昨日行われた男子ロードレースを通りすがりに見てきました。(うそ、わざわざ見に行った)
で、選手通過を歩道で待っていると、何を思ったのか車道の縁石に取っ手がついたバッグを置く年配女性に遭遇!先月のツール・ド・フランス事故を想起してしまったFWです。
スタート数分後のパレード走行中で、バイクは車道目いっぱいに広がっていました。最も歩道寄り選手車体と縁石との間は20センチあるかないか、バッグが倒れたり、取っ手が風で車道側になびき、車体が引っかかったら・・・想像するだけで恐ろしい光景です。
ご心配なく、FWが通過数分前に指摘したらすぐに歩道に引っ込めてくれました。
この後、上り下り6時間以上かけてゴールした選手に大拍手です。
本日は女子が・・・また沿道パトロールに行ってきます。
今や貴重な1Pスワンプアッシュボディ、ローステッドメイプルネック、バーズアイFBは当店から巣立ったものです。電装系含めて、この価格帯ではありえないワンオフベースとなっております。
現物はG-CLUB SHIBUYAでご覧いただけます。
例のワクチン接種予約をしようかなと思い、地元サイトをのぞいたらとっくに枠が埋まっていて、何だかホッとしたFWです。
しばらく養生していたハワイアンコアが食べごろになりました。
言葉で表現しづらい面構えしています。
根っこに近い部分なのか、よほど捻じれて育ったか、何ともにぎやかです。キルトっぽいうねり、バーズアイのようなピンドット、プラムプディングに近い木繊維の捻じれ斑、褐色のランダム縞、これぞエキゾチック常夏の全部入りと命名します。
お求めはこちらでどうぞ。
半丸太をウェブショップにあげました。一部はご要望にお応えして短くカットしています。
色の濃淡だけでなく、ストライプと白地ベースの比率、ピッチ、バランスにより好みが分かれます。選べるうちにお求めください。
写真左が元となったバールチャンク、t100mm以上ある塊でした。アイバール(粒つぶ)こそわずかですが、心材では得られないコミ入った杢が特徴の最大級バールです。
バールには花梨や楠のように、立木周囲を取り囲むような巨大袴タイプと、局所バブル化した瘤タイプがありますが、このホンジュラスローズは後者、資源量が極端に少ないです。
フラットトップでしたら、あと何セットか取れそうです。詳しくはお問い合わせください。
オリンピック開幕まで残りわずか1週間となりました。N氏情報によると、YR子さんがちゃぶ台をひっくり返すかもとのことで、なんだか落ち着かないFWです。
本日のブログは木の経年色変化一例をご紹介します。
数年前に作っていただいたボールペン。これを見ただけで樹種が分かる方は少ないと思います。
実はこれ、元ピンクアイボリーなんです。
かつては・・・
世界で最も白い木、アメリカン・ホリーウッドが入荷しました。
ウッドショックに大便乗され去年より30%以上値上げされています。以前から持っている在庫のはずだし、そもそも建材じゃないのですが、当然のように値上げです。何年も取引してるというのに、FWの徳が足らんのでしょうね。
とはいえ、ご予約の方、お待たせしました。この後、8mm前後のドロップトップを何セットかと、ヘッドストックベニアを作りためたいと思います。もっと分厚いのが欲しい、薄くて構わない等々、リクエストがありましたらお聞かせください。
ご近所公道での聖火リレーを見ようと思い水鉄砲まで用意したのに中止になってしまい残念なFWです。
気を取り直すにはガツンと男らしいメイプルを、と思い挽割りました。極上アーチドトップに削ってください。
お求めはこちらでどうぞ。
当方の在ロンドンエージェント調べが正しければ、FWが今まで扱った中で最も古いテーブルになります。マホガニーゴールデンエイジ期の後半、推定1770年頃のブツとか。
表面塗装は、さすがに幾度かやり替えられているようですが、構造自体の大きな改造、修復等は見られませんでした。なにより、トップ板の平面性が素晴らしいです。薄板になってから200年以上経った木が、ほとんど動いていないとは驚愕です。アンティーク家具屋さんのワックスやセラックや埃の入り混じった香りも愛おしく感じます。
この個体、何か特別なプロジェクトに使いたいと思います。
ご賛同いただき、活かしていただける方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。楽器、コレクションボックス、スピーカーエンクロージャー、ステーショナリー、グリップ、ハンドルetc、用途は問いません。よろしくどうぞ。
