”スタインウェイ”・スプルース

1930年代のスタインウェイピアノからリクレイムした響板レッドスプルースをそう呼ばせていただきます。

現行モデルは最高機種でもシトカスプルースですが、かつてNYスタインウェイでは、近場で採れるレッド種を使っていたようです。

古の工場風景・レッドスプルース?(オフィシャルサイトより)
古の工場風景・レッドスプルース?(オフィシャルサイトより)
t7mmから挽き割り予定
t7mmから挽き割り予定

今回の資源は、アップライトピアノからゆえギターサイズが綺麗に取れる面積はなく、ウクレレ用数枚分で精一杯でした。

しかし、構造パーツからブレースが作れそうな材(同じくレッド種)が確保できましたので、完璧なプリウォースタイル?を再現できそうです。

次回資源からはギターサイズがとれるかも、詳しくはお問い合わせください。

1853年にニューヨークで設立されたスタインウェイ&サンズ社。

創業者のハインリッヒ・エンゲルハート・スタインヴェグは、ドイツから新天地を求めて渡ってきた移民でした。

その20年前にはC.F.マーティンが、やはりドイツからニューヨークへと渡りギターメーカーを設立しています。

ドイツの人、ありがとうって感じですね。