今年最後の入荷品です。
バックアイバール白多め
季節外れのチューリップ
”スウィートフィッシュ” メイプル
ウェブショップは年中無休でご注文を受け付けております。
発送は明年6日ごろから順次対応させていただきます。
今年も一年、FWをご愛顧賜り誠に有難うございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。
次回からは木フェチブログ2018Ⅰでお目にかかりましょう。
に発行されたペーパーを見つけました。
冬休みの課題図書として読んでみます。
タイトルどおり、北米のレッドスプルースに関する学術・統計資料です。
まだ、ナナメ読みだけですが、1912年の産出地域(種別)ごとの価値が記されているリストがありました。
イースタン (レッド)$6.11(1000BFあたり)
レイクステイツ (ホワイト)$4.68
ロッキーマウンテン (イングルマン)$2.12
パシフィックコースト(シトカ) $2.10
当時からレッドスプルースが高額なのにも驚かされます。
(特にレッド・NY州産出は$7.25)
当時の主な用途は、紙原料、建材、船舶などで、もうしわけ程度にピアノやその他楽器の響板という記述もあります。
”アディロンダック”という呼称はこの時代にはまだ存在せず、後に商業名として付されたのも興味深い所です。
何か見つけましたら、またレポートしますね。
バイオレットウッドことブラジリアンキングウッド(Dalbergia cearensis)です。
仏ルイ王朝や英ジョージアン王朝などの宮廷家具材として重用されたことからこの名が付いたと言われます。
チューリップウッドとおなじく細い木ですので、トーンウッドサイズを無傷で入手するのは結構大変だったりします。
ということで、
木材連載は今号で最終回となります。長らくご愛読いただき有難ございました。
取材、撮影、潜入等々、ご協力いただきました皆様有難うございました。
また、いつの日かどこかでお会いしましょう。
木フェチ与太話は引き続き当ブログで・・・
特にアコギB&Sで人気の高いカーリー・ホンマホ。
コアやメイプルほどゴリゴリに自己主張しないところが
チャームポイント(死語?)です。
わずかですが、今年のラストバッチが入荷しました。
アコギB&Sセットとエレキ用ドロップトップがあります。
現物確認は年末も営業中のウェアハウスでどうぞ。
※年末はおとなりのラーメンJ郎さん行列が延びることが予想されます。
ウェアハウスショップの入り口も完全にふさがれますので、初めてご来店の方は
通り過ぎおよび、割り込みに間違われないようご注意ください。
みなさま、素敵なクリスマスをお過ごしください。
FWにもプレゼントが届きそうです。(今は写真だけですが)
バックアイバールのテーブルが国内某所で発見されました。
強烈アメリカンサイズなうえに厚みもたっぷり。
元のオーナーさんは、わざわざこれをアメリカから取り寄せたそう。
1ドル360円の時代じゃないにしても、輸送費を含めると軽く100万はかかったのではないでしょうか。
ただし、表面は樹脂でどっぷり固められているのと、ガラス繊維で補強されているそうです。
木工用工具では作業に限界があり現在木取り頓挫中。
年が明けたらウォータージェットでやっつけてもらおう。
okayamawaterさんの動画拝借。
昨日、健康診断の結果を聞きに近所の病院に行ってきました。
病人優先なのでずいぶん待った気がしたのですが、おかげでビッグネームの名前読み上げに遭遇しました。年の瀬らしく、地元のMRシンイチさん、WDアキコさんが来院されていました。MRシンイチさんは確か地元の議員さんで、選挙中は日中でも「こんばんわ・・・です」と挨拶します。(うそ)
お二人とも、どうぞお大事に。
新入荷のメイプル材です。
木裏のみキルト杢が激しくスポルトされています。
もみじおろしを添えてポン酢でどうぞ。
キャッシュバックレートは
※5万円以上で7%OFF
※10万円以上で10%OFF
※20万円以上で15%OFF
他コーナーとの合算はできません。
ご注文後に、確定金額を自動返信メールとは別にご案内しますのでその後、お振り込みください。
指板材はブラジリアン10%OFF、それ以外はすべて20%OFFです。
(表示価格はお値引き後価格です)
いずれも、現金(お振り込み)でのお買い上げに限ります。
(Paypalは手数料の関係でご容赦を)
を、アップしました。
どうしてもワンピースにこだわる方、早めにお手当ください。
この先、350mmを超える広幅材はいちだんと入手に苦労しそうです。
あったとしても、それなりの対価を必要とすること必至です。
