無垢の家具を製作される工房「キノカグヤ」さんでCNCルーターの稽古風景を見せてもらいました。
モニター画面に写っているのは何やらTLタイプのギター。そう、工房主の中西さんはギター製作学校卒なのでした。FWの木ならいつでもホジホジしてやるぜ、とのことですので、これからは加工をお任せしたいと思います。
こんなのはビフォーモーニングです。
の、クラフト向けサイズが入荷しました。
カービング、ペンブランク、グリップなどにいかがでしょう。
整理出来次第、ウェブショップにあげます。
お急ぎの方はウェアハウスでどうぞ。
Martin社のウクレレにはお安い方からStyle 0・1・2・3・5と型番が付いています。その中でも最も人気が高いStyle3、通称3M用に相応しい材をご用意しました。引き続き、数量限定ですが10周年記念商品として特価提供しております。
うくれれの世界で「見た目のコア、音のマホ」はよく言われるところですが、特に古い楽器ではその傾向が顕著になる気がします。コアはトーンウッドとしての寿命がマホに比べて短いのかも知れません。
ホンジュラスマホガニーのウクレレ材を10周年記念商品カテゴリーに追加しました。10セットまとめてですので単品販売時より20%近くお買い得価格にしています。いわゆる卸売ちゅうやつです。
どうぞ、ご近所お誘いのうえシェアしてください。
古い中米産材ですので、コストパフォーマンス比は抜群かと思います。コンサートウクレレのトップ&バックが1ピースでとれます。
T,B&S10セット計40ピース、4組のみです。
お早めにこちらからどうぞ。
ホンジュラスマホガニーのワンピースボディ材、堅いお約束のフラットソーン、竹の子木目で揃えてみました。
マホ・ワンピース材、ついに最後のバッチとなりました。
この先、入荷があったとしても価格の現状維持は難しそうです。
今なら、木目選べます。
お求めはこちらでどうぞ。
少し前にバラした古漬けキューちゃんを店に並べました。
※キューバンマホ豆知識。
ヴィンテージ材と近年植林材との見分け方で一番分かりやすいのは、その色でしょうか。後者の多くは、製品化される際に着色されますのでサウンドホールの中をのぞくと表面と全く違う色だったり、妙に色白だったりします。地赤黒なヴィンテージ材は着色する必要がないので、中・外違和感がありません。
たまにはハジけようと思い、自宅にエチオピア出身のゲイシャさんを迎えました。
お店でいただくと一杯ウン千円とか言われますが、超良心的な珈琲豆屋さんのおかげではるかにリーズナブルな料金で体験することができました。
僭越ですがお味インプレッションを申し上げれば、とてもフルーティ東子で、最後の一滴まで甘味を強く感じます。今は煎り立てですが、あと2~3日すればまた変化がありそうです。
木味の良いコアのブロック材入荷しました。
ところどころにキズがありますが、濃い色目、ワイルドカール、ずっしり重厚な質量感、板目面のユラユラ杢などFWの最も好きなタイプです。
グリップやナイフハンドルなどに使いますと、それはそれは綺麗なおコア様です。共木でショートとロング、2本あります。
お求めはこちらでどうぞ。
ブラジリアンを除くローズウッド類において、その楽器完成品やパーツがCITES手続きの対象外になることが決まりましたね。素材自体の規制が緩和されたわけではありませんが、演奏家や楽器メーカーさんにとっては素晴らしい報せだったでしょう。
一方、国内ではヤフーがオークションやショッピングモール上で象牙やその製品を取引禁止することにしました。(11月1日より)
あくまで特定eコマース上の自主規制ですので、国内の象牙市場が閉鎖されたわけではありませんが、少しづつ包囲網が狭まりつつあるのは間違いありません。
近い将来、こんなスペックのギターは幻となりそうですね。
■バック&サイド:ブラジリアンローズウッド
■サウンドボード:アレルセ
■ナット&サドル:象牙
■ピックガード:べっ甲
■ヘッドインレイ:コツメカワウソ
粛々と進めておりますオーディオ事業部、楽器グレードのホンジュラスマホガニーを使ったニアフィールドスピーカーの試作現状です。仮組み立てして聴いたところ、同サイズのパーティクルボード製に比べて明らかに音の重心が下がり、解像度が上がった気がします。
今後、形状および微妙なサイズ修正を加えた上で完成形に持ち込めればと。コストを含めて実売までたどり着けるかどうか微妙ではありますが、さらに掘り進めたいと思います。
二学期に備えて鉛筆とノートを揃えました。
本日は、久々におじゃました取引先で、こんな木を拝ませていただきました。
樹皮側から見ると、ただならぬ気配が・・・
