楽器指板のことを英語では、フィンガーボードないしフレットボードと呼びます。
楽器を弾く人にとっては自分の指のための板、楽器を作る人にとってはフレットワイヤーを打ち込むための板、属性によって呼び方が異なるのかな?
来年はマダガスカルローズから。(すでにアップしています)
良い色が出ました。質量があって緻密な木質です。
こちらは、以前にも紹介したマダガスカル島におけるDalbergia属48種の分布マップです。
この島が四国くらいならお遍路さんしてみたいのですが、何せ本州の約2.6倍あるらしいので妄想ジャーニーで我慢します。
出典:MBG
ココボロは古チャンク材一つから切り分けているのでさほど個体差がありません。選別なし、数量限定特価で出します。
酸化が早いのでお手元に届く頃にはやや色変していると思います。
サイアミーズは昭和期の角柱をリクレイムしたものです。派手な色気はありませんが、渋いフィギュアドが見られます。
たくさん取れたので3本1セットでお求めください。
ここ数年の木軸ペン製作ブームの中で、色々な樹種リクエストがあるのですが、FWではペンブランク用に木を仕入れることが一部を除いてないため、樹種が限られてしまうことをお許しください。状態としては直ぐに使えそうな乾燥材だけをラインナップしていますが、それでも加工中に狂い、暴れが生じることもありますのでご注意ください。
杢に頼るのは情けないと思いつつ、やっぱ杢っ気がある木は売りやすいです。
こちらはオークですが、蛇紋石(serpentinite)のように見えなくもないので「サーペンティン・オーク」」と呼ばれています。
巳年にこじつけてみました。不肖FWも○回目の年男です。
硬くて重い素材です。
現状t35mm前後、薄めのドロップトップに開く予定です。
年々、飛びついて買いたくなるようなローズウッドが少なくなりました。
もし見つけたとしても、北米やアジアの業者では輸出書類が揃わない(国が発行しない?)ことがほとんどなので輸入できません。
来年も残された国内在庫と輸出事務に長けた欧州勢中心の品揃えになりそうです。
国内在庫はココボロやマダガスカル、インディアンがあります。ホンジュラスやサイアミーズ、バーミーズもまだまだ入手可能ですが、今ふたつ人気が・・・
ブラジリアンは規制前に輸入・加工された突板や角材、認証された古材やリクレイム材が入手可能です。
チューリップやキング、マダガスカル(maritima & baronii)は原産地からではなく在ヨーロッパの認証材が中心です。
アフリカンブラックウッドは1インチ厚前後、長さ500~1500mm、幅100~200mm前後のサップ付き荒材があります。
在庫約100kgに限り、量り売りで特価放出予定です。
なんちゃってローズは、質重視で扱っていきます。
ご興味ないかと思いますが、今年の私的ベストバイです。(木はのぞく)
ウクレレはソプラノに始まりソプラノに終わりそうです。
アストリアスの”ヴィンテージ・マホガニー”。サペリなので音良いです。(ヤフオクで格安ゲット)
以前、ここんちのカップ麺を食べたのですが、再現度3%ぐらいでがっかりしました。
この冷凍モノは、ほぼパーフェクトに再現されています。麺が完全にほぐれてからさらに煮込むのがポイントのようです。
こってりなのにしつこくないのが天一、40年以上フェイバリットです。
ペットボトルの強炭酸水です。500ml24本入り1ケースを隔週でデリバリーしてもらっています。
コスパ最強、送料だけで頒布してもらっているようなものなので少々心苦しいです。
今まで、この手のものは邪道だと思っていたのですが、ある方のインプレをみて試聴もせずに買いました。
良質な低音が中高音を司る、そんなわけないやろ、どれ、ほんまや!もう手放せません、KEFのサブウーファーです。
通勤用のオジチャリを数年ぶりに買い換えました。店員さんにオールアルミだから軽いすよ、と言われ即決した次第です。