ちなみに、同業者のサイトをのぞいてみますと、1Pは23,328円でした。当方も次回入荷分(予定はありませんが)からは同等かそれ以上の価格になるのではないかと思います。
イングリッシュ、フレンチ、イタリアンなどのヨーロッパ産を指して誰が名付けたか、”世界三大銘木”の一つと称されています。
家具の世界では1660~1720年間に最も栄華を極めたとされていますね。
ついでに、その後おとずれたのがマホガニーの時代でした。
こちらは銃床用として輸入されたイングリッシュ・ウォルナットのフリッチから木取ったもの一例です。
共木からドロップトップ用として数セット取れそうです。
整理出来次第ウェブショップにアップします。
倉庫(ロッカーともいふ)を整理していたら、よさげな突板半端が出てきたので、ご来店いただき、何か買っていただいた方に先着順で差し上げます。楽器ヘッドの装飾くらいには使えそうなサイズです。全部で20枚くらいですのでお早めにどうぞ。
プロパー品はこんなんです。まだぷんぷん香ります。
これが突板ではなく、せめて3mm厚あればよかったのですが。
が、届きました。
ローカルウッドだけをペンブランクサイズにしてもらいます。
今回も国内初(たぶん)が7種類もあります。書いてある通称とは別に、すべて学名が分かっているので、それが何の仲間か、どんなプロポーションなのか、ウィキで調べればすぐに出てきます。便利な時代ですが、調べても直ぐ忘れてしまうのが悩みです。
写真では分かりづらいですが、ピンク・オレンジ・モスグリーン・サンドベージュ・・・カラフルエキゾチック集団です。
おしなべて重く硬い木が多いので、名前の”とおり”が悪くてもトーンウッドに使えそうな種類もあります。
なる、たたき起こし企画?が昔のバラエティ番組でありましたが、昨日はそれ並みに取引先おじゃましました。
Sさん、早朝からお迎えいただき有難うございました。
で、空いた昼休みに、てっぺんに金のオブジェがのったお城を探索。
大規模な工事中で、木材加工場までオープンにされていました。
針葉樹ばかりで木フェチ的にはツンときませんでしたが、お金と時間がかかる仕事であることはよくわかりました。
この後おじゃました別の取引先で、中軽量ミディアムダークの古マホガニー見本を発見し、なんか落ち着きました。
難点は現物量が多いうえに価格も相当強気なので、単独では手が出せそうにありません。
取り急ぎサンプル材だけ分けていただきましたが、エア感たっぷりでLP系のボディ材によさげです。
ヴィンテージ材と呼ぶには程遠いですが、それでも輸入から30年以上は経過しているような面持ちです。
下は超古アレルセのフラットソーン。(今日は針葉樹の日)
この材でこの形状は初めて見たので、使うアテもなく即調達。
最近、その手の買い方が増えてきたので要注意、道楽で木を求めるのは100年早いと自戒を込める。
大好評のうちに終了した第一弾ウクレレ材に続き、本日からアコギ材も始めます。年々、当店の中では売上比率が下がり、今年は全体の10%を切りそうな勢いのなさです。
20日まで「がんばれアコギ製作家セール」として些少ですが、キャッシュバック販売しますので、ぜひご利用ください。(一部除外品あり)
アディロンだけは除外で
お許しを。
キャッシュバックレートは
アコギ材コーナーの合計お買い上げ金額(送料除く)が
※5万円以上で7%OFF
※10万円以上で10%OFF
※20万円以上で15%OFF
ただし現金(お振り込み)でのお買い上げに限ります。
(Paypalは手数料の関係でご容赦を)
他コーナーとの合算はできません。
ご注文後に、確定金額を自動返信メールとは別にご案内しますのでその後、お振り込みください。
よろしくどうぞ。
今が旬の白子にも似たキルトメイプル、新着あります。
年内には50~60mm厚のファットタイプも続々と入荷予定です。
キルト杢が現れるビッグリーフには鉱条もしくは金条(読み方はいずれもカナスジ)と呼ばれるミネラルだまりが出ます。
ハードメイプルに出るピスフレックとは違い、濃く溜まるので避けてお使いください。
当ブログでも何度か紹介した小笠原桑。
小笠原諸島の固有種かつ絶滅の危機に瀕した希少種でもあります。
その名前が、ポッと一瞬、世に出たことがありました。
3年前のTV「開運!なんでも鑑定団」の中での一コマです。
座卓と碁笥だけでしたが、その鑑定額の高さには驚かされました。
(あくまでテレビの世界ですが・・・)
ひょんなことから、それに負けず劣らず、といいますか、
はるかに凌駕した感のある小笠原桑のコンプリートセットが
良木骨董店(古物商免許不保持)に持ち込まれました。
戦前にオーナーの御祖父さんが購入されたそうです。