出先で聖火リレー渋滞に巻き込まれたり、沿道で競技による通行止め予定(自転車のロードレースでした)立て看板などを見かけると、いよいよ始まるのだなと。緊急事態宣言下になりそうですが・・・。
極少量ですが、いい感じのマホガニー角材が入荷しました。
早いもの勝ちです。(なんてチープな売り口上)
いつも無くなった頃にやって来るWくん、今回はお早めにどうぞ。
家具系ユーチューバーKASHO氏、満を持しての動画デビューです。
今後、続編は週一でアップされる模様。
高度なテクを惜しげもなく披露してくれます。
どうぞお見逃しなく。
家具オーダーはFWインテリア事業部まで。
ある日の製材現場。これ何ミリにする?と親方。元気良くサぁ~んと答えると笑われました。日常がアホになっているFWです。
夏になると良く売れるマンゴー材。うちはハワイ産95%、コスタリカ産5%くらいの比率で取り扱っております。
今回はウクレレ材のリクエストにお応えしてハワイ産をカット販売(実じゃないよ)します。
マンゴー材は大きいので、テナーでもワンピース取りできますが、木目のバランスを考えるとブックマッチしたほうが目になじみそうです。
ある程度数量をまとめていただければ、カスタムサイズのカットも承ります。(ウクレレT,B&S6P換算10セット~)
詳しくはお問い合わせください。
晩年、朝の目覚めが早かった父は、いつも寝床でAMラジオを聴いていました。同じくSpotifyを聴いているFWです。
広幅マホガニーのオファーをいただきました。色が明るく、比重やや軽め、上品な木肌は最近あまり見かけないタイプのオオバくんです。
故事来歴もユニークで木フェチ心をくすぐるものでした。
ただ、ビジネスとして扱える価格帯ではなかったので、のど手、指くわえ状態でひとまず断念しております。
どなたか、ご興味ありましたらお問い合わせください。
台湾産のパイナップルって美味しいですね。これなら酢豚に入っていても許せるFWです。
本日はラテアートならぬ杢アートの紹介です。クロスカットした木口面に綺麗な柄が出ました。丸太を最高の位置で半割りしていただいた方、有難うございました。
初代レコード、二代目CD、三代目SACDといった布陣です。
同じ音源をメディア違いで揃える意味・・・有るような、無いような。
PMGの名ライブ盤です。
レコードは大学生協で予約して買ったと記憶しています。(1983年ごろ)一般のレコード店では値引きNGだった国内盤レコードが10~20%引きで買えたので、ずいぶんお世話になりました。(書籍も安かった)
2枚組なので見開きの紙ジャケット、ライナーノーツなど昭和の良さ満載です。ただし今はプレーヤーを処分してしまったので見て楽しむだけです。
CDは忘れもしません。カード会社が企画した某店輸入盤CD10万円分選び放題の抽選に当たり、その中でチョイスしました。選んだ約10万円分は、ほとんどが旧譜でレコードの買い直しをしたようなものでした。(1990年ごろ)
で、最近入手した三代目が先月発売されたSACD。PCオーディオが当たり前の時代、もはやそれさえ衰退といわれる中、今さらパッケージメディアを買うのは不思議に思われるかもしれませんが、何か形がないと不安なのです。音質が通常CDより優れているのが特徴のSACDですが、82年のライブ録音ゆえ、あまり期待していなかったのですが、違い歴然で驚きました。
以上、備忘録のような内容であいすみません。
次回はまた木ネタで。
今まで調達した中で最高のバッチが届きました。
伐倒されてから約半世紀経っているとのことですが、美しい色は当時そのまま、いや円熟味を増しているようです。早く製材して爽やかな香りを嗅ぎたいとです。
今回はリクエストにお応えして、小分け販売(長さ1/3カットとか)もする予定です。
詳しくはお問い合わせください。
今年の前半は色々なマホガニーを調達することができました。
大好物のアンティークキューバンから、プレーンな中南米産まで品揃えのバリエーションは西武線沿線トップクラスと自負しています。
直近の入荷としまして、少しフィギャードがかったホンマホ1Pボディ材、数年前からすると倍以上の仕入れ価格になっています。その分、品質も上がれば良いのですが、天然品にそんなことは望めません。
下は近年のスモールリーフ種(キューバンマホ)。芯を含んだ角材をバクチで買ってみたのですが惨敗でした。芯割れが思っていたより深かったのと、そこから派生するシミ汚れにトドメを刺されました。(シミ写真は撮る気力なかったです)
気を取り直して、お次の方どうぞ~