それまで乗っていた自転車は変速ギアなしで向かい風に吹かれると前に進みませんでしたが、今回は6段変速なので軽快です。
ほどなくして前カゴやリアキャリアの一部に錆が出てきました。どうやらオールの意味をあつかましく解釈していたようです。
最近、本(細かい字)を読む気にならないのですが、誰かに読んでもらえるならと始めたのが聴き放題のオーディオブックです。
床についてから聞くと良く眠れます。おかげで今まで1冊を完聴したことがありません。来年は日中に聴いてサブスクを堪能したいと思っています。
国産カエデのキルト杢です。
軽くて軟らかそうな木質だったので、てっきりビッグリーフか何かの外材(輸入材)だと思って買ったのですが、持ち主さん曰く東北地方の某原木市場で入手したとのこと、その市場に外材が混ざって出品された可能性もゼロではありませんが、ネットで他の出材ラインナップを見るとその可能性はなさそうに思えます。
材木として流通する国産カエデはイタヤカエデなどのハードタイプがほとんどで、この材とは重さ、質感が全く違います。こちらは何かしらのソフトタイプになるかと思いますが、種類までは不明です。そもそも国内ではハード/ソフトの区別もないので「カエデ」一絡げで問題ないのかもしれません。
カエデ類の詳細リストはこちら。
しばしウェアハウスショップ(大型除湿機2台完備!)で一服してもらいます。
と、思っていたのですが、ウクレレ材売り場が空いていたので待ちきれず並べました。
古家具からのリクレイムゆえ、穴やら切り欠きが点在していたり、角の丸みや一部は表面塗装もそのままです。
ヴァージン材では味わえないアンティーク感をご堪能ください。
言わずと知れた国内最古銘木の一種、和名本紫檀(Dalbergia cochinchinensis)です。
輸入された時代によって古渡(こわたり)、中渡(なかわたり)、新渡(しんと)なんて区別されるくらい長い木材歴史を持っています。
正倉院宝物の螺鈿五絃琵琶(唐時代・8世紀)は、最も知られた紫檀作品ですね。
つい最近、木軸ペン界隈の一部でこの木は割れやすい?という悪評が出ていると聞いて驚きました。(直近に輸入された色の明るい若齢樹など)
材を充分乾燥させずに加工すると、どんな高価な木でも経時(年ではない)でピシピシとクラックしたり反り返ることがあります。
これは、生焼けの肉を食べてお腹をこわすのと同じで、決して肉が悪いわけではありません。
一般的な木材業者は材を乾燥させてから販売しますが、産地から直輸入したような未乾燥材は、年単位でしっかり養生(乾燥)を施してから加工する必要があります。表面が乾いているように感じても、内部しっとりは当たり前、また、木は含水率が落ちてから時間差で収縮することもお忘れなく。
年明け販売予定のハワイアンミロ、ウクレレ材です。
そろそろ弾けそうな予感がしてからずいぶん年月が経ちましたが、来年こそブレイク間違いなしです。
エキゾチックカラー、くせの強いサップ、微妙な香りがチャームイポイントです。
いずれにしましても、先ずは使ってミロといった感じでしょうか。
来年シリーズ、あと数回続きます。
待てない方は、ウェアハウスショップへお越しください。
と、いうことで当店でもQRコード決済(PayPay)していただくと最大10%のポイントが戻ってきます。
どうぞ、東京都の予算がなくなる前に貰ってください。
令和6年 12月11日(水)~12月27日(金)
※12.21追記
予算到達のため24日で早期終了だそうです。
年明け販売予定のウクレレ材を木取り中です。
バえそうな黒スジやブロークンカールが目白押しです。
長年ハワイ島でシーズニングされていた材ですので直ぐに使えます。
売れてくれればそりゃ有難いのですが、デッドストック材はおかわり不可なので身を切る思いで販売します。
いつまでも あると思うな親と材を痛感する師走です。