お好きな方に適価でお譲りしたいとの申し出を受けましたが、FWではその価値やら、材の真贋さえ見極められませんので、あくまで仲介というか、紹介だけさせていただくことになるかと思います。
ご興味ある方、お早めに良木骨董店ことFWまでご一報を。
サイバーやらブラック~ほどの華やかさはありませんが、
FWでは古典的に年末謝恩大感謝祭を本日から開催します。
先ずは第一弾、ウクレレ材のキャッシュバック、いや現金還元から始めます。来週12月10日まで。よろしく哀愁です。
ウクレレ材コーナーの合計お買い上げ金額(送料除く)が
※3万円以上で10%OFF
※5万円以上で15%OFF
※10万円以上で20%OFF
ただし現金(お振り込み)でのお買い上げ時に限ります。
(Paypalは手数料の関係でご容赦を)
ご注文後に、確定金額を自動返信メールとは別にご案内しますのでその後、お振り込みください。
お友達、ご近所お誘いあわせの上、お安く買ってくださいね。
バックアイのドロップトップ材入荷しております。
色、杢、コンディション、いずれをとってもトップクラスの材です。
今回入荷分は、入り皮、穴、ワレ等が少なく、製作時のリカバリー作業?が大幅に軽減されております。当然、完成時のナチュラルバール感もアップ必至です。
お早めにこちらでどうぞ。
現物はウェアハウス店でもご覧いただけます。
が、終了する!!!?
長年、興味深く拝読していたデジマートマガジン地下実験室から衝撃のお知らせがリリースされました。
あの企画が消え、このコーナーもいったん区切りをつけ、いよいよサバイバル化してきたデジマートマガジン連載モノ。
はたして木材連載の行方は・・・・
実験室初期にはFWも友情ゲスト出演させていただきました。
最後通告のリアルなくだりには身震いしてしまいます。
ネットマガジンという、今の時代ならではのメディアでいつも、ヤングにホットな情報を提供し続けてくださった室長には、いつも感服しておりました。そのうち木材連載との共同実験をお願いしたいとも思っておりました。
実験室は閉店ガラガラしてもマガジン内では引き続き、進行中の企画もあるとのことで、また違った井戸沼さんに会えそうです。
ひとまず、お疲れ様でございました。
FWも来年からはスピンオフ企画を目指してがんばります。ってオレもか?
を、リニューアルオープンしました。
ブラジリアンを一枚から選んで買えるのは西東京でもここだけです。
現物はすべてウェアハウスでも見わけ可能です。
皆様のご来店をお待ちしております。
世界一のそれだとする木が、ネット上で騒がれています。
主な反応は、樹齢150年の木を伐った、港の吹きさらし場所で見世物にする、展示後の使途が未定、一部を切り刻んで売り物にする、この木を二流扱いした・・・・etc.
ゆえに木が可哀そうなんだそうです。場所が神戸だけに復興・鎮魂をコンセプトに付け加えたこともダメなんだそうです。
ミサイルが飛んでくる時代に、お相撲さんの動向が気が気でならない日本人ならではの発想に思えてなりません。
このプロジェクトを仕掛けたのは、バオバブでも紹介した熱血プラントハンター氏。
出る杭は打たれるの典型的例のような気がして、ややお気の毒です。
本日から点灯のようですから、現物を見れば少しは反応が変わるのではないでしょうか。
神戸メリケンパークにて26日まで。
杢モクしい材が入ってきました。幅や長さもたっぷりあります。
先ずはサペリのポメレ杢から。写真の共木が数枚あり。
エレキトップ材、アコギのBack&Sideも取れそうです。
ポメレ(ポメル)とは小さな円形ないし楕円の小紋が連なるフィギャードサペリの代表的な杢です。杢のグレードによっては素杢の10倍以上の値が付くこともあります。
続いてFW定番のバーズアイ。
両サイドはフレーム調に、センターのフラット部は眼玉だらけ。
と、聞いて直ぐにその姿が思い浮かぶ方は、かなりのマニアさんだと思います。
知り合いに古い(戦前?)長尺逸品を見せてもらいました。
へぎ板というのは、木を薄くするのに鋸で挽いたり刃で突いたりせず、みかん割りした
木口になたで割れ目を入れ、後はひたすら手で割いていく方法です。そうすることにより、木の繊維を傷めずに、見た目が自然な薄板を作ることができます。
主に茶室の室内装飾などに使われています。
現存する数少ないへぎ板屋さんが、その詳しい製作プロセスを紹介されていました。
この方法で、いつかスプルースのサウンドボードを作ってみたいと思っています。
土日晴天の中、菊川も熱かったです。
一般のお客様だけでなく、楽器店関係者の方もたくさん来場されていました。
気になった展示品の一部をご紹介します。
Altero Custom Guitars もはや中堅の貫禄、アルテロさん。逆光写真でごめんなさい。
