく販売します。
ここぞの低音楽器に使ってください。
こちらでどうぞ。
即日、場外で売れました。
この頃多いマホガニーの年代呼称についてのお問い合わせ。
FWではあらためてこんな感じで統一します。
①(普通の)マホガニー
伐採から推定50年以内と思われる近年のホンジュラスや戦後に南洋で植林されたキューバン(ハイブリッド)など。現代の一般流通材はほとんどこの手。
②オールド・マホガニー
伐採から最低50年以上経過したストック材など。古い製作家のストックや廃業木材商の倉庫整理がねらい目。一般流通材で見つけるのは至難の技。
③ヴィンテージ・マホガニー
伐採から推定100年以上経過したデッドストックのヴァージン材など。今までキューバンマホガニーで何度かお目にかかりましたが、国内ではまず皆無。
④シンカー・マホガニー
伐採(倒木)から推定100年以上経過し、その後、河川・湖沼などに沈んでいたもの。
FWではベリーズ(旧英領ホンジュラス)産のホンジュラスが主。
⑤リクレイムド・マホガニー
古い家具や建材などを再利用したもの。FWでは18~19世紀前半のキューバンや19世紀半ば以降のホンジュラスが主。20世紀以降はカヤ(アフリカン)もあり。
豪タスマニア島出身ヒューオンパイン、1セットだけギターサイズがとれました。
コールクラークなどローカルのブランドや個人製作家の作品で使っているのを見たことがありますが、サウンドは未知です。
ウナギの稚魚をほうふつさせる細かいフィギャードが出ています。
タスマニアでは針葉樹は何でも〇〇パインと呼ぶそうですが、これは槇の仲間です。
この幅で樹齢数百年分入っております。
詳しくはお問い合わせください。
この木としては、今まで手にした中で最厚、最美、最白な一本です。
新たに伐採されることがない木ですから、このサイズ、このコンディションで今入手できたのは奇跡的としかいいようがありません。ぜひ挽物材料として使ってください。
次回はキングビリーパイン入荷予定です。
このサイズを活かしたい針葉樹ラブの方、
いらっしゃいましたら早めにお問い合わせください。
プレミアムフライデーとやらの本日、Vol.31 出家しました。
今回はローズウッド規制特集第2弾、国内外の楽器メーカーさんに現況緊急アンケートをお願いし、取りまとめてみました。
ローズウッドの行く末が気になる方、ぜひご高覧ください。
前号はいまだに人気記事べストテン圏内に時おり顔を出す”おもいで酒”的ロングランとなっております。ワシントン条約さまさまなのですが、ビジネス実務上はぼちぼち影響が出てきそうな雰囲気です。
次号(4月公開予定)は3部作完結編として、国内に眠る巨大ローズウッド塊を巡る旅とローズウッドに頼らない生き方をする人々を取材予定です。乞うご期待ください。
「すまうと」 (住まう+人)
静岡で家具やインテリア製作を中心に活動されているものづくり集団です。
FWはSAKUWOOD事業の中で知己をえました。
今回、同社でお持ちの木材低温乾燥窯(室)を初めて利用させていただきました。
摂氏40℃前後でじっくり乾燥させます。
今回はある程度乾燥した木を、さらに物性的に安定させ、強度を高めるのが目的ですが、
もちろん、音質向上効果も得たいところです。
想像ですが、低温乾燥を終えると、エア感が高まり、音ヌケがよく、どこをコツいても均質で濁りのない音が得られる完熟材に変成しているのではないかと期待しております。
ウクレレ展2017が今週末開催されます。
不肖FWが2年前まで主催していた”ウクレレ総選挙”が装いも新たに生まれ変わったウクレレ総合イベントです。
日本全国のウクレレビルダーによるハンドメイドウクレレ展示や関連グッズショップ、そしてオープンマイクコーナーも大展開されます。
FWも2日間出店します。
ウクレレ材、パーツ、その他クラフト材などすべてアウトレット価格で放出します。
会場にないものは、電車で最短13分で行けるウェアハウスショップで販売します。
各日終了後に店主と同伴来店いただければ、きっと楽しいことあります。
皆々様のご来場をお待ち申し上げております。
ふぅちゃんの行く末が気になるFWです。
10分で読める著書?は、発売当日でB.OFF買取価格100円だそうですが、10分なら買わなくても済みそうです。
さて、本日のオークション出品はハワイはKeliiブランドのソプラノウクレレ。