立ち木の状態で購入を決定されたそうです。そんな買い方してみた~い。
以上、御蔵島産のゴールデンマルベリー(島桑)です。
お好きな方には、たまらないんじゃないでしょうか。
FW的には、この材の良さがまだわからないので助かりました。
私の物でも、売り物でもございません。紹介だけで悪しからず。
ウォールペーパーウクレレが各地を石鹸、いや席巻しつつあります。
こちらは鎌倉の静かな丘の上にある 楽器とコーヒーのお店、The Quiet VillageさんオーダーによるSoflaコンサートモデル#345。
村長さんによる試奏動画もありますのでぜひご試聴を。
壁紙を貼ることにより、従来より約1.3倍の良音響効果が得られます。(効果はあくまで個人の感想です)冗談じゃなく、紙の硬化作用?はバカにできないと思い始めたこの頃です。
夏をあきらめた方、週末は鎌倉にお急ぎください。
人気ショップ島村楽器さんのギターオーダーレポートです。
実際に工房におじゃまして仕様を決める、最も心躍るプロセスを書いておられます。
マホガニーボディ、ローズネック、BRW指板、ウッドPGなどなど、激・木フェチ寄りのオーダーで何よりです。
完成までおっかけさせていただきます。しつこい材料屋より
主に豪タスマニア島から産出されるアカシアの一種です。ハワイアンコアとは梅宮アンナと高橋克典といった関係(はとこらしい)になります。
現地でブラックウッドと呼ばれるのは、他の木と比べて色が濃いからだけのようで、アフリカのそれとは似て非なるものです。彼の地では色が淡いだけでちょめちょめメイプルと呼んだり、針葉樹というだけでほにゃららパインと呼ぶので実に紛らわしいです。
これはプラムプディングのような小紋が出た極上レアタイプ。今夏、この木を使ったウクレレがANTARブランドからリリースされました。当店在庫ですのでぜひ試奏してみてください。
詳細はこちらでどうぞ。
製作者ご厚意により特価で販売中です。
昨晩、ウクレレショップ店主さんと長話していたせいか、今週はウクレレ材からです。
大好きな古漬けキューちゃんこと、Vin.キューバンマホガニー。
ハワイ名産、トロピカルフィギャードマンゴー
美白無敵のホリーウッド
世界のド定番、ホンジュラスマホ
整理出来次第、ウェブショップにあげます。
現物はウェアハウスでどうぞ。
の後に続く名前・・・瞳?メイサ?華?真由美?香?
最初に誰を思い浮かべるかにより、あなたとFWのブラザー度がわかります。
アフリカの黒木さんが入荷しました。エレキトップ、ウクレレ、指板など取れそうです。
もちろん、このままでも販売可です。(だいぶお得)早めにご連絡ください。
ウクレレ用のサップ付き柾目マスターグレードも別途入荷しました。白黒オセロ具合がたまらんとです。
コンサート、ソプラノ等あります。
詳しくはお問い合わせください。
やっと涼しくなってきたのでマホの大物をやっつけてもらいました。
ネック用角材、アコギのB&S、ウクレレ材などです。
古き良き時代(と言っても数十年前)の中米産オオバマホガニーです。
天然乾燥(放置ともいう)だけで過ごしてきたと思われ、乾いているのにしっとりとした木質です。出汁を取る前のかつお節みたいのものでしょうか。
このバッチがなくなると・・・考えたくもありませんが、残り1立米を切りました。
お求めはウェアハウスショップでどうぞ。
夏の終わりはアコギ材にかぎります。
超ド級のキューバンマホガニーが整いました、クロッちです。
クロッチを画像検索すると、ややアダルトなものが出てきますが、木では幹の分かれ目、つまりお股部分を指します。
塗装すると乱反射で実に美しく輝きます。ほとんどが突板や薄く製材して装飾用パネルに使うためテーブルトップで残ることは稀です。
こちらでお求めください。
ハワイアンコアも微カーリーが入りました。
お求めはこちらで。
当ブログでも何度か紹介したケボニーウッド。
最新?のコンセプトブックが輸入元から送られてきました。
美しいエクステリアや食器の写真が満載されています。
楽器使用例(ネック)もフィードバックすればよかったと反省しきり。
今一度、ケボニーとは、
従来のラジアータパインやスコッツパインなど松類だけでなく、国産のスギ、ヒノキも徐々に提案され始めているようです。
楽器、家具向けなど、小ロットの取扱いは当方でも可能です。
ご興味ありましたらお問い合わせください。
のウクレレ、製作進行中です。
作り手は個人製作家の草分け的存在、アンタール・青木薫氏。
近日中にどこかしらのショップに並ぶと聞いています。
気になる方は、ぜひ直接お問い合わせください。
材もあります。
他サイズも近日アップ予定!