Shikagawa Musical Instruments サケを引き連れ北海道から来襲、シカちゃん。
Wood Custom Guitars 初参戦!その名の通り逸材ぞろいの力作ラインナップ。
Style-S Guitar もはや説明不要のスタエスさん。
Toyo Guitars 今回も独自の世界観を見せつけてくれました。
YOS Guitar & Basses 本展示会の主催でもあるYOS吉田さんのお仕事その①
左端は・・・
吉田さん②王道コーナー 背中はToyoさん。
Aozax Guitar Garage こちらも初参戦、フロム大分アオザックスさん。
ESP学園コーナー。学生さん作品とは思えない完成度です。
2年に一度のギターショーといえば、楽器フェアはさておき、この菊川ショーです。
開催がいよいよ今週末に迫りました。
つきましては、FW出展品(即売)の一部を紹介させていただきます。
今回は、プレミアムグレード品だけでなくアウトレット材もあります。
(写真はいずれも一例です。)
先ずはエレキトップ材から
続いてフィンガーボード
※お願い
お持ち帰り用に紙袋程度はご用意しますが、重量物にはとても耐えきれません。
買う気マンマンでお越しいただける場合には、ぜひ丈夫なバッグ、キャリーケース等を
ご用意いただければ有難いです。
と、いえば東南アジアのウリンやら、アリゾナのデザートウッド(砂漠埋もれ木)が思い浮かびますが、こちらはインドのアイアンウッド。ご多分にもれず重く硬い木ですが、
どす茶黒い木地からは想像できない青くて可憐な花が咲きます。
お客さんからバオバブの木が欲しいとのリクエストがあり、探したところ素材ではなく、木そのものがすでに国内に存在していることを知りました。
山口県宇部市にあるときわミュージアム「世界を旅する植物園」にです。
全く存じ上げていなかったのですが、動物園や遊園地もあり、地元では山口のディズニーランドと呼ばれていると聞きました。
平地でも紅葉が始まり、FW邸の鉢植え木も色づき?始めました。
スモールリーフ ”キューバン” マホガニーです。
枯れて葉が落ちても、来春には芽吹いてくれることを信じたい寒い朝です。
かつてハワイは、サンダルウッド(白檀)の一大産地でした。
カメハメハ王はこの木を西洋の武器と交換し、木は中国やインドで家具や仏具に、そして
香料として消費されました。日本人が移住するはるか前、18世紀の話です。
中国ではハワイを「夏威夷」という当て字で書くこともありますが、本来は「檀島」、
ホノルルは「檀香山」と書くそうです。
これは、最近入手したハワイアン・サンダルウッド(santalum ellipticum)です。
香りは本場インドの老木に比べて弱いと言われますが、やはりあの香りがします。
資源は極端に限られており、木でさえグラム単位で取引します。
ハワイにはこの木を巡るせつない逸話が残っています。
白檀が大金になることに気づいた王族や酋長は、タロイモ栽培など自給自足をしていた
農家の若い衆を使って白檀を探し始めます。白檀ハンティングに時間を取られた彼らは、
家族の食糧さえ満足に収穫することができなくなってしまいました。後世までこんな悪しき習慣を残してはいけないと思った彼らは、山で白檀の幼木を見つけると、すべて引き抜いたそうです。木がなくなれば、百姓に専念できると考えたのでしょう。
加えて、当時の白檀ハンティングは、その在りかを手っ取り早く見つけるために山に火を放ったそうです。香りがする方向に白檀があるからと・・・
そんなことで、ハワイの白檀資源の大半は19世紀前半に消滅していまいましたとさ。
現在、人の手によって植林が進められていますが、白檀のとなりには必ずコアを植えると聞きました。白檀の成分でコアを虫害から守り、白檀はコアが生成する窒素養分を得て生きながらえるのだそうです。まさに共存共栄です。
以上、すべてネット情報の寄せ集めです。
個人的には、ハワイが白檀の産地だったことさえ数年前まで知りませんでした。
どんな木にも、故事来歴・ストーリーがあって、実に興味深いですたい。
自称プリウォー クオリティ限定で調達しました。
送料の方が高いブレース材(ブロック)もご一緒にどうぞ。
ウェブショップへは整理出来次第アップしていきます。少々お待ちを。
サプライヤーさんの売り口上を信じるしかないのですが、
オールドグロウス(太径高齢樹)、シードリング(実生木)、ナチュラルシーズニングの三条件を満たすことを頑なに守っている材をプリウォークオリティとしています。
産地はいわずもがな、アメリカ極北東部産です。
樹齢は目幅や木取り角度から推測ができますが、薄板になってしまうと実生か植林材かどうかまでは私には判別できません。