ラベルにはしっかりと、HANDCRAFTED IN HAWAIIと記されていますが・・・
こちらは推定2000年代モデル。
現行品は少し仕様が異なっています。
ここからは耳より情報を。
なんでも、製作における人件費割合が50%以上ハワイ内でかかっていたら、それは合法的にハワイ製でOKだそうです。例えば、ネックやボディなどのパーツを中国で製作し、ハワイに持ち帰ってアッセンブリー・フィニッシュするなどの手法です。
中国とハワイの人件費は比べようのない差があるので、合法的ハワイ製が実現するわけです。あっ、全部、言っちゃった。
以上、知人から教えてもらったサイトに全部書いてありました。
ウクレレらしいウクレレありまふ。
指板やサドルがちゃんと付いて、やっと楽器らしくなってきた時代のカマカです。
オークションの説明で気持ち悪いくらい自画自賛する出品者もいますが、FWでは実態をできるだけ客観的にご案内するよう心がけております。
音は客観的に弾いてもイイデスハンソン(≒半村良)
こちらでどうぞ。
今冬で惜しまれつつ廃業された木材業者様より最後の最後で譲り受けました。
赤みの強い極上テイスト材です。
厚みも幅もたっぷりあるのでエレキボディないし、ドロップトップ用に製材予定です。
くどいようですが、トーンウッドの中でワシントン条約第Ⅰ類はブラジリアン・ローズウッドとこのパタゴニアンサイプレス(現地名:アレルセ)だけです。
FWのエレキ顧問でもあるY.O.Sギター工房さんから、新作完成の一報が届きました。
工房開設4周年、オリジナルモデル4作目ということで銘は"Tetra"(ギリシャ語の4)。
入魂の一作です。先日出家、いや出荷されたそうです。
詳細はこちらに詳しく書かれていますが、後程、当サイト内カスタマーズ・クリエイションコーナーにもアップさせていただきます。
今作のトップ素材は、リクレイムド・ブラジリアンローズ。
カーリーやキルトに目を奪われがちな”顔”ですが、この色、杢、サップバランスの渋さは
キング・オブ・ローズウッドでしか表現できない領域です。
後ろ姿も大変なことになっています。
今ならまだ入手可能なようです。
詳しくは島村楽器静岡パルコ店さまへ。
本場カナダ産の極上イングルマン・スプルースが入荷しました。
サプライヤー社長曰く、「名だたるギター製作者の多くがジャーマン種に見切りをつけ、
イングルマンに代えてるで」とのこと。
確かにジャーマン種は、産地が広範囲化し、木味がずいぶん異なってきています。
目幅は中庸ですが、乱れが少なく全体の均質感が高いです。
色は真っ白ではなく、オフホワイトといった感じ。
乾燥がややあまく感じますので、この後、知人木工家が導入した低温乾燥窯に入ってもらう予定です。低温でゆっくり乾かすことにより、木質成分を破壊することなく、その良さをさらに引き立たせることができると踏んでいます。
10年以上前に知人がオーダーしたSoflaウクレレ。
シリアルナンバーひと桁代の最初期モデルです。この後、ウクレレドックに入ります。
新品時も良く鳴っていましたが、10年経つとさらに箱鳴り感が増しています。
透明感の高い澄み切った高音は、今も昔も変わずおったまげです。
カメレレの山崎さん、よろしければまた復刻してください。
FWの隠れたロングセラー材、豪タスマニア島産まれのヒューオンパイン。
限られた量ですが、ペンや楽器材、最近ではお箸用などに供給しています。
成長が極端に遅く、脂分豊富で、独特の針葉樹香が漂います。
白人が入植するはるか前からそびえたっていたヒューオンパイン。
今から植林しても、資源として使えるのは数世代、いや数百年後です。
現在流通している材は、過去の古倒木、流木、土埋木(どまいぼく)など。
認可を受けた業者のみが材の回収、利用を許されていると聞きます。
ペン用材、ぜひお試しください。
ホンジュラスマホガニーの角材をウェブショップに並べました。
平成9年に輸入されたフリッチから、コストを度外視して柾目に伐り出したものです。
FWが楽器製作者なら、無理してでも全部買いたいクオリティばかり揃えました。
元のフリッチ両木口はワレ止め剤が塗られた状態です。
じっくり見ると、極浅い木口ワレが写真横方向に入っているのがわかります。
木口のワレは木目と垂直に入りますので、この個体は天地二方の本柾目が取れることが判別できます。
木肌が磨いてあればさらに分かりやすいのですが、市場や輸入マーケットで買う場合は荒材がほとんどですので、見極めは大変難しいです。
