フランク マツ-ラ

知る人ぞ知る、明治時代にアメリカに渡った日本人写真家「松浦栄」のことです。

FWは35年前に放映されたドキュメントドラマを見て以来、ファンになりました。

番組での松浦役は風間杜夫、衣装デザインは菊池武夫という当時の豪華キャストで製作された大作でした。

番組名:グッバイ・フランク 1983年 テレビ朝日系

当時のオープニングタイトル
当時のオープニングタイトル

マツーラはイチローが海を渡る約100年前、1901年(明治34年)に27歳でシアトルに渡り、わずか12年後の1913年に亡くなっています。

彼の存在や撮影作品(ほとんどがガラス乾板)の数々は、彼の死後、約半世紀間はほぼ忘れ去られていましたが、60年代にコレクションの存在が判明し、80年には写真集☟として発刊されました。

右が原書、左は83年の番組公開に併せて発刊された翻訳版
右が原書、左は83年の番組公開に併せて発刊された翻訳版
違いはこの程度、写真は翻訳版の方が綺麗。
違いはこの程度、写真は翻訳版の方が綺麗。

木フェチとの関連?特にないのですが、たまたま原書を入手できたのでうれしくて書いてみました。イチローの引退に併せて、マツーラが再び脚光を浴びて、ドラマがDVD化されることを願っています。