最近はトレファイド(ロースト)した疑似加速度的加工古材も流行りですが、あくまで昔のままにこだわるスタンスです。
ロクロ挽きの魔術師、河村寿昌さんの木工展(展示即売)が開催されます。
11月22日(水)~28日(火)伊勢丹新宿店5F・ウエストパーク
ぜし、お立ち寄りください。
この方の作品の中で、特に人気があるのは小箱(こばこ)と呼ばれるフタつきの器👆。
木フェチ的には木の断面を、手に取って色々な角度から眺められところがキモです。
今年になってからは海外にも進出、いきなり人気に火が付きました。
こちらは日本×デンマーク外交関係樹立150周年を記念してコペンハーゲンで開催された和の工芸品展の模様です。
昨日、開催された岐阜の銘木市場でFWが欲しかったのはこれ、アレルセです。
(和通称名:チリ杉/英名:パタゴニアンサイプレス)です。
この時代に、よくこんなサイズで残っていたものです。
かつては屋久杉の代替材として使われていたのですが、もはやこちらの方が、よほど希少な存在となっています。(W条約1類記載!)
幅広6丁口のうち、1丁の1/3もあれば充分なのですが、落札された方いらっしゃいましたら適価で譲ってもらえませんでしょうか?(おねだり)
生前のお姿一例
他にも銘木てんこもりで、日没しても競りは続いていたそうです。
関係者の皆様、お疲れ様でした。
ピックガードを木でお作りになるということで、端材を探してみました。
よく考えてみたら、ピックガードはワンピースですので意外と幅が必要です。
結局、端材の類では間に合わずなくセット品をバラすことにしました。
しかし、これを製作加工するのは意外と大変そうです。
エッジ処理とか、穴あけとか・・・ 検討お祈り申し上げます。
海外ほどではありませんが、木軸のペンをお作りになる方が増えています。
知らない樹種のリクエストがあったり、”国内初”的なものをお探しだったりで、
日々、勉強になります。こちらは最近調達したものです。
推定”国内初”に該当するのは、その地域だけに存在するローカルウッドがほとんどです。
中南米やアフリカには、まだまだ一般的に知られていない木がたくさんあります。
気になる木がありましたら、リクエストください。
中国産・金丝楠木(きんしなんぼく)の英通称名。
古くは皇帝の棺桶として、また、宮殿の建築材、家具・調度品、装飾材、工芸品の素材として中国4000年の歴史を支えてきた木です。
その外観的特徴を中華版木材ウィキで調べると
「ゴールデンフィービーは、独自のステップバイステップの影(木は、陰と陽、異なる角度と異なる色に分かれています)と相まって、豊かで多様なテクスチャは、その価値がテクスチャに比例し、美しい線と疎れ、価値 高い 少なくとも35種類のテクスチャは、5つのレベルに大まかに分かれています。
①一般的なレベル:ゴールド糸、布パターンとピークパターン
②中程度のレベル:通常の水の波紋、黒いトラの新しい材料、Jinfengパターンと塗装のピークの形成など。
③品質レベル・絶妙な質感:古い黒い虎の皮、金の虎の皮のパターン、金の糸、金の塊、雲のパターン、水滴のパターン、水疱など。
④テクスチャの必要性:水の波と波のパターンが必要な、風水のパターン、高密度の水滴、晋州パターン、ゴマポイントアルダー、丁Dingnan雲パターンが必要です。
⑤宝物のテクスチャ:ゲンティアン、ドラゴンの鱗、ヒスイのフルハウスパターン、バラのパターン、ブドウのアルダーと美しい景色、鳥や動物のパターンのテクスチャの形成。」
(自動翻訳文そのまま)
杢を表現する語彙の多さに圧倒されます。
瞬時に翻訳してくれるグーグルも凄いですが。
宝物グレードの一例です。(中国サプライヤーさんサイトより)
FWには今のところ入荷予定ありませんが、別注可です。
ご興味ありましたらお問い合わせください。
強烈シュリンクのハワイアンコア、ギターサイズで一枚だけ入荷しました。
現状で1インチ厚、2枚に挽割り贅沢ファット仕様か、4枚で薄目ドロップトップか、
悩ましいところですが、数日考えます。
気になる方、お問い合わせ下さい。
気になるニュースを見てしまいました。
世界的に知られた鍵盤打楽器メーカーの斉藤楽器製作所さんの事業停止です。
信用調査会社曰く、主たる鍵盤素材であるローズウッドの輸出入規制が今回の事態の発端になったようにレポートされています。
素材規制より楽器業界全体が抱える問題(演奏人口減少とか)の方が根深いように思いますがどうなんでしょうか。
マリンバ高級器にはホンジュラスローズウッド、中級から普及器にはパドゥクやカリンなど、やはり堅重い木が使われています。
調達された材料のうち、実際に楽器に使われるのは30%とのこと。知り合いがお持ちのそれも、柾目で緻密な目幅を持つ最高グレードの材が使われていました。