マホガニーではありませんが、見た目ほぼマホガニーのセドロ(スパニッシュシダー)です。(写真左)高級葉巻箱の定番材ですね。独特の芳香があります。前世が虫の方はNGかもしれません。
後半戦は、初っ端にアンティーク材が入荷予定。18世紀から19世紀初期製と思しきリアルキューちゃんのテーブルトップと、もう少し時代が若いホンマホのダークタイプをバラしております。
マホ色々、ご興味ありましたらお問い合わせください。
大谷投手も人間であることが判明した朝であります。
猛暑の中、大変お疲れちゃんでした。
さて、今年も後半戦参りましょう!(いかりや風に)
初っ端は久々のウクレレ新作・Style3 Mod.コンサート です。ウクレレ≒ソプラノなんだろうなというのが、何週か廻ったあげくの個人的感覚なのですが、販売用にはそんな感覚どうでもいいです。と、思わせるほど素晴らしい出音が得られました。
ボディスペックは、BRWにハワイアンコア、いわば新日と第一次UWFの業務提携のようなものです。BRWは古建材(ビーム)のリクレイム、デミグラ系硬質コアは丸太で輸入されていた時代のもので、天然乾燥ですから色が良いです。
新たな試みとして、バインディングにアメリカンホリーウッドを採用。プラ製アイボロイドよりリアルなアイボリー感が味わえます。オーナメントとの統一感もばっちグーです。
詳細はこちらをご覧ください。
即日、いや即時お買い求めいただきました。
有難うございました。
の、指板材をアップしました。多弦超ロングスケールベースや複数のギター指板がとれるサイズ(MAX4枚?)です。約120mm角材から製材しましたので10つ子となっています。
輸入された当時(推定昭和時代)はモラドと呼ばれていました。今見るパーフェロ材とは別物に見えます。
ハワイ島固有の白檀、Santalum Paniculatumです。
インドのそれと比べると香りはうんと穏やかで上品です。香りの強さだけですと、同じハワイ島産のSantalum ellipticumの方が強いのですが、この種は心材の色が濃いのでレッドサンダルウッドと呼ばれていたりします。(同名の紅木とは無関係)
価格は木目等、外観ではなく、重さで取引されています。
お求めはこちらでどうぞ。
八角に削られた美しいお箸を取引先からいただきました。
素材は箸置きを含めてマダガスカルローズです。
しっかりとした質量感があって、とても使いやすそうです。
今使っている黒檀(風)と違って途中から白木に化けることもありません。本当に使っていいのかなぁ?と思ってしまうほどエキゾチックな八角形です。
Hさん、有難うございました。
先ずはハワイアンコアのギンギラ杢角材。(今考えたネーミングです)
幹に深く食い込んだ入り皮の近く、その周辺から分かれた枝の元部分を切るとこんな杢が得られました。板材や角材を取るうえでは邪魔になる部分なので、普通は現地製材所で捨てられます。運よく残ったのは丸太で輸入されていた時代のものだから。
クロスカット(木口切り)に見える部分もあるのですが、4面すべて見ると、杢が縦横無尽にうごめいているのが分かります。好き嫌いは分かれると思いますが、カーリーだけがコアじゃないとです。木地師、ターナーの皆さん、よく削れる刃物を用意してお待ちください。
お求めはこちらでどうぞ。
下は正統派のココボロ。正統派と言っても柾目の中に蜘蛛の巣やら筋肉組織のような木柄がみてとれます。写真は木裏ですが、木表はさらに賑やかです。
ご興味ありましたらお問い合わせください。
久々の木材本紹介は、潔く「樹木」であります。原題も「Trees」ですからそれ以上でも以下でもありません。知人から教えてもらったのですが、貴重な立木、葉、花、実写真が満載で驚きました。
の、ヤングギター2021.4月号が当たるかもです。
すでに一般書店では完売or 返本、ネット上では不可思議な価格で取引されているほどです。ご心配なく、FWのサインではなく、大村孝佳こと木材孝佳さん(逆か)の太っ腹企画です。
詳しくはこちらからどうぞ。
※残念ながら増刷の見込みはなさそうです。ちなみに最近の増刷は、エドワード・ヴァン・ヘイレンの追悼号だったそうです。
お待たせしました。1Pボディ材入荷しました。
最近扱った中では出色の軽量級です。バースト好きの方、お急ぎください。
共木の角材も4本だけですがお得サイズでございます。
アコギネック用110角材は月内入荷予定です。
詳しくはお問い合わせください。
梅雨明けを思わせる快晴真夏日が続きますが、よく考えたら梅雨入り前、緊急事態宣言中でした。