メキシコを軸にした中米が産地とされている木、Katalox(Swartzia cubensis) 、英名メキシカン(ロイヤル)エボニーです。
深紫、重硬、粉塵はよろしくないなど、エキゾチック要素たっぷりの木です。
1インチ厚(1100L×210W)のサップ付き板が一枚だけ入荷しました。
以前、とあるところで“ハカランダ”と称するギター材が販売されており、直接見に行ったことがありました。
売主さんは、大学教授の鑑定書らしきペーパーをお持ちで、自信たっぷりにご紹介いただきました。
ところが、ひととおり材を見終えたあと、私が持参したブラジリアンローズの端材を見せたら「この木は何ですか?初めて見た」と、まさかの反応が返ってきました。
で、その”ハカランダ”を買ったのか?、もちろん「私が探している”タイプ”ではない」ということで遠慮しました。
謎の”ハカランダ”、その時はローズウッドではなさそうとしか思わなかったのですが、後から考えると、カタロックスにそっくり、いやカタロックスだったのでした。
と、いえば木の世界ではハートしか思いつかないのですが、近所のホームセンター端材コーナーにこんな木がありました。
このラベル名を見て本名が直ぐに分かる方は、なかなかの通人さんです。
なんのことはない、モラド(パーフェロ)の俗名、いや、ほぼ源氏名(ビジネスネーム)でした。
某木材輸入業者さんの取扱い樹種リストの中で「パープルウッド」と呼ばれており、それがそのまま広がったのではないかと推測します。
(命名は昭和時代?現在もその名前でリストアップされています)
木の名前には学名、英名、和名、現地名、俗名などがありますが、その上に源氏名まで加わったらややこしくてしょうがないですね。
どうかこれ以上、珍名が増えないことを願います。
反対面はテーブル時代の塗装を残してあります。
そのうち、この面をそのまま使う猛者が現われるのではないかと・・・
※FWでは推定100年以上前に伐られた木をアンティーク材としています。それより近年のものはヴィンテージないしオールドと呼ぶことがあります。
~キットで始めて構造も学べる!
FWでは数少ないアコギ系お客様から、「製作本に出てたね」と言われて確認したところ、材料のショップ紹介ページに載せていただいておりました。
恐縮です。当店ご利用の際、掲載を見たと言っていただければ、サービスましましです。
敷居が高いと思われがちなアコギ製作ですが、本書を片手にキットから始めてみると、思いのほかスムーズに進むことうけあいです。
正月休みにぜひ始めてみましょう!
今年も開催されます。
前回は開廊前に人気作家目当ての行列ができました。
今年は昨年のメンバーに加えて、新たな刺客(大ベテランも)も登場!
FWは、うろうろ協力参加予定です。
木の展示販売はありませんが裏即売可です。当日現物持参しますのでお気軽にリクエストください。
即売会ですのでナニをお忘れなく。
一同お待ちしておりま~す。
先日、近県大学キャンパス内の立木をシルバー人材が伐採中、倒れた木に巻き込まれて命を落とされる事故がありました。
林業事故は一般産業に比べて事故率が10倍以上のようで、残念ながらこのような事故は決して珍しくありません。
FWがネットニュースを見て思わず二度見したのは、その木の直径が1.6m、樹高20mと記されていた点です。そんな大木をクレーンも使わずにシルバー人材が一人で伐採?、補助?をしていた大学職員が通報、庭木の剪定じゃあるまいし・・・
案の定、翌日には直径40cm、幹回り1.6mと訂正(県警より)されていました。
40cmの木でも樹高20mもあれば相当な重量になるはず。
林業従事者の皆様、どうかご安全に作業してください。(末端木材関係者より)
ハワイ神話で有名なペレは美しく情熱的な女性で、とにかく気性が激しい火山の女神。
嫉妬や怒りから大地を焼き尽くすので崇拝や畏怖の対象とされています。
ユニークなペレさんの木彫を入手しました。
