ペンブランク各種新着その①

プレカットされたペンブランク材が入荷しました。普段は扱わない種ばかりです。

先ずは、カタルパウッド(Catalpa bignoniodes)、アメリカ南東部に自生する木ですが、初めて扱いました。

強いマイクロカールが出ています。削ると結構ハーブっぽい香りがします。

続いてはジャカランダJacaranda mimosifolia)

国内でも初夏に青紫の綺麗な花を街路樹道の駅で見ることができます。ギター材ではないですからね、念のため。

微妙な色相ですので、花の色に似せて着色スタビライズされてはいかがでしょうか。

続いてセイロンサテンウッドChloroxylon swietenia)、その名の通りスリランカやインド原産の木です。

ヨーロッパではその香りから俗称レモンウッドと呼ばれていますが、柑橘🍋の木(Citrus limon)とは無関係です。

チューリップウッドがチューリップの木ではないのと同じことです。

繻子織(サテン)にも似た綺麗な木柄は家具や内装に多く使われています。

そしてコーカスウッドBrya ebenus)カリブ海出身の硬質美麗材です。

古くは木管楽器にも使われていました。サイズが小さく入手しづらい木の一つです。

ジャマイカンエボニーと呼ばれていますが、仕上げ時の光沢感は恐ろしく美しいです。

そして本日のトリは、アンジャンHardwickia binata)これも当店初入荷です。暴力的な比重感を持っています。

インディアン・ブラックウッドの別名があります。黒地に差し込む明るい光が艶めかしい印象です。

今回はサンプルとしての調達ですが、ご興味ありましたら、モノによりバルクオーダー可能です。

詳しくはお問い合わせください。