そんな日は、重くて硬い木と戯れるに限ります。
M様、N様、本日は有難うございました。
完全乾燥、木味の良いウクレレ用コアセットができました。丸太で輸入されていた時代のものですから色がいいですハンソン(≒半村 良)。
ホワイトラベル時代のカマカを思わせるプレーン系極み材です。
今回はサイズに余裕があったのでテナーサイズ中心で木取っています。よって、コンサート以下も長めのサイド材が付きます。
お求めはこちらでどうぞ。
お客様からカスタムギター完成の報せをうけました。
ブラジリアン、インディアン、そしてホンジュランのバール材、つまりオールローズの共演です。例えるなら、全盛期のブロディ、ハンセン、マサ斎藤みたいなものでしょうか。
ローズバールは個体の特性上、加工にずいぶんご苦労をかけたようですが、その分完成形は途方もなく美しいです。色、杢の流れ、立体感から宇宙を感じます。
後姿はいたって正統派。細部の仕上げ美しさが際立っています。
T様、お写真有難うございました。
次作企画もよろしくお願いいたします。
販売に先立ってMV内でプロモーション中のリンバベースです。ラメの輝きがキャー素敵です。
この後、いよいよ販売予定!
詳しくはお問い合わせください。
来週末6月4日(金)~6日(日)までお休みします。ウェブショップへのご注文は大歓迎ですが、発送、お問い合わせの回答など7日以降順次とさせてください。宣言延長を利用して温泉旅行に行くわけではないので何卒ご容赦を。
英語で針葉樹のことです。内外の杉・ヒノキ系コニファー3種を紹介します。画はこれ以上ないくらい地味で恐縮です。
先ずは北米代表レッドウッド(セコイア)から。
続いては、南米代表パタゴニアンサイプレス(アレルセ)。
最後は日本代表の杉ちゃんの土埋木です。古いものは神代杉とかジャパニーズエンシェントシダーなんて呼びます。
古いと言えば、最近ウェアハウス近所のセレモニーホール(葬儀場)で「中世古家」と案内が出ていて思わず二度見しました。馬にまたがり板金鎧をまとったナイトを想像した次第です。できれば「家」の前は半角でもあけてください。
よさげなカーリーセットができたのでウェブショップにあげました。
よく、5Aグレードのコアありますか?と、問い合わせをいただくのですが、本当の5Aがあれば私も欲しいんです。スポットの端材をのぞいて、もう何年も見ていない気がします。
昭和時代に現地にて製材後、相当年数経過しています。この荒木状態で地色や木目を正確に判断することは難しいですが、致命的な欠点を避け、ある程度目通りを整えてカットされていますので大きなハズレはありません。
長さ、太さ各種あります。
軽く磨いたらこんなお肌が出てきます、一例ですが。
お求めはこちらでどうぞ。
先行の特価アソートセットが完売しましたので、当方のスタッシュを放出します。色、カール、黒縞、何れをとっても申し分ないと思いますがいかがでしょうか。
選択制で販売します。
こちらでお求めください。
5.19完売しました。
ウクレレ用にセットしてみました。
テナーサイズがワンピースでとれます。お求めはこちらでどうぞ。
キモいほど眼をムいた個体もありますが、こちらはいたって上品な面持ちです。何事もほどほどが肝要かと。
ご希望でしたらシスターピースでトップ材もご用意できます。
詳しくはお問い合わせを。
ウッドショックの影響?でブログ更新が滞っておりました。
久々の更新は直近の入荷材から。
レッドメイプルはアーチドトップや1Pボディ材までとれる70mm厚です。サイズも魅力ですが、超大型丸鋸?のソーマーク(鋸刃痕)も見どころです。おそらく北米原産地で挽割ったものと思われます。
ハワイアンコアはカーリー材2000mm長をゲット。5Aとかマスターグレードとは言いませんが、濃い地色、整ったピッチ、枯れた質感、いずれもばっちグーです
本花梨バールは想定×3のお値段ゆえ断念。
幹の周りを瘤が取り巻いていたというのがよくわかる板でした。
5月後半は超久々のペルナンブコ1インチ厚、マダガスカルローズ(グレベアーナ種)、そしてホンマホ1Pボディ材、ネック用角材等々が入荷予定です。
数年前、下北沢の某居酒屋で立ち上がったプロジェクトB、ファーストモデル完成の報せが届きました。製作はOliveブランド主宰の矢口っちゃん、プリアンプは、HUMPBACK ENGINEERING戸田さんに大別注、うちは材木となぜかケース供出です。
よ~く見ると、超ラメラメ仕上げなのであります。
近日中に店頭販売開始します。詳細は追ってご案内します。