ハワイで木彫素材といえば、このMiloやKou、そしてたまにKoaやKamaniといった感じでしょうか。
カラバッシュと呼ばれる器類も同様で、身近なローカルウッドが使われています。
中でもネイティブが作った古代のそれは民藝的価値が高く、コレクターも多く存在します。
↓これらは現代の日用品、お土産品です。素材はモンキーポッドやアカシア、価値はありませんが実用的で雰囲気は楽しめます。
ペンブランクサイズで入荷しました。
この木( Olneya tesota)は製材後の歩留まりを考えるとプレカット材を仕入れるのに限ります。
サプライヤー氏曰く、原木の約70~80%はゴミになるとのこと、気温日較差の激しい砂漠地ですから傷みの早さ、半端ないのでしょうね。。
フィギュアド、バールタイプ、プレーン(一部サップ)の3種あります。
何度か申し上げていますが、一般的に木工に使われるデザートアイアンウッドは半化石化、結晶化しているわけではありません。
もちろん、砂漠に長年埋まっていたわけでもありません。
FWが扱うのは、あくまで「ハードウッド」としてのデザートアイアンウッドだけです。
少しでも石化しているものは、木工用の機械や工具を使わない方がよさそうです。(経験者談)
このブログ開始以来、金属ネタは初めてかもです。
先週末、Mgマグネシウムにハマった方に会ってきました。
この方は、マグネシウムのアルミ比266倍という振動吸収率を利用してオーディオ用の制振アイテムなどを企画販売されています。
不肖FWもMgアイテム(ボード&インシュレーター)ユーザーなのですが、今ひとつその効果が分かりづらく、悶々としておりました。
整った設備や環境でその効果を確認したく、某オーディオショップ主催の比較試聴会に参加した次第です。
比較試聴会というのは、オーディオ機器に対してこのMg制振アイテムを使用しない場合と使用した場合を順に聴きます。
ブラインドではないのですが、同じ音源を聴くと確かに両者の出音に違いがあるのを感じます、良い悪いは別として。
このような変化、他社なら数十万、数百万の出費を伴うところ、数万円で感じられるというのがこの業者のウリのようです。
信号が流れる機器自体ではなく、周辺アクセサリーにかけられるお金が限られるボンビーFWには有難い限りです。
数万円で違いを楽しめる?マグネシウムアイテム、引き続き検証して行きたいと思います。
写真は自宅使用(スピーカー下)のMgインシュレーター小サイズ(Φ約40×t14mm)です。
おそらく丸棒をカットしただけの切りっぱなし、これが完成販売品!です。性能にほぼ無関係な見た目は気にしない潔さです。
これを綺麗に磨いて塗装でもすれば原料以上のコストになること必至ですので、私なんかは未仕上げ大歓迎です。
定番以外も続々新入荷です。
まずはマダガスカルローズ、パリサンダーと呼ばれている重厚タイプになります。
木目や色の派手さこそありませんが、深みのある色は落ち着いた大人のローズ感満載です。
広幅ワイルドマンゴーはテナーサイズで。
ココボロもお得サイズで。
きらきらのフィギュアド・セイロンサテンウッド。
残念ながら、クラック発生のため一部を残して暮れのお焚き上げ行きです。
年内入荷予定のウクレレ材は、シンカーレッドウッド、アンティークキューバンマホ、スプルースなどあります。
この月末までにリクエストいただければ、原板在庫あるものに限り別注製材可能です。
カーリーにあらずんばコアに非ずのように思われがちですが、ほとんどの個体がプレーン(素杢)であることを忘れないでください。
ウクレレの表裏がワンピースで取れるセットができました。濃淡はっきりしたモカケーキタイプです。
こちらでお求めください。
の、アコギ材を切りました。
製材後にブックマッチにするのが楽しみな木、第一位です。
リバースすると賑やかパターンに。
もういっちょ
同じくリバースすると
先に製材したサイド材の紅葉が進んでいます。