70%の行方が気になるFWです。
こちらでも、Saitoブランドのマリンバが使われています。
この手の材、CITES規制の中、いつまでご提供できるかわからなくなってきました。
売切れてしまうと、次の入荷見込みがない材がほとんどなので弱っています。
売り惜しみするつもりはありません。
お求めはこちらでどうぞ。
ハイグレードなコアをボディに使っても、ネックは汎用材じゃ見た目イケませんよね。
オール大好きな方向けのカーリーコア・ブロック材あり〼。
コンサートスケールならワンピースネック4本分はとれそうな感じです。
一塊しかありません。お求めはこちらでどうぞ。
自宅からチャリ10分で到着します、東京大学大学院 田無演習林。
面積は約9.1ha、武蔵野段丘上に位置し、海抜高約60m、地形は平たんです。
平日なら9時~16時半、自由に見学することができます。
アカマツやコナラ、ケヤキなど武蔵野定番材だけでなくメタセコイア、外国産マツなど木フェチになじみ深い木も見ることができます。
林と農場。
住所は西東京市緑町です。
FW農園のトーンウッド幼木もこちらでお世話になりたいところです。
カリブ松が育つならキューバンマホガニーやココボロローズも可能ではないかと。
今年の冬を無事に越したら相談してみます。
と、呼ばれる木はいくつかありますが、
これは南米産の美杢材、木取り角度によっては、杢が拡がり全く違う表情を見せます。見え方によっては、レオパードウッドなんて呼ばれることもあります。
※上方のオバちゃん連中は、このような小紋ではなく、胸(腹)や背に顔面柄を好む傾向にあるといわれている。
杢のバランスからいうと、追柾目から板目にかけて出るプラタナス様の斑紋が、最もレースウッドらしいでしょうか。
オーストラリアのシルキーオーク(非オーク)やビーフウッド(非肉)、ハワイのマカダミアナッツやなどにも同様の紋が見られます。
明日の首都圏は厳戒態勢必至です。
ご来店は公共交通をご利用ください。
と、いえばブビンガの代表的な杢ですが、ブラジリアンでも見ることができます。
この材で製作オーダーすれば数千ドルチャージアップクラスのプレミアム材です。
わずかですが、ギターB&Sセット新着しております。
こちらでお求めください。
動植物とわず、固有種が多数存在するアフリカ南東部・マダガスカル島。
島の森林地帯からは、ローズウッドも多種産出されます(した)。
主に楽器業界で消費されるD.Baronii、D.Maritima、ほかにも、D.greveana、D.madagascariensis、D.monticolaなどのDalbergia属が存在します。
ブラジリアンローズをマダガスカルで植林したものがマダガスカルローズだ!なんていうセールストークを放つ楽器屋さんもかつては存在しました。
こちらは、その中のD.greveana、「マダガスカル・パリサンダー」です。
このサイズ(800×90×65mm)で@実測5kg、単純計算ですが比重1を超えています。冬の寒い日に足の小指をぶつけるとかなり切ない堅さです。
幅600mm超の両耳付きの広幅君もあります。
詳しくはお問い合わせを。
つまり、杢の強いインドローズです。
このカスタムオーダーベースにはそのワンピース材がおしげもなく投入されています。
もちろんネックもローズウッド、つまりオールローズベースですね。
デジマート用のアレもこの後始まります。しくよろ頼んます。
YGKさんのお仕事でした。
ところで、イーストインディアンローズと呼ぶのはインドの東方産という意味ではなく、
西インド(アメリカ大陸とその周辺)に対しての東インド(=インドそのもの)だそうで、歴史に出てきた東インド会社と同義のようです。
ちなみにノースインディアン・ロースウッド(Dalbergia sissoo)はインド北部、ヒマラヤ山脈のふもとから産出されるので地名由来のようです。家具、合板、床材、燃料などに使われますが、残念ながらローズとしての質はイースト種の比較対象ではありません。
BRWに宿ったアバロン(鮑)。戦艦ドレッドノートの船底にパッチしました。
しわしわの感じが・・・FWがアワビと言ったらアワビです。
レモンを搾ると
今なら2セット連番可です。
現物はウェアハウスでどうぞ。
過日実行した実家大整理のおかげで、懐かしい記憶が色々とよみがえってきました。
なかでも、70年代後半から80年代頃にかけて、ギターライターとして大活躍されていた斎藤節雄さんのことが急に気になり、インターネットのヤホーで調べたらずいぶん前に他界されていたことを知りました。
晩年の動向については、まったく分かりませんでしたが、知り合いの現役編集者曰く、早めに業界を離れられたのではないかという推測でした。