柾目ネック材と1Pボディ材を切り出しました。
ぜひセットでお求めください。
インディアンローズは他に板や角材で在庫ございます。ご要望に応じてカスタムカットしますのでお申し付けください。(ミニマムロットはネック材10本、ボディは5本分以上~)
ブラジルはマナウスから出港に向けて段取り中の小径オオバマホガニーです。アレのせいで作業が一年以上凍結、その間に現地では住民の約80%が罹患されたそうで、やっと動き始めました。(皮肉なことですが)
楽器につかえるようなサイズもあれば良いのですが・・・
小出しならぬ小入れしています。
少々高くても、太く、分厚く、かつ乾燥した材を求めます。色々な用途に使いますからよってに。
ここからは思案中。
来月は本花梨バールとインドローズの太角が入荷予定。
従来、ヴィンテージマホガニーとして販売していた材を、アンティークマホガニーと呼ぶことにします。理由は単純で、100年以上経った価値あるものがアンティークで、それよりも若い25~100年未満のそれをヴィンテージと呼ぶのが一般的だということを指摘されたからです。
価値の高い古美術、骨董など鑑賞品の類がアンティークでワインや車、ギターなど実用品で古いものをヴィンテージとする分類もあるようですが、当店の材資源はアンティーク家具が多いので、その意味でも変えたほうが良いと判断しました。
当店のマホガニー材はアンティークのキューバンからヴィンテージのホンジュラス、近年のプランテーション材まで多種、多産地、多年代揃えております。
以上、どうでもよい話でした。
最近、こんなのが人気です。
ホワイトシカモア、美白無敵の美しさに加えて全面フィドルバックタイプのカーリー材です。
1Pウクレレないしアコギ用に取れます。
※写真下部にシミっぽく映る部分はレンズ内部の汚れです。もう10年以上使ったカメラなのでそろそろリニューアルしなきゃです。
濃色素材なら問題ないのですが、白木を撮るとみっともないですよね。
ごく少量をショップ用に製材しました。BRWのベースサイズです。おばあちゃんが作ってくれたお弁当のような色合です。
アフゼリアのフィギャード材、ウクレレサイズです。
グリーニータイプのシュガーメイプル・アーチドトップ用です。
追って、ウェブショップにあげます。
お急ぎの方は、ウェアハウスでもご覧いただけます。
リクエストにより少量ですが製材しました。一本の角材からベースサイズで5枚取れたのでフィンガー5ってところでしょうか、リンリンリリン。
色や柄が派手なスタンプ系(根杢)と違い、家具向けの目通りが良い心材から切っていますので、いたってコンサバな面持ちです。
F社ヴィンテージ風の板目なら追加製材可能です。ご注文お待ちしております。
アフリカにもアフゼリアは存在しますが、こちらは東南アジア産(Afzelia xylocarpa)です。これのバール材はマカモンと呼ばれ、カリンとよく似ています。
拡大すると、
このXylayフィギャードは、バールよりはるかにレアです。
ドロップトップで1セットだけとれそうです。
詳しくはお問合わせください。
リクエストにお応えしての再入荷です、かえでちゃん。
前回のバッチはこの方のお手元に。
工芸の世界では一寸八縮み(約3cmの間にスジ8本)がベストバランスだそうですが、その倍近く縮んでおります。
アーチドトップ、ドロップトップ、いずれにも使える厚みがあります。
サイズ等リクエストございましたらお問合わせください。
ウクレレ向けのカーリーコア薄板です。コッテリ系とあっさり系があります。
ヴィンテージ材あらためリアル・ヴィンテージ材はおなじみのキューバンマホガニーです。こちらはうっすらカーリーです。
エレキ材は、コアのクラッシュベルべットとメイプルバールを。
ペンブランクは濃厚チューリップをどうぞ。
整理できましたらウェブショップにあげます。
お急ぎの方はウェアハウスでどうぞ。
の、ローズウッドについて同定作業をすすめており、詳しい方に聞いてみることにしました。ラベルはFwの見解なのでどうなることやらです。
D.maritimaについては、食うに事欠いてすべて売ってしまったので用意できませんでした。(特徴があるので最も分かりやすい種です)D.monticolaは見たことがありません。これら以外にも複数存在するらしいのでコンプリートまでの道のりは遠そうです。
根っこ、超揉めた部分をブックマッチに開くと・・・
繊維組織とは思えないブロークンな木柄が現れました。一期一会レベルかなり高いと思います.