特に休まず営業しております。
もっとも、ウェアハウスショップは、ご予約がない日は、自動的に休みになります。仕事がなければずっと休みという、若手芸人さんのようなスタイルです。
お盆期間は、家から海パン一丁でご来店の方は半額のクールビズ祭り、マホガニーにスイカで5寸釘をどこまで打てるか選手権、ウェアハウス建屋屋上からラーメン行列への水風船投下大会など、楽しいイベントも予定しています。
見ごろが近づいてきました。
チューリップ&チューリップのパイナップル、略してTTP。
紙の繊維が浮き上がり、まるでキャンバス地に描かれた油絵に見えてきました。
柾目のチューリップウッドB&S、ピンクストライプが実に美しいです。
カミングすーん、ご試奏、ご予約、ご注文お待ちしております!
4年に一度くらいの大きなスポーツ大会があると聞きました。
FWは、自転車圏内で行ける何か格安チケットを探してみようと思っております。
そんな折、4年に一度どころではない角材を分けてもらいました。今まで、私のため?に保管しておいていただき有難うございました。
ぜひ、ウェアハウスショップで現物をご覧ください。
※昨日のクイズ正解は縞黒檀でした。ふつうすぎて相済みません。
完成マジかのカスタムウクレレあり〼。
Sofla by YGK謹製のややテナー(小さめのテナー)です。
現在、細部セットアップ中です。
ウッドマテリアルはFW推し売り、ディテールはルシアーお任せ。
ご興味ありましたらお問い合わせください。
完成後(あと数日)の試奏はYGK工房ないし当方ウェアハウスで可能です。
前にも紹介した世界最高の木マニュアルです。これ以上の事典は地球上に存在しません、たぶんこれからも。持っていなかった1~10巻までの初版(再版はない?)セットを最近見つけたので買わずにおれませんでした。全部で400円ですけど。
5年前にウォンテッドした24巻はまだ入手していません。
引き続き捜索します。
長梅雨が明けたと思ったら即真夏で日々お暑うぎょざいます。
FW、今年の夏休みはこんな木フェチ福利厚生施設で過ごせればと思っております。
少し遠いのがタマにキズです。
夏季ウェアハウスショップ営業についてのご案内です。
湿度の低い地下店内は、屋外よりは涼しく感じるのですが、クーラーはないのでどうしても暑いです。どうか軽装、お飲み物持参でお越しください。
事前のご予約(前日までに)もよろしくお願いします。
今まで、色々な銘柄の酒樽をリクレイムしてきました。
いずれも柾目のオーク(楢)が使われています。
こちらは銘柄不明の国産モノです。
幅が狭いので楽器ならウクレレ、そのほか様々なクラフトに使えそうです。
ウェアハウスショップで現物ご覧ください。
よくランバー(Lumber)ってどういう意味?と聞かれるのですが、FWでは”板材”の意味として使っています。似た言葉でティンバー(Timber)もありますが、それは立ち木を意味します。
ランバーと呼ぶには少々小ぶりですが、ハワイアンコアをウェブショップにあげました。クラフト系の方に喜んでいただけそうな杢、サイズが揃っています。
各一点限り、次回入荷未定、どうぞ早めにポチってください。
楽器業界でマダガスカルローズといえば、この種”Dalbergia baronii”を指すことが多いです。島の固有種ですが、インド大陸の影響が強く残っているようにも見えます。
かつて「ブラジリアンローズをマダガスカル島に植林したものがマダガスカルローズ」なる奇想天外な説がありました。もしそうであれば、そのままブラジリアンローズとして販売した方が実入りはよかったのでは?と思います。
珍しくオーバー30mm厚でボード2枚あります。
お求めはこちらでどうぞ。
引き続きカスタマーズクリエイションへのご投稿です。
ご自身が大好きなチューリップウッドを、ガラスコーティングで仕上げられました。
今後、クラフト作品販売サイト等でもFor Saleされるそうです。
N様、詳細決まりましたらお知らせくださいね。
ご投稿有難うございました。
岐阜のLoveless工房様で製作されたものです。
FW世代にとっては懐かしいフォルムをオマージュしつつ、オーナー様の意向によりご自身ファーストの出音を求めてカスタムオーダーされました。
セクシャルバイオレットな音が聴こえてきそうです。
【SPEC.】
Model Name:Sparrow Head stock:Brazilian Rosewood Neck:Honduras Mahogany Joint:Set neck Finger board:Brazilian Rosewood Fret:24 Body:Hawaiian koa(wing) Curly Hardmaple(center) Walnut(line) Pickups:Tom holmes H450&H453 Color:Natural Lacquer Finish
皆様の作品投稿をお待ちしております。
以前、サンプルを紹介した元マリンバの音板が手元に届きました。バラしてもカランコロン良い音します。
ローズだと思っていたのですが、どうやらパドゥク(アフリカカリン)のようです。
ステーショナリー、楽器パーツ、お箸、火の用心などに使えそうです。
ご興味ありましたらお問い合わせください。
ウクレレ材で他人様と違ったものをお探しの方向けカテゴリーがあります。一点ものがほとんどで、選択の余地がないので迷う手間が省けることうけあいです。いくつか新参材がありますのでご紹介をば。
ところで選挙投票は済まされされましたか?