この雑誌というか、この出版社のロック系ギターに関するほとんどのコンテンツ(こんな言葉はもちろん最近)に関与されていたのではないかと思います。
来日アーティストのインタビューから奏法解説、ギア紹介、そして当時、ギターを弾く若者が最もお世話になったのは、同氏採譜によるタブ譜でした。
ネット上には、同氏の功績に感謝する昭和世代の声がたくさんあがっていることからも、当時の影響力の凄さがわかるかと思います。
今さらですが、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
個人的には誌上でも結構お見かけしたオリジナル59LP(当時200万くらいで入手したと記されていたような)のその後が気になります。。。
ツヤ・バールと呼びます。
お客様からご指名をいただき、数年ぶりに取り寄せてみました。
北アフリカ・モロッコのアトラス山脈のみで生育するcedarの仲間です。
爽やかな杉香とともに、細かいバール粒が目を引きます。
何かに似ていると思ったら、
この後、カリブ海産の聞いたこともないようなローカルウッドが続々と来日します。
現地名と学名しかわかりませんが、いずれも陽気なエキゾチックウッドです。
FWガキの頃、ヤングギター誌の広告に涎を垂らしていた楽器屋さんからリクエストがあり、ダメもとでトライしてみました。
お題はホリーウッド、ヴィンテージLPタイプのヘッドストックベニア材です。
ヘッドエッジの塗装が剥げ、露出する白い部分がこの木です。
通常は突板(木をぶよぶよに蒸した後、鋭い刃物で突き剥く)が用いられますが、今回はあえて、割板です。
鋸刃をビンビンに研いでもらい、そっと皮を剥ぐように板を押し当てていきます。
緻密な質感の木ですので、慌てなければ比較的安定して製材できます。
仕上がりは1.0~1.4mm前後、これ以上の製材精度を求めるのは無理なようです。
ちなみに1mmの板をとるのに、約1.5mmが切り粉になります。(笑、いや泣)
結論、多少質感がしょぼくても突板を貼った方がはるかにリーズナブルにできそうです。
せっかくなので枚数限定販売中!
そろそろ食べごろになってきました、西インド諸島産のキューバンマホガニー。
時間とともに、木肌が赤身を帯びてくるのでマホガニー色?への着色は不要です。
近年材ゆえ、純血スモールリーフ種とは言い切れませんが、本家のDNAを強く継承している面構えです。
ドレッドノートB&S用で限定15セットのみ、ウェアハウスで販売中です。
詳しくはお問い合わせを。
丸太で輸入されていた時代ならではの遺物で、根に近い部分をたっぷり含んでいます。
木端だけでなく、全体的に杢っ気の強い盤です。
そもそも70mmの厚みがあるうえ、比重も高く、大変タフな作業になりました。
ごく一部ですが、解体後はこんな感じです。
全部で大中小15ピースほど取れました。(近日アップ予定)
外人さんにロッカーと呼ばれたウェアハウスで保管しております。
配送料高騰の折、お求めの際は、ぜひ自動車でお越しください。
カーリーコア・ランバーの在庫を、ひととり整理・陳列しましたので、それを記念?して
価格を全般的に少し見直しました。値上げではなく値下げなのでご安心を。
ハワイアンコアにかぎらず、良材の相場は軒並み上昇しています。
上昇しても買えれば良いのですが、タマ自体が見当たらない場合も出てきました。
木フェチさんが探しているモノは、皆同じ傾向のものです。
見かけた時が買い時、どうかお見逃しなく。(朝から煽り商法)
人気集中のバール材、バックアイ。
藍白ベースの素地にマルチカラーインクを高圧注入し、より立体的に杢を引き立たせています。と、同時にスタビライズ加工していますので直ぐに使えます。
それぞれ僅かですが、ペンブランク売り場に並べておきます。
お早めにポチっとな。
日本各地から楽器、エフェクター製作家、関連メーカー、そして木一点FINEWOODが集う展覧会です。参加者は、皆さん仲間でありながらライバル同士でもあるので、時々火花で木を焦がしてくれます。(バーニング専門のテクニシャンも参戦されます)
FWブースでは、この日のために特別に調達した材だけでなく、特価処分見切り赤字投げ売りコーナーも大展開予定。詳細は直前になりますが、こちらで紹介しますね。
11月最終週は、ぜひ菊川へお越しください。お待ちしております。
以前紹介した木製万年カレンダーのプロト現物(コアベース)が手元に届きました。
実際に手にすると、写真より数段いいネです。
サイズはあの「オールウェイズカレンダー」とほぼ同じです。
価格、何とか4ケタに収まりませんでしょうか、Oさん。それはコアの価格次第って?