これからシーズニングします。
先物買い希望の方はお問い合わせください。
先日入荷した半丸太の中で特に重い個体が2本あったので切ってみました。
表面からは汚れでさっぱり見えなかったのですが、切った木口から見ると果肉がびっしり詰まっています。全体がベタに赤いのは見たことありますが、ここまでミルフィーユなのは初めてです。
ご興味ありましたらお問い合わせください。
街路樹や公園樹としてお馴染みのトウカエデ、漢字で書くと唐楓だそうです、中国出身だから。
よさげな個体↑が近所の公園にありました。
ずっとソフトメイプルだと思っていたらハード種らしいです。扱ったことないので、ぜし欲しいです。
この木↓はよくわからないけど、クロッチ部分がいい感じにシュリンクしています。
暖かくて自然観察が楽しいです。
色が綺麗なローズウッド2種入荷しました。樹径は細いですが、今やこれが限界かもしれません。
40年以上前の半丸太ですので芯を中心にワレがあると思ってください。長さは1200~1700mmまでバラバラです。現物確認はウェアハウスで可能です。ご予約の上お越しください。
次回入荷は夏以降(ブツが残っていれば話ですが)になりますので、どうぞお早めに。
いや、実写でした。ご本人相当痛かったとか。
アマゾン洋楽雑誌カテゴリー第1位独走中!ヤングギター誌4月号の巻頭見開きメイン画像撮影現場です。
P24からのYG木材コレクション2021も見てね!
夏休みの読書感想文、400字詰め原稿用紙2枚が書けず泣きべそかいていたFWが、削られた分を含めると30,000字以上であなたを言葉責めして差し上げます。
来週あたり、製材したいなと思っています。
花梨瘤!として買いました。白カリン?
お次はシュガーメイプル。
見た目完璧なレプリカが作れるのではないかと。
ギャリー・ムーア(ゲイリーというとピーターバラカンが怒る)が長年愛用したシリアル#9 2038。
そして春なので、
コロナ禍の間隙を縫って、半丸太四たび入荷予定です。
あとは、リクエストの多いハワイアンコアのウクレレ材、ブラジリアン指板、クラロバール・ドロップトップ等を予定しています。
19世紀後半から20世紀初頭のマホガニーテーブルトップを製材してみました。ホンジュラスマホガニーです。
目が詰んでいるのに軽くて、よく響きます。
色はキューバン並みに濃いです。↓写真左です。
手前から時計回りにヴィンテージホンマホ、近年ホンマホ、プランテーションキューバン、ヴィンテージキューバンです。
ウクレレセットに木取りました。
お求めはこちらでどうぞ。
4月号の表紙巻頭特集は『ギターと木材〜The Gutiar & Tonewoods〜』!
ギター界随一の木材マニアで知られるギタリスト:大村孝佳をナビゲーターに迎え、ギターの根幹を成す木材にスポットを当てた様々な企画をお届けします。 3月10日(水)発売。
詳細はこちらでどうぞ。
文字通り血色のような赤木です。サティーネと呼ぶことも多いです。ベース指板サイズに切ってみました。
この木を切っていると、ハワイ土産のアロマキャンドルのような甘い香りが漂います。ローズウッドなども甘い香りと表する人が多いですが、それよりはるかに糖度が高い感じです。
広幅なので長さが足りれば多弦にも使えます。
こちらでよろしく哀愁です。
ステーショナリー関係のユーチューバーとして大活躍中のしーさーさん(現役大学生!)。今日は、工房楔さんのペンシルについてクールにレビューされています。
しっかし、木についてもよく研究されていますね。木軸ペン購入層がどんどん低年齢化しているというのは聞いていましたが、しーさーさんの影響も大きいのでしょう。
この動画を見て木軸ペンを作りたくなった方、ブランク材はこちらでどうぞ。(便乗に遅れましたが、明日以降追加予定です)
3/2追記
一晩で約1.5万回の動画再生数、まだ見てない方もぜしっ!