選挙といえば、来年早々にウクレレ総選挙が戻ってくるそうです。
ウデに憶えがある方、ぜひ出馬してください。詳細は分かり次第、こちらでもお知らせします。(主催:日本アマチュアビルダーズクラブさん)
良さげなハワイアンコア、あり〼。
一瞬、薄く挽割ってアコギやウクレレ用に使おうかと思いましたが、今回はエレキで使っていただきたい気持ちが勝りました。
シスターピースで4セットとれました。
こちらでどうぞ。
キューバンマホガニーの元テーブルトップが生まれ変わりました。
本物のキューバンマホガニー(通称9番)を知ると、8番や7番では満足できなくなるのがタマにキズです。
ふとしたことで学校の後輩であることが判明したkito工房西川さんのお仕事です。(オーダー主は超オーディオマニア様)
業務連絡、リンクできるホームページを早く作ってください。
チューリップの和名で、”うこんこう”ないし、”うっこんこう”と読むそうです。字面は近所の保育園児あたりが好きそうですね。
引き続き壁紙ウクレレシリーズです。
今回は、チューリップの壁紙にチューリップウッドを合わせるという、まれに見るベタなコーディネートを予定しております。
ローズ種のチューリップウッドは学名上いくつかに分かれるのですが、これはピンク系の発色が綺麗なタイプです。
大柄なのでパターン取りが難しいです。今ならお好きなレイアウトが可能姉妹です。
お買い求めいただいた方には、壁紙スワッチをアクリルフレームに入れて差し上げます。
の高い毎日、いかがお過ごしでしょうか?
ウェアハウスショップでは大型の除湿器が2台、フル回転して常時55%前後をキープしております。おまけに今年は外気温も低いので、例年に比べて大変過ごしやすくなっております。(住んでいるわけではありませんが)
しかし、ここで問題が・・・当店からお持ち帰りいただいた材が、ご自宅や工房で暴れ出す(反り、返り)ことがまれにあります。そっ、湿度が大幅に変化したことで木が深呼吸を始めるのであります。急激に乾燥した時のように割れることはないと思いますが、それでも今年のような気候が続くと木の膨張傾向はとどまりません。どうか、室内でもなるべく天井に近い棚や、空気が動きやすい場所に保管ください。ラッピングフィルムを巻いたまま、部屋の隅や床に置きっぱなしにしますと、格好の吸湿材となりますのでくれぐれもご注意ください。
こちらに1セットだけあります。
木味が良いコアセットもあります。サップの分量はお好みで調節できます。100均の彫刻刀で彫ったようなランダムなカールがチャームポイントです。
ウェアハウスショップでもご覧いただけます。
これからの時期は午前中の来店をおすすめします。(事前アポしくよろです)
いつにも増して美白さが際立つ米国生まれのホリーさんです。
幅広のドロップトップ材サイズで入荷しました。この木でこの幅は過去最高です。(FW調べ)
ヘッドストックを飾るお約束木でもあります。
いつも必ず、これをオーダーくださる楽器メーカーや個人工房があります。こだわりに敬服します。楽器作りも”ホワイト”が一番です。
ブラジルで大規模に植林されたオオバマホガニー(モギノ)のサンプルが届きました。このサンプルを見る限り、素直な木目、低比重感、加工性の良さそうな質感が目をひきます。しっかり養生すれば乾燥後の狂いも出にくそう。(それがマホガニーなんですけどね)
こりゃエレキのボディ材にドンピシャだわと思いつつ、それだけでは食べきれないので用途開発急がねばです。
令和時代はこの手のサステナブル・資源永続マホガニーが主になりそうです。
呼び名は従来通りのブラジリアンマホガニー、それともアマゾンマホガニー、もしくはブラジル産のホンジュラスマホガニー、いや、いっそのこと生産者名や農場名を付してもいいんじゃないでしょうか。
すでにお国の認証は得ており、近々輸出が始まりそうです。
ご興味ありましたら(特に同業川上の皆さま)、ぜひお問い合わせください。