海外での高騰が著しい材のひとつですが、FWではt60mmの原板が数枚あります。
しばらくは良コスパセットをお届けできそうです。
ご要望があり、アンティーク(100年以上前の)なホンマホを製材したつもりだったのですが、挽き割ってみたらキューバンマホでした。
普通なら喜ぶところなのですが、今回は戦前のスモールマホギター・レプリカ向けでしたので結果よろしくありません。
次回は必ず本マホ切ります。(アテはあるので)
アンティーク・キューバンマホガニーはこちらでどうぞ。
※この写真の個体は別途お問い合わせください。
トリコロールなトップ材がとれました。
オーソドックスに赤身合わせでも良いのですが、青変やバールキャップ部を活かしてレジン注入もありかと。(やり方知らんけど)
共木で2セットあります。
こちらでお求めください。
ブラジリアンローズウッドのスティック材です。昭和のデッドストック放出材になります。
本来意図した用途はギターブリッジ×2なのですが、お箸、ステーショナリーなど他用途にも使えるかもです。
写真では分かりづらいかもですが、磨くと価格差ほど差違はないような気もします。
10年に近い数年ぶりの入荷、カリブ海生まれのハードウッドです。
少し長めサイズのリクエストがあったのですが、木管楽器ないしペンブランクサイズのみで恐縮です。
別名ジャマイカンエボニーないしグリーンエボニー、陽の光にあてると確かにモスグリーンに輝きます。
磨き上げた時の光沢やトゥルトゥル感は唯一無二です。
追ってウェブにあげます。
ご興味ありましたらお問い合わせください。
ハワイアンコアのそれです。
スタビ加工は、ビビッドカラーに染められていることが多いですが、コアの場合そんな必要はありません。
手に持った感じはずっしり重く、スタビ汁が良く浸みこんでいるように思えます。
僅少ですがこちらで販売中です
シンカーレッドウッド特有の絣様変色は、木が持つタンニン分と水中(地中)の鉄分が結合して発色したものです。
個体によって発色部分が多かったり、少なかったり、またその濃淡はこれらの成分の多寡やシンカー時間に影響されるものと思われます。
FWの推論をわざわざ旧帝大の先生と院生さんが証明してくれました。
こちらはシンカーしていないレッドウッド、いわゆるサルベージ材(倒木や放置木など)です。
次回、右端の濃色部分も調べてもらおうっと。
旧家放出の極厚座卓からリクレイム(Reclaim=再生利用))したものです。
たまにレクイエム(鎮魂曲)と言い間違いされますが、そんな厳かな作業ではありません。
こってり塗装された表面からすんばらしい杢目が見てとれます。しかし、中は入り皮のキズが多く、およそ75%はおしゃかでした。
これでもかなりマシな方ですが、修整必至のワイルドバールです。
修整手間賃を差し引いて特価で販売中です。
こちらでお求めください。
同じ発音のようですが、かたや「固定された...」こなた「文房具」です。
この動画はオーストリアメーカーのStationary bandsawですが、一瞬、文房具用のバンドソーかと勘違いしたおバカFWでした。
ちなみに文房具stationeryはstationで売られていたのが語源だそうです。
水平式のバンドソー、かっこ良いですね~、ハードウッドにも使えるのかどうか知らんけど。
うちにとっては無用の長物ですが、ずっと動画見てられます。
Mobileタイプもあります。
これさえあればどこでも製材所です。
ちなみに当方の製材部門には昭和生まれのこいつを配備しております。
挽き割高MAX400mmなのでワンピースのボディ材なども苦じゃないです。オペレーターさんは大変そうですが。
丸太を楔割り(クォーターだけに4分割?)してから柾目に木取る方式をこう呼びます。
シュガーメイプルネックの場合、数年前まではフラットソーン=板目のご指定もあったのですが、今や少数派になりました。
FWでは、今や同じく超少数派の天然乾燥材でご用意します。
手間と時間を惜しまず仕上げた極みメイプルをお試しください。(ネーミングセンスが古い)
数年ぶりのギターサイズです。
エレキトップ、こんなん出ました。
アコギ材は、あっさり白梅系でどうぞ。
ペンブランクは紅梅のような濃厚色です。
色差は個体差であり樹種(学名)違いではありません。
FWのチューリップはすべて Dalbergia decipularis になります。
というと、トーンウッド的にはボディ材がオールコアモデルのアコギを指します。
側裏だけにコアを使ったKモデルよりハワイ風味が強くなり、それだけを収集するコアマニアも多いようです。
Kもあり〼。
お求めはこちらでどうぞ。
今年もこの季節がやってまいりました。
日本アマチュアウクレレビルダーズクラブさんの収穫が始まります。
FWは、年に数日だけオープンする木フェチカフェの主席用務員として在廊しております。
木フェチブレンドに加えて、本場ブラジルのコンペ優勝豆(お店なら@4ケタ円必至グレード)もハンドドリップで提供する予定です。
木は売ってませんが、西荻散策がてらお立ち寄りください。
お土産としていただいた和菓子の名前が「玉椿」
19世紀初頭から伝わる歴史深い銘菓とのことで、心して拝領しました。
その名の由来は椿の花に似た可憐な見た目と、特産の木綿ブランド「姫玉」の玉を掛けて姫路藩家老 河合寸翁が命名したとのこと。
歴史好きな方はこちらのコラムもご参照ください。
ほぼ、チョコレートハートにまみれたワイルド種です。
ウクレレサイズを数セット追加しました。
↓少しだけノーマル部分バージョン
この材は推定パプアニューギニア産ですが、果実は美味しくないようです。
通称”野良マンゴー”、果実はともかく、木味はなかなかイケてますよ。
ギターのヘッドストックを飾る薄板のことを指します。クラシックな日本語ですと天神板とか。
かなりの頻度で”突板”とも呼ばれますが、突板というのは木を鋭利な刃物で突いた(剥いた)シート状薄板(おもに0.25~0.6mm)のことです。
当方であつかうヘッドストックベニアは薄く挽き割った薄板になります。
お求めはこちらでどうぞ。
G社ヴィンテージお約束のホリーもあるでよ。
心材=ハートにビターチョコのような茶褐色のラインや柄が見られる個体をそう呼びます。
この部分をキャラクターとしてどう使うか、作り手さんのセンスが問われます。
これらはビッグアイランドことハワイ島産のマンゴー材です。
カミンスーンであります。
ご興味ありましたらお問い合わせください。
当方へ何かしらお尋ねいただく際、「お問合せ」欄から必須項目を入力の上、ご連絡いただくことが多いのですが、
メールで直接の場合もあります。
その際、お名前だけでなく携帯電話番号(ショートメール用に)なども付記していただくと助かります。
いただいたメルアドへの返信がエラーになる場合があって、そうなると返答の手段がないのです。
ご協力のほど、よろしくお願い致します。
の、インディアンローズウッド・アコギ材が完売しました。
前所有者の購入日であろうチョーク表記をうのみにすれば、シーズニング50年ということでしょうか。
バック&サイドで10セットほど入荷、お求めいただいたのは、ほとんどが1974年以降にお生まれの方でした。
で、最後の1セットのみ1973年生まれの方が買ってくださいました。毎度おおきに。
枯れたローズウッド、最高でした。
名器完成お祈り申し上げます。
の、マイクロランバー材を販売中です。
写真は小分けする際に出た木口のカットオフ、それぞれ個性的で捨てることができません。
これらは最大でも直径180mmくらい、ほとんどが100~150mm前後になります。
それでも樹齢3ケタ年近いと思われます。まったくの推定ですが。
化学的には木の中心と外側をそれぞれ放射性炭素測定して差を求めれば、それがおおよその樹齢になるそうです。
機会と資金があれば試してみたいですね。
【Holly】和名:西洋ヒイラギ(日本のヒイラギは葉っぱ形状が似ているだけで無関係)
FWで扱うホリーは100%アメリカン種 Ilex opaca になります。
たまに、「Holy」と勘違いされることもありますが、そこまで有難くはないです。
一般的に流通しているホリーは色が入っていたり、フシが点在しているものが多いです。
また、製材後の養生を怠ると直ぐにカビるんるんになります。
大きいサイズで色が綺麗、そして欠点が少ない個体はほんと希少なのです。
美白ホリーはlumberのままでも販売しています。
こちらでご覧ください。
季節外れのチューリップが入荷しました。
地色が濃いものや赤白コントラストの鮮やかなもの、そして楽器材に使えそうな幅広板も何枚かあります。
現物はウェアハウスでご覧いただけます。(追ってウェブでも販売予定です)
サプライヤーさんにこの木の在庫状況を確認したところ、
近頃はC国への輸出も始まったそうで、この先、在庫がどこまで保つか分からないと言われました。
彼の国のバイヤーに勝てる気はしませんが、とりあえず無くなるまでちびちび買い続けるつもりです。
9.24追記 小分け販売始めました。
19世紀初頭、欧米人によってフィリピンなどから持ち込まれたマンゴー。現在はフロリダで改良された品種が主だそうです。
材木としてのハワイ産の特徴は、なんといっても賑やかな杢を得られることでしょうか。
この個体はブックマッチ2枚からコンサートウクレレのボディ材が完璧マッチングで取れます。
残った部分でヘッドベニアなども取れるのでお買い得です。
こちらは連番6枚から2セット(テナー&コンサート or ソプラノなど)とれそうです。
マンゴー売場です。
腐りませんが、お早めにどうぞ。
FWではインディアンやアフリカン(カメルーン、ガボン)など真黒系を主に扱っております。
ソリッドブラックだけでなく、少しカラードしたもの、墨流し調などキャラクターが増えてきました。
写真のインディアンはヴァイオリンパーツのメーカーさんが製材、仕上げしたものになります。
指板売場はこちらです。
幅広の極上ベース指板がとれました。
お好み部分をトリミングして使ったり、複数のギター指板にするのもアリです。
本来、マグロ系のアフリカンエボニーですが、真っ黒さではどうしてもインディアン種に分があります。
その代わりと言ってはナンですが、白地部分との絡み=フィギュアドはおまかせください。
心材が赤みを帯びている木、いわゆるレッドハートな木はたくさんありますが、中でも特赤のサティーネさん。
柾目で切って思いっきりブラッディなフィンガーボード材(ギター&ベース)を作りました。
ベースフィンガーボードは4弦用です。多弦用(幅100mm前後)は板目でご用意できます。
詳しくはお問い合わせください。
今号の特集はギター・ソロ。
黙ってソロを弾いてくれ!と仰っております。
木材ネタもあります。
工房Pathさんによる「木材でナットを作ってみた!」
和洋数種類の材を試されています。どんな結果が出たのでしょうか。
特別付録のスコア集にはあの懐かしい曲も入っています。(何が懐かしいかは人それぞれですが)
ご要望により、ウクレレ材過去イチシリーズを少量追加しました。
このシリーズ、早くも原板在庫の底が見えてきましたので、ウェブ販売はこれにて一旦終売とさせていただきます。
終売と言いましても、コアがなくなるわけではありません。
もう少しリーズナブルなグレードも充実させてまいります。
台風に振り回された8月最終週でしたが、本日は久々の青空ですね。
新学期に合わせて罫書き用白鉛筆を新調しました。
最近は、長年愛用したカランダッシュ スプラカラーから国産uni アーテレーズに鞍替えしています。
芯質はかなり硬くなりますが、価格も半額以下でどこでも買えるので妥協しています。消しゴムで軽く消せるのもグーです。