充分にシーズニングが施され、カスタムカットされた極上マホガニー材が自宅にいながらポチっと購入できるFWウェブショップをどうぞ御贔屓に。
デジマート店、久々に更新しました。
先ずは昨日紹介の新作ウクレレから残り一本を。
デジマート店は楽器だけにしようと思いつつ模索しておりますが、なかなか楽器が集まらず(集めてもいませんが)、本サイト内のウェブショップとの兼合いに悩んでおります。
春夏新作第一弾出来ました。
自社供給素材を使い、極力シンプルに仕上げたオリジナル「ソプラート」モデル。
製作は、名前を聞くと、えっ!と驚くようなブランドの楽器も製作されているメーカーさんにお願いしております。
グロス塗装楽器の撮影は難しいです。
自分自身が写り込むことはよくありますが、油断すると和室の障子やら部屋干しの洗濯物が世界中に配信されます。
価格等はお問い合わせください。
試奏はウェアハウスショップでできます。
※スプルース×チューリップとパタゴニアン×キューバンマホは即日完売しました。
有難うございました。
以前、途中経過を紹介したクラフトムジカ謹製、モディファイド・ビザールギター。
完成の一報を聞き、現物拝見工房訪問。
廃棄処分寸前の古マホガニー・テーブルトップが見事に生まれ変わっていました。
目指せ日本のリック ケリー!
業者向けのビジネスショーなのにこの相場はナンだかなぁ状態です。
まさか、花札いや、トランプ景気なのでしょうか?
これじゃ爆買いでお馴染みのあの人達だって買わないでしょう。
Mさん、お土産はピックやステッカー以外でお願いしますね。
知り合いから珍しいハードメイプルを譲ってもらいました。
バーズアイと同じく、杢が丸太の芯から樹皮に向かって放射線状に貫けているのですが、
板表面には眼でなくペイズリー様の小紋とミネラルスポットが浮き出ています。
その筋ではこの手を針杢と呼ぶそうです。
近日、ドロップトップサイズにスライス予定!
このままお使いになりたい方は、お早めに電子手紙ください。
南米チリ(パタゴニア地域)生まれ、アレルセの英名です。
トーンウッドとしてはブラジリアンローズウッドと同じくワシントン条約Ⅰ類所属。
屋久杉の代替材扱いで輸入されたので「チリ杉」なんていうベタな名前で呼ばれることも多いのですが、FWでは今後この名前で呼んでいきます。
(有名アウトドアブランドにもあやかって)
ギター&ウクレレ用サウンドボード材、エレキトップ材、わずかですがあります。
北米のレッドウッドにハリを持たせたような質感です。
詳しくはお問い合わせください。
恐ろしい風景です。
枝がTシャツをひっかけて一緒に吸い込まれたら・・・・
木との合挽きは避けたいものです。
それにしても、物凄いパワーですね。
手強い材です、ブラック&ホワイトエボニー。
いつものバンドソーでは、まさにハが立たず、材にくい込んだままに・・・
刃はダメにするは、他に予定していた製材はできないはで散々な新学期開幕です。
モノクロでこの破壊力、「ダダの叫び」と銘打ちました。
とりあえず、とれたのはこれだけです。
ベースでも使えるサイズですが、少し薄くなった部分があるので極力お安く提供します。
※即日売れました。有難うございました。
急募!
FWウッドを使って製作された作品を募集します。
カテゴリー(楽器、クラフト、アート等)プロアマ、販売可否等一切問いません。
写真とお名前(ハンドルネーム可)、簡単な作品説明、リンク可能な場合はリンク先アドレス等を沿えてメールください。
あっ、応募者にはもれなく薄謝(FW商品券)進呈します。
ぜひ、奮ってご応募ください。
お待ち申し上げております!
いつか自社用に使おうと思っていたウクレレセット。
当分出番がなさそうなので、どなたか先に召し上がってください。
アイキャッチだけでなく、サウンドも暴発しそうです。
お好きな方には、いつものこちらで勉強します。
※ウェアハウス店にて即日売れました。有難うございました。
3Aグレードあたりまでのカーリーコアならお金さえ出せば比較的容易に入手できます。
しかし、それ以上のグレードになるとブツ自体が急に少なくなります。
この個体は少しオマケの4Aグレードくらいでしょうか。
このあたりが、ちょうど入手難易ボーダーラインとなってきます。
今年も、スポット品はこちらでどうぞ。
※1月5日、場外にて売れました。有難うございました。