劇団FWトップスターの登場です。
業界関係者の多くが日本一と敬う銘木店から出た板のおこぼれになります。
いつものミラーマッチでご覧ください。(写真上部が四次元)
柾目面は鋭く断ち切られたハモ骨状態、リフト(追柾)からフラット(板目)にかけては美しい砂紋(Wind Ripple)が見られます。
当ブログではおなじみのひびきピアノ工房さんから、新作の写真が届きました。
写真だけでも美しさと せつなさと 心強さが伝わってきます。
先ずはキューバンマホガニーから
BRW
インドローズ・フィギャード
見ているだけでもテンションが揚がってしまうツールたちです。
木の見た目だけでなく、ピアノの整音、調律に対して使える木のみをセレクトされていることはいうまでもありません。
な、エボニー指板材のサンプルが入りました。インド産の極上本黒檀(本マグロ)です。ここ数年では最も質が高いのですが、価格もそれなりです。でもこの質ならイケるとふみましたので本チャン頼んでみます。
シニアサポートというより、おしゃれグッズとして求めてみました、スネークウッドのこれ。モノによっては¥ワンミリオン越えもある中、材料代以下で入手できたのは幸運としか言いようがありません。
もしかしたら価格的に加工品(樹脂成型、ケミカルバーニングなど)かと疑ったのですが、現物は私が見る限りにおいてソリッドワンピース、しかもそこそこの柄物、新品です。
これを突いて歩く日が来るのか、それまでにリクレイムされるのか、ご注目ください。
以前紹介したJade(翡翠・ひすい) wood を使ったペンが出来上がりました。
基材はさくら、ねむの木、ニレ科の木だそうです。
バクテリア(緑青腐菌)による発色なので木質が脆くなりやすく、ペンサイズを木取るだけでも大変な作業と聞きました。
工房百寿(もず)さんの作品です。今月17日からの伊勢丹新宿店イベントでお披露目予定だそうです。
自生種としては、世界遺産指定されている原産地域内にわずかに残るのみですが、都内でもみることができます。そこは明治初年に植栽された新宿御苑です。
近似種であるヒマラヤシーダーと香りを比較したいという超絶マニアックなリクエストがあり輸入を考えたのですが、モノと諸経費のコストバランスが悪くいったん断念しました。
で、苦肉の策がこの枯れ枝ピックアップ作戦。立ち木の真下に落ちていましたので、まず間違いないかと。(環境省管轄の公園ですのでアウト?)皮をむいて乾かして、香りが残っていましたらお届けします。
に先立ち、いち早くクジラが捕獲されました。
パンダ黒柿を使った、お客様の作品です。
最後に鯨を食べたのはいつだったか思い起こせば、20代のサラリーマン時代に社食で食べたクジラカツでしょうか。後で気づいたのですが、その前日にクジラステーキとして出ており、衣をまとって再登場したせいか、美味しかった記憶は微塵もありません。(次の日はカツカレーになったらしい、普段メニューにはないのに)
捕鯨再開されて、鯨肉がスーパーに並んでも絶対に買わないだろうな思うのです、思想信条とは別に。
の、アコギ材を木取ってみました。
フラットに製材され、枝フシもありますが、それもキャラクターのひとつとして成立しています。推定19世紀後半の英国製テーブルトップだったホンジュラスマホガニーB&Sセットです。
色だけみるとまるで黄金期のキューバンマホガニーのようです。
私の知る限り、家具材としてのマホガニーは、19世紀後半になるとほとんどホンジュラスマホやアフリカ系の代替材になり、戦後になるとラワンなどを着色した”マホガニー風”家具が多く出回ります。
FWも過去にそんなブツをつかんだ経験があります。
デザイン自体はジョージアンやヴィクトリアン期を意識したものが多く、写真だけで素材を判別するのは困難です。どう見ても表示のオークではなくマホガニーの間違い(価格はオークレベル)だろうとスケベ心が働いたのがいけなかったようです。
まだ、”マホガニー”なら良いのですが、ラワンになるともはやリクレイムする気は失せ、もはや物置&作業台と化しています。
欲しい方います?お安くしますよ、ラワンですが。
土中から出てきたのは桑の木、ここは小笠原父島です。
島の桑といえば御蔵島の島桑(金桑)が有名ですが、かつては小笠原島にも固有の桑、小笠原桑があり、それは黒褐色に変化することで知られています。(今ある成木はほぼ交雑種らしい)
FW小笠原支局長、貴重な写真を有難うございました。
また発掘情報をよろしくお願いいたします。
新作ウクレレ入荷しました。当店への入荷は約半年ぶりです。
楽器としての美しさだけでなく、いつもの確信的倍音コントロールも見事としか言いようがありません。インド人がボンカレーを食べて、「この美味しい料理は何という名前か?」と聞いたらしいですが、ハワイローカルの人がこの楽器を弾くと同じような思いを持つのではないかとさえ思うほどです。
試奏はウェアハウスで可能です。6.26 売れました
興味深い木材販売サイトを見つけました。その名もイーツリー、たぶん”良いツリー”とかけてる⇒良木⇒ファインウッドと同じやんけ~!ということでじっくり拝見させていただきました。
最もユニークなのは、販売会社として木材産地の製材所から都会の建材店、銘木店、家具メーカーまで、産業の川上から川下まで様々な立ち位置の方たちが集っているところだと思います。この市場に集うことで、その存在が多くの実需者に知られること間違いなしです。
そんな中、FWも気になるお店、材を見つけてしまいました。
新木場の山康商店さんがお届けするチベット杉(多分、チリ杉・アレルセの間違いか)です。色は淡いですが、このサイズ、コンディションは貴重です。
FWがこのサイトに参入するかって?それはないでしょうけど、珍しいものがお値打ち価格で出ていたらポチッちゃうかもです、特に古材とか・・・。
これからも注目しています!
の、ウクレレ材が入荷しました。
今回のおススメはアディロンダックタイプ。目幅の広い針葉樹はサウンドボードに不向きと思いきや、この樹種、個体にはあてはまりません。硬質で抜けの良いタップトーンが響きます。見た目は、まるでプリウォー、実生オールドグロウスのアディロンダックを思わせる面構えです。
色々なタイプ合わせて、10セットだけです。
整理出来次第、順次ウェブにもあげます。⇒6.25 早速アップしました。
ハワイアンコアの4サイドマイクロカール、和風に言うと糸ちぢみです。
新たに製材したわけではなく、放出された古いストックになります。何年もシーズニングされているおかげで良く枯れていて直ぐに使えそうです。
※カールはサンディングしても消えないと思います、たぶん。
ちなみに、当方扱いのハワイアンコア材で史上最高値になりそうです。
立米単価(1m×1m×1m)に換算したら末端で億超え必至です。まるで初競りの本マグロ状態ですが、欲しい方がいらして、売り物があれば仲介するのが当方の業でして・・・。私が釣りあげたモノなら最高なんですけどね。
木フェチの誰もが好きなカーリー材。メイプルとかコアとか、素杢には目もくれず、ひたすらスジを追い求める方は少なくないかと思います。
今日は、そんな貴方にカーリー後加工?をご紹介します。
木肌表面はスジ道が凹凸しており、彫りの深いカーリー材と同じ触り心地に驚きました。手間さえいとわなければ、どんなピッチでも再現できそうです。
今後、当店ではなんちゃって5Aグレードが増えるかもしれません。サンディングしたら杢がなくなりますので、どうかそのままお使いください。
に、取り憑かれたおっちゃん、人呼んでKoaguitarmanさんです。
写真のTaylor社㏚誌に登場した時点でコアギター14本所有、それから数年たっているのでさらに増殖していることでしょう。
コアギターはサウンドボードもコアが良いですね。
杢があってもなくてもオールコアギターは魅力的です。
個人的には10年前くらいにR・Taylorのそれを持っていたのですが、
ゴージャスすぎるカーリー材に胸焼けして売ってしまいました。
みためどおりの綺麗な音だったのに。
FWでも1セットだけ共木でT,B&S6ピース組めるセットがあります。
ゴリゴリのカーリー材ではありませんが、枯れた色合い、男らしい縞、カランコロンのタップトーンはバッチグーです。
ボーナス払いも歓迎します。
知らず知らずのうち、ペンケースの中にチビた色鉛筆がたまっていました。木素材に楽器のアウトラインや管理番号を書くために使っている白鉛筆です。祖母の引き出しにも似たようなサイズの鉛筆がいっぱい入っていたことを思い出します。
色鉛筆の白なら何でも良いかというとそうではなく、このスイス製のソフトタイプに限ります。木のような堅い面にも書きやすく、間違っても消しゴムで消せます。水性ですから濡れ雑巾で拭いても消えます。色々使ってみて、これがベストなことが分かったのですが、1本でも、ちょっと前の牛丼並が食べられるくらいの価格が難点です。
もしや18色とか30色のセットで持ってて、白なんか出番がないわ、とおっしゃる方がいたら、ぜひ譲ってください。(白でなくても構いません)
何年か前に、この種の古いギター材が(30年モノだったか40年モノだったか)”ビンテージホンジュラスマホガニー”として売られていました。ずいぶんリボン杢が強い木柄でしたが、その材で作られた楽器が素晴らしい音色を奏でていたので、”ビンテージ材”ちゅうのはさすがだなと思った記憶があります。
細かく木取りされ塗装されてしまうと材種の特定が時には困難になります。この個体もやはりホンジュラスマホガニーとして売られていたものです。とてもヴィンテージ(FWでは最低100年が基準)とは呼べませんが、伐採から数十年は経過しているであろう面持ちです。切り粉は封を開けたばかりのふりかけのようで白飯がすすみます。
テナーサイズのウクレレ材で10セットほどとれました。
追:6月20日アップしました。
製品化したBRWネックのウケが良いので、平角ブランク材(約750×90×25mm)としても売ります。
お好みのフォルムにシェイピングしてください。
写真は製作一例です。
先ずは実績のあるブラッドウッドとのコンビから。深いローズカラーに深紅のラインがチャームポイントになります。
受注してから製作オーダーしますので、納品までしばらくお時間いただきます。
基材は30mm前後の角材3本を使います。推定1970年代にブラジル現地で製材、輸出された後、ながらく保管されていたものです。当時はインドローズの代替材!だったようですが、今や貴重な樹種、サイズとなりました。
ご予約お待ち申し上げております。
家具作家カスタマーさんから教えてもらったウレタンオイル。
仕上がりがしっとりとして綺麗なので当方オリジナルスピーカーにも採用予定です。
小分けで販売しているところを探していたら、この会社に行き当たりました。社名を3回唱えると、この人になります。ちなみにファン?であるY氏曰く、この曲がフェイバリットだそうです。
大橋塗料の社員!
と、言いましても、以前からあるストックをアップしただけです。
しかしながら、この”以前からある”=シーズニング、枯らしの時間が大変重要なわけであります。
本場、欧州の材料屋さんではシーズニングフィーなる時間代が毎年数パーセントずつ加算されたりします。FWで公然と同じことをやったら嫌われそうなので、こっそりステルス転嫁したいのですが、とても管理できそうにありません。
お求めはこちらでどうぞ。
からは、壁紙通信です。
本来の目的から激しく逸脱した施工計画で相すみません。
基材はブラックコアとオールドホンマホの猪木・藤波的タッグでお届けします。令和元年真夏完成予定!
お久しぶりね、オーディオ部からです。
ハンドメイドによるプロトモデル完成からずいぶん経ったのですが、やっと本生産に向けて道が開けそうです。ソリッド・トーンウッドスピーカー、いわゆる無垢削り出しちゅうやつです。(突板と対極の発想!)
装置の加工可能サイズに限界があるため、プロトよりややコンパクトになりますが、ユニットの実力は市販のパーティクルボード箱で確認済み、これがソリッド材に変わった時にどうなるか(鳴るか)が、実に楽しみであります。ニアフィールドで得られる良質なサウンドだけでなく、身近に置いてシャレオツな木アイテムであることを目指します。
第68回のテーマは「突板(つきいた)とは何か」~製造工程、木の種類、活用方法など、突板について徹底解説していただきました。
不肖FW、フォーラム初参加であります。Nさま、お誘いいただき有難うございました。
印象に残ったのは、
どんなハイテク技術で施工するのかと思いきや、
カッティングパターンの工夫と職人力によるものでした。
突板というのは、木であって木でないような、とはいえフェイクやイミテーションとも違う不思議な存在なのですが、今回のフォーラムでその存在意義、利用価値の高さを再認識しました。
手持ちのBRW突板も少なくなってきましたが、さらに有効活用をすすめたいところです。
昭和の建材からリクレイムしたインディアンローズウッドです。
色、木目、比重感とも相変わらず素晴らしいものです。
先日の古丸太は地下取引(ウェアハウスのことね)でほぼ完売ゆえ、自家用ストックを放出します。
こちらでどうぞ。
昼過ぎにいったん自宅に戻ると、周辺が何やらざわついている、すわ事故か事件か!いや、ラジオのD蝮が近所の中華屋さんから生中継していただけでした。
何が一番かって、この店の親父さんはとにかく良く働く。真冬でも朝6時前にはカブで出勤し餃子用キャベツ(多分)を刻み始める。夜は21時を過ぎても鍋をふる音が響く。
アーカイブで聴いたら齢80過ぎ、店を構えて52年だそう。こんな毎日一生懸命働いている人にこそ国から何か褒章あげて欲しい。
と、その前に一度店に行ってみようかな。(出前は一度だけ頼んだことがあり、約20年前ですけど)
製材します、柾目の19世紀ヴィンテージ・キューバンマホ。
本物のキューバンマホ(テーブルトップ)を見つけるのも結構大変なのですが、そのほとんどは板目ないし追柾目なので、この4枚の柾目はとっても貴重なのであります。思い出したくないのですが、確かテーブル数台からこれだけです。
ずいぶんストレスがたまっていたのでしょうか、これでもかと言うほど引っ搔かれています。
似たような感じで数セット入荷しました。
整理出来次第、ウェブショップで販売します。
お急ぎの方はウェアハウスでどうぞ。
好んで木材のリクレイムに携わりますが、マリンバからのそれは初めてです。廃棄予定だった古い音板(極上ドMホンジュラスローズ)を預かりました。傷んだ板は音の均質性やイントネーションを損ない、濁り・ノイズの発生に繋がるので、新たに調律された板と交換されます。
厳しく選別された最高の素材は、入念な乾燥養生工程を施されたのち製品化され、さらに長年の使用も加わり、この世の木材とは思えないほどカッチカチのコキンコキンです。
ペンやナイフグリップなどに使えるサイズがとれそうです。
ご興味ありましたらお問い合わせください。
楽しかったお見立て会も終わり、しばらくハワイでのんびりしたいなと思っていたら、またまた向こうからやって来てくれました。
今回は3の上から部分的には4Aといったグレードです。
長さ1200×幅200~250×厚み25mmのボードが6枚あります。
グリーン(生)材ですのでじっくり乾かしてからお使いください。
現物は来週後半以降になりますが、ウェアハウスでもご覧いただけます。
詳しくはお問い合わせください。
ハンクラ初日はHM(ヘビー木材)系ギタリスト大村孝佳氏を一日店長にお迎えした銘木お見立て会で盛り上がりました。
本日は旧店長のみで寂しく運営します。
売り物はまだまだございますので、ぜひお立ち寄りください。
15回目を記念し、当店では特別お見立てゲストとして木材系ギタリスト様をお迎えし一日店長をお任せする予定です。いつ、何時からというわけではなく、来場時から突発ゲリラ的になるかと思います。ご本人から直接お求めいただいた方には材にサインおねだり可能かもです。
ちなみに当店の出し物予定としましては、
※エレキトップ材各種
※ウクレレ材各種
※指板材各種
※端材コーナー
※アコギトップ材少々(バック&サイド材はウェアハウスでどうぞ)
皆様のご来場をお待ち申し上げております。
具として挟み込む材を選定するために、いくつかのパターンで作ってもらいました。BRW5Pネック用です。
左からデフォルトのサティーネ→ペルナンブコ→キューバンマホ→ホリーの順です。
ありがちなメイプルやウォルナットは外し、ビビッドな色、落ち着いた色を手持ち材からセレクトしました。
さて、どれがお気に召しますでしょうか。
けたたましいチェーンソーの音に引き寄せられ見に行くと、近所で大きな欅が伐られていました。
レストランの敷地は、元は農家の屋敷林だったようで、他にも大きな木が残っています。この丸太がどのような運命をたどるのかわかりませんが、綺麗なお姿でした。
亜杉、和名は台湾杉です。日本の杉に比べてハリがあり、独特の亜熱帯色をした縞が目をひきます。
新宿御苑にも成木があるようです。木々全部で約1万本あるので、その中の一本を探してみましょう。まさに万が一ですが。
ウクレレ用のサウンドボード材で数セットあります。
お求めはこちらでどうぞ。