は、マホガニーのStyle 3タイプです。くびれがゆるいディットソンモデルをオマージュしています。
サウンドボードは5 Daisy風のちょいカーリーホンマホ、B&Sには硬いキューバンマホです。いずれも推定150~200年前のリアル・ヴィンテージ材です。リアル・ヴィンテージ材は着色しなくても良いので助かります。(誰が)
オーナメントはいつものホリー。ここは見た目上、絶対木目にしたくないので、あくまでアイボロイド系?ウッドです。
この後は、同じくディットソン3K(本物にはないけど)、リアル・ヴィンテージカーリーマホのテナーが続きます。
お求めはこちらでどうぞ。
変形ですので歩留まり保証できませんが、色、杢とも良好です。
丸太で輸入されていた当時(推定90年代)のものを削ってみました。
近日中に製材予定です。
このままでお召し上がりいただくことも可能です。
早めにお知らせください。
今朝も、良さげなコアの子が落ち葉に埋もれていました。
ここ掘れワンワンということで、掘ってみます。
約6フィート埋まっていました。発掘後の塹壕です。
こういう作業大好きなんですけど。ディスカバリーチャンネルに売れそう。そのうち同行させてくれるよう頼んでいます。
さて、どんな筋モノが届きますやら楽しみです。
日本では仙台の埋もれ木が有名ですが、それは約500万年前、たしか琵琶湖ができたころの木の話でした。1000年単位の神代木など鼻く〇のようなレベルになってしまいます。
これは以前にも紹介したビッグアイランドの発掘コアです。
長く見積もっても地中潜伏期間推定5~10年くらい?それ以上になると間違いなく土に還ると思うので。
どうぞ浅漬けでお召し上がりください。
そろそろ使えるかなと思い、クラロのバールを製材してみました。
水中乾燥済みなので、ずいぶん早く仕上がりました。
ウクレレ用のハワイアンコアも少々。
最後は可憐なチューリップ嬢を。
お求めはウェブショップもしくはウェアハウスでどうぞ。
いつもこう思っているのですが、キューバンマホにはなかなか出会えません。そんな中、家具としてはジャンクですが、材として極上のテーブル数台に遭遇、もれなくリクレイムさせていただきます。
柾目の広幅が多く、ぜひアコギ材を作りたいのですが、その価格ゆえほとんど売れません。売れなくても目の前に本物の古漬けキューちゃんが現れたら買ってしまう、これってもはや道楽の域でしょうか?どなたかビジネスとして成立させてやってください。
昨晩は結構揺れましたね、10年前以来でしょうか。皆様のご無事と安全を祈ります。
拙宅ではお気に入りのNow Playing スタンド(ヴィンテージマホガニー製)が倒れ、2年前に新宿の花園神社骨董市で出会ったボコテ夫妻が棚上から相次いで落下しました。ともにケガはありません。
この後、ウェアハウスショップを見てきます。いつも適当に詰め込んだり立てかけたりしているので少し心配です。
荒材ですがマダガスカルローズの板材が数枚入りました。
T80mmありますので色々と楽しめそうです。近日中にエレキボディトップ&バック材、指板材などにさばきたいと思います。
ハワイアンコアも荒材での入荷です。丸太で輸入していた時代(推定90年代)のもので、一部は樹皮まで残っています。写真ではわかりにくいですが、まずまずの横スジ入りです。
小分け製材出来ましたら、こちらでお知らせします。
しばしお待ちを。
少しづつ季節だけは前に進んでいるような今日この頃、新入荷のローズウッド類です。
先ずはチューリップウッドの指板材から
続きましてはマダガスカルのEギターネック材。
整理出来次第、ウェブショップにあげていきます。
お急ぎの場合は、遠慮なくお問い合わせください。
この後は、古インドローズ、古ココボロ、古キングウッド、古マダガスカル追加分など昭和のデッドストックものが続きます。お楽しみに。
【情報】
ハンドクラフトギターフェス2021、やはり開催中止だそうです。
2年連続中止は寂しいですね。今の状況とあの環境じゃ仕方ないかもしれません。こちらはまったく商売あがったりです。
2本を同時追加しました。
先ずはエンプロイー3K改から
サイド板をマダガスカルローズで締めています。即日売れました
続いてはチューリップのパイナップル。
チューリップを柾目で取るのが大変でした。こんなサイズでも。
試奏はご予約の上、ナチュラルリバーブの効いたウェアハウスで可能です。
何年か前にもご紹介したARAMAKIの展示が明日より国立新美術館SFTギャラリーで開催されます。(一部を除いて受注販売)
そっ、新巻鮭の廃木箱アップサイクルプロジェクトです。
北海道展とはなっていますが、いかめしとかウニいくら丼はないのでご注意を。
鹿ちゃん(楽器担当)来るのかな?