トーンウッドの世界では特に重要なキーワードです。通称わんピー!
何でもかんでもワンピースならいいってもんじゃないと思いますが、見た目の落ち着きは、接着面のないワンピースに分があります。
そんな折、貴重なご指摘をいただきました。販売中のマホ角材が2ピースに見えると。
木口にある垂直ないし水平のラインが精度の高い?接着面に見えます。
実は、これは切断時のソウマーク(丸鋸刃痕)なのです。
厚みのある材をカットするときに両側から刃を入れることにより、このような状態になります。刃の方向性による光沢差から色も違って見えますので、木目が繋がった2ピースに見えてもまったく不思議ではありません。
気が利くショップなら綺麗に磨いてから売るのでしょうが、あいにくそこはFWの仕事で
誠にあいすみません。
早速、商品名と説明に「1P」ないし「ワンピース」と追記しました。
今あるマホ1P角材はすべて、約20年前に輸入されたものを、国内で柾目に製材したものです。これから入手しずらい品質、価格であることは間違いありません。
どうか早めにこうてんか。(毎日くどい)
FWが扱っている木の中でも、一二を争うレア材、しかもバールです。
フロリダから中米、カリブ海周辺の海沿い砂地に生育し、成長してもたかだか高さ数m、直径10数cmの灌木らしいです。
そんな木のどこにこんなバールがくっ付いていたのか見たかったですね。
cedarと名はついていますが、いわゆる杉とは全く関係ありません。
バールも緻密で堅い質感を持っています。
難点は、知らずに入手したら、さっぱり何の木か分からないことでしょうか。
ええ仕事しますんで、どなたかこうてんか。
小さいサイズですが、ちょいとよさげなカーリーコア入荷中です。
コアは高い!と言われることも多いですが、それなりのグレードを調達するにはそれ以外のグレード(素杢やら板目やら生材やら)も、たっぷり買わなければなりません。
気に入ったものだけを、直ぐ買うにはこちらが便利です。
お早めにポチっとな。
南半球で獲れるシラスのような小魚をこう呼びます。
今が旬でニュージーランドやタスマニアの河口付近は大賑わいだそうです。
こちらは、FWのロング&少量セラーの「タスマニアン・ヒューオンパイン」
今まではシラスフィギャードとか肉割れ杢と呼んでいましたが、
これからはホワイトベイトで統一します。
アコースティック楽器のサウンドボードやクラフト製作におすすめです。薄板、ランバー各種あります。詳しくはお問い合わせください。
あっ、交渉の甲斐なく、本日から宅急便送料大幅値上がりました。
オークションなどで送料高っ、と思われるかもしれませんが、黒猫の仕業ですので
何卒ご容赦ください。
まるでお芝居のようなタイトルがついたギターライブあります。
10月15日(日)15:00オープン 於カトリック世田谷教会(下北沢駅すぐ)
チューリップウッドギターの使い手、角圭司さんも不良少年?として参戦!
お問い合わせ、ご予約はこちらへ。
秋の夜長は楽器製作にかぎります。
FW大好物の3種が揃って入荷しました。
順次、ウェブショップに並べます。
お急ぎの方は、ウェアハウスでもご覧いただけます。
当日アポも歓迎です。
間違って当日配達を選択したら、本当にその日の夜に持ってきてくれました。
3日経ちますが、まだ箱を開けていません。嫌がらせみたいであいすみません。
こちらのアマゾンは翌日以降でお願いします。本物ローズウッドです。