どうなるか、専門工場でテストしてもらいました。
基材は昭和のBRWです。
硬化させるというよりは、複数枚の突板が固まってソリッドに蘇生?できたらうれピーなという目論見でした。
結果は予想以上にムリでした(笑)。樹脂を入れても剥がれると思うよ、と言われていたのですが、そのとおりでした。
突板は突板として木命を全うしてもらえるよう、需要開拓したほうがよさそうです。
マダガスカルローズ(D.baronii)のベースサイズ入りました。
色、木目良いです。5枚あります。
BRWも少々追加、これでほぼ最後になります。
真黒(インド)は未乾燥材しかないので、販売は当分できそうにありません。
チューリップウッド、キングウッドは近日製材予定!
ご興味ありましたらお問い合わせください!
お世話になっている方からの依頼で委託出品しております。
バブル期の国産カスタムオーダー品ですから贅沢なウッドスペックとなっております。(当時で推定30万前後?)
2Pキルトメイプルボディ!幻の女神工房PU(フロントだけ)、ソリッドメイプルセットネック、ローズ指板、マーカスミラーの段ボール付きです。
当時のSeenブランドの価格レンジを調べるために、ご近所のNさんが80年代のベースマガジンを見せてくれたのですが、付録の練習音源がソノシート!レコードの薄いヤツです。さすがリットーさんです。
Nさん、当ベースのプロファイリング&試奏チェックにご協力いただき誠に有難うございました。
いつもこんな風に取れたらいいのになぁと思う一例です。
ギターの場合はせめて同じ個体から・・・。
海外では裏板と側板を別売りしているケースをよく見かけます。特にクラシック楽器業界はその傾向が強いようです。だからナニ?ですが、できればシスターピースで揃えたいと願うFWです。
金属軸特有のアノ音が苦手な方、フリクションペグのストレスに耐えられない方向けの逸品です。理想はストレスフリーの木軸ペグがあれば良いと思うのですが・・・
こちらは、ヴィンテージマーティンのリプレースメント用に製作されたものです。ヘッド板と触れ合う部分だけにコンポジションと呼ばれるリップクリームのような潤滑緩衝材を塗って使いやすくします。木軸フリクション式も穴と軸の精度を高めればかなりの戦力になること間違いなしです。
とある、木材市場での瘤材区分け呼称だそうです。
カタカナは色がオレンジ色で軽くて臭う方、漢字は赤く重くて香る方、確かに概ねそんな感じです。サップの分量や杢の細かさもかなり異なります。
正確には学名が違うのでしょうが、同じ山に生えていることもあるらしく、同時に伐採・出荷されれば個体差として扱われてきた可能性もあります。存在比率は9:1くらい?いやもっと極端かもしれません。もちろん本花梨の方が少ないです。
かつては相当量の輪切りや板が輸入されたのでしょうが、もはや瘤資源も取りつくされ、新規の大規模輸入は見込めそうにありません。今のうちに近所のリサイクルショップや古道具屋で座卓や衝立を漁った方がよさそうです。運がよければ本花梨にあたるかもしれませんが、似せるために着色したものも多いのでご注意を。
どちらもオークションで売ってます。
よろしければお一つどうぞ。
の、テナーウクレレ材セットです。
こちらは、古テーブルトップからリクレイムしたヴィンテージ材になります。5 Daisy風おぼろげカーリーがチャームポイントです。
色は、ホンデュランにしてはかなり濃い目ですが、軽いので良く響きそうです。
限定2セット限り、お早めにこちらでポチっとな。
は、緊急事態宣言発出後も通常どおり営業する予定です。
お酒はおろかお茶も出さない店(持込み歓迎)ですので問題ないかと。
時代を見据えた完全予約制は、密を回避しお客様の安全を守ります。必要至急なものは、ぜひウェアハウスでお求めください。
とはいえ、コロナは恐ろしいのでウェブショップも、せいぜいご利用ください。